別 胡 説 八 道!

    真 是 豈 有 此 理!

ウイグル - 怒りの強さが抗議活動に結びついたのだと思います。、

2009-07-08 22:19:13 | 中国
日本のマスコミは無神経に「暴動」という言葉を使っていますが、中国の新疆ウイグル自治区のウルムチで起きたのは「暴動」でしょうか?

中国政府への抗議活動が世界各地で起き、日本国内でもウイグル人による意思表示がなされています。

今日のテレビのニュースでは、東京にある中国大使館前でのウイグル人らによる抗議の様子が映し出されていました。

抗議の声の大きさに彼らの怒りがにじみ出ていましたが、心打たれたのは彼らの強い意志や固い決意でした。

ウイグルは日本からはるか遠くの地と思われがちですが、実は少なからずのウイグル人が日本で生活しています。

その在日ウイグル人も、中国共産党支持派と独立志向派に分かれています。とりわけ、独立志向派はふる里に残る親、家族などへの影響を考慮し、日本でも本名、顔などをマスコミには出さず、黙々と活動を続けています。

自分は民主化運動の活動家だと、言葉巧みに日本のマスコミに触れ回り、一部のマスコミ人といわれる人物らと結託し、中国で何か問題があるたびに登場して金儲けに専念する人物とは大違いです。

これまで顔を出し、本名で、ウイグルの実情を日本で伝えてきたのは一人だけでした。彼は、そのことで避けることができない悪影響を覚悟しての行動でした。

それが今回の抗議活動では、複数のウイグル人になっていました。怒りの強さ、抗議の強さが、そうさせたと思います。

日本人にも、付和雷同や魂胆ではなく、長年にわたってウイグルの実情に疑問を感じ、ウイグル人の意思表示に賛意を表す人が少なからずいます。

願わくば、今回のウイグル人の抗議が、自分の名、団体の名を広めるために近寄ってくるモノたちに利用されることがないことを願ってやみません。

そして、ウイグルで今まで起きてきたことに対する実情が、より一人でも多くの人に伝わるようになれば、広範な支持へと結びつくと思うのですが。