台湾における3月22日の第12任総統副総統選挙から、早1週間。
選挙運動期間が1ヶ月もあることから最初は、異様に静かな選挙戦と言われていましたが、228事件の2月28日からしだいに盛り上がり、民進党の3月16日「挺台湾・救民主」と題する決起行動でヒートアップ。
台湾の政治専門家の間でも、ひょっとすると僅差で民進党が勝つのではと予測する人もいました。
しかし結果は、
馬英九&蕭萬長の得票数 765万8724票。得票率58.45%
謝長廷&蘇貞昌の得票数 544万5239票。得票率41.55%
圧倒的な差で、国民党が大勝でした。
投票日前日の3月21日夜、民進党、国民党の両党は最後の集会を各地で開催していました。
台北市での国民党集会。大型バスが何台も到着し、そこから旗を先頭に開場に集まる人たち。上の写真のように、おじさん、おばさんが多かった。ちょっとした遠足気分で、はしゃぎまわっている人が目立ちました。
こういうのを、動員というんですね。金欠病になったとか言われていたけど、やっぱ、国民党はまだまだしっかり財産あるみたいです。
一方、民進党。こちらは個人個人で地下鉄に乗ってという感じの人が多かった。それに若い人の姿が目立った。それから、ごく普通の人、富裕層というより平均的な所得者という感じの人が目立ちました。
やはり両党の支持層の違いが明確に出ていました。
それからスローガンがぜんぜん違いました。記憶に残っているのは民進党。
「台湾民主国建国」とか「台湾魂」という文字が、けっこう訴求力がありました。
でもうらやましいと思ったのは、皆がそれぞれはきりと自分の支持政党を鮮明にし、投票行動に出ていること。
国のトップを国民が選べないのはあいかわらず、北朝鮮、中国、日本という3つの強権独裁国家だけですね。
選挙運動期間が1ヶ月もあることから最初は、異様に静かな選挙戦と言われていましたが、228事件の2月28日からしだいに盛り上がり、民進党の3月16日「挺台湾・救民主」と題する決起行動でヒートアップ。
台湾の政治専門家の間でも、ひょっとすると僅差で民進党が勝つのではと予測する人もいました。
しかし結果は、
馬英九&蕭萬長の得票数 765万8724票。得票率58.45%
謝長廷&蘇貞昌の得票数 544万5239票。得票率41.55%
圧倒的な差で、国民党が大勝でした。
投票日前日の3月21日夜、民進党、国民党の両党は最後の集会を各地で開催していました。
台北市での国民党集会。大型バスが何台も到着し、そこから旗を先頭に開場に集まる人たち。上の写真のように、おじさん、おばさんが多かった。ちょっとした遠足気分で、はしゃぎまわっている人が目立ちました。
こういうのを、動員というんですね。金欠病になったとか言われていたけど、やっぱ、国民党はまだまだしっかり財産あるみたいです。
一方、民進党。こちらは個人個人で地下鉄に乗ってという感じの人が多かった。それに若い人の姿が目立った。それから、ごく普通の人、富裕層というより平均的な所得者という感じの人が目立ちました。
やはり両党の支持層の違いが明確に出ていました。
それからスローガンがぜんぜん違いました。記憶に残っているのは民進党。
「台湾民主国建国」とか「台湾魂」という文字が、けっこう訴求力がありました。
でもうらやましいと思ったのは、皆がそれぞれはきりと自分の支持政党を鮮明にし、投票行動に出ていること。
国のトップを国民が選べないのはあいかわらず、北朝鮮、中国、日本という3つの強権独裁国家だけですね。