別 胡 説 八 道!

    真 是 豈 有 此 理!

あんたこそ、変に思われてるんだよ

2006-09-23 23:51:06 | Weblog
 <学生が社会人になって国歌も歌えない、国旗に敬意も払わない。外国に行ったら変に思われちゃいますね>

 毎日新聞によれば、小泉がこう言って国旗、国歌について東京都側の控訴方針に支持を示唆したという。

 久々に「別胡説八道」と叫びたい。

 ちんけなミーハー主義丸出しで、社会人がよその国に行ってプレスリーの道化を演じる方がよっぽど恥ずかしい。<変に思われちゃいますね>どころではない。

 <法律以前の礼節の問題に対して、教師がはっきりした態度を示さない方が問題だ>とも小泉は言っているが、それはそのまま小泉に返される言葉。

 貧弱な体を揺らすように真似たプレスリーのしぐさの腰降り、あれが歴史的に何を意味しているのか。それを教えてやるスタッフが周りにいないから、恥ずかしさのかけらもなく、あんなことをメディアの前で堂々とできたわけで、結局、外国に行ってバカにされるだけバカにされた男として記憶に残ってしまっている。

 でも、<変に思われちゃいますね>と、堂々と今も言えることのほうがよっぽど恥!

川嶋勝重とクリスチャン・ミハレス、見ごたえのある試合だった

2006-09-19 05:31:36 | Weblog
 昨日行われたボクシングWBC世界スーパーフライ級暫定王座決定戦、前王者の川嶋勝重とクリスチャン・ミハレス。 川嶋が負けたのは残念だが、見ごたえのある試合だった。

 川嶋とミハレス両者のパンチの早さ、打ち合い、リズミカルな足の動き。毎ラウンド3分間、まばたきもできないほどの試合で、ボクシングをじっくり堪能できた。

 二人の調印式の表情、態度も良かった。

 やはり、つくづく思うのは、強者あるいは本物のボクシング選手は、メンチ切りしたり、暴言はいたり、横柄な態度をとるものではないとういうこと。

 調印式での写真撮影に応じる川嶋勝重とクリスチャン・ミハレスのにこやかな表情が印象的だった。

 二人にかえってあの余裕の表情が出ていたからこそ、試合前の内に秘める緊張感を実感させた。

 それにしても、亀田興毅の腑抜けボクシングを思い出すにつれ、弱い奴ほどその弱さと反比例する強がりを見せつけるのだと痛感させた。
 
 亀田には強さをボクシングで発揮できるテクも力量、精神力もまだまだないため、表情や言葉で脅しをかけることしかできない。
 
 本当は亀田自身がそのことを一番よく知っていて、自分の悲しさ、哀れさをかみしめているんだろうな。

「検閲なら、いやな気分だ」と、中国人の友人は言った。

2006-09-12 03:19:24 | 中国
南京に住む中国人の友人とパソコンを通じて話をしていて、そうだ、久々にテスト時期だと思い、彼にいくつかのURLを送信した。

 いつものことで、日本ではまったく問題なくアクセスできるホームページに、中国からも同じようにアクセスできるかという、思いつきの不定期な実験。例えば、中国に都合の悪いニュースがのるアメリカのサイト、あるいは台湾のニュースサイトなど、その時々で注目するサイトへのアクセス実験だ。

 ところが、今回の彼は、すぐさま「ダメだ」と拒否した。こんなことは今までになかった。過去、何回か実験して、なんら問題なくアクセスできたこともあったし、逆に何度試みてもつながらないサイトもあった。

 そのたびに、中国政府はいろいろと規制をかけているんだと、互いに把握してきた。それだけに、今回の彼のきっぱりとした拒否の態度には、ちょっと驚いた。しかし理由を聞いて、納得。

 先日、国外に住む友人から彼のもとに、中国の政治に関するニュースが添付ファイルとしてメールで送られてきた。日本でもアメリカでも公開されたニュースだ。ただし、中国政府にとっては、きつい内容のものだった。

 で、いつものように、添付ファイルをダブルクリックしたところ、あけられない。と、突然、パソコンが強制終了状態に。しかたがない、もう一度と思い、パソコンのスイッチを入れ、再び同じことをしたら、またまた同じ状態に。

 どうなっているだと思い、その友人に連絡し、別の人から、同じ内容のものを同じようにメールで送ってもらった。

 で、ここで、なんだか様子がおかしいと、彼は察知したという。なぜなら、またまた添付ファイルをあけようとしたら、あけられない。そして、パソコンが強制終了状態。

 でも、彼はあきらめなかった。3日ほどあけて、後日、もう一度、同じように実験した。この間、添付ファイル付きのメールが中国国内や日本などからも送られてきたが、問題なくあけられた。内容はどれも仕事に関することばかりだった。

 しかし例の添付ファイルだけは、あけられない、やはり同じように強制終了状態となる。

 なぜだといろいろ考えているうちに、彼の友人で北京の放送局に勤める記者から連絡が入った。その記者はメールに対する検閲が非常に厳しい状態にあると、告げた。数日間、経験したパソコンの症状を説明すると、気をつけた方がいいと忠告した。

 中国人の友人はパソコンに詳しいわけではない。だから、添付ファイルの内容によって、あけられなくすることができる技術があるのかどうかは、まったくわからない。

 そんなことができるわけがないと考える一方で、今や検閲こそ命とする政府だけに、ひょっとしたらすごい技術を使って規制をかけているかもしれないとも思うという。

 最近、中国ではある特定の単語に反応してメールなどに規制をかけているというようなニュースがあった。そのことかもしれないし、違うかもしれない。確かめようもない。

「検閲なら、いやな気分だ」と、中国人の友人は言った。「なされるがままで、こちらには対抗手段がなにもないから」

安倍クン、本性がにじみ出てきました

2006-09-05 08:13:09 | 選挙
 小泉の陰に隠れて、メディアを通してはなかなか本性が伝わりにくかった安倍クン。だが、次期総理確定段階に入り、その本性が直ににじみ出てきました。

 靖国参拝は、「あえて宣言する必要はない」と宣言。

 彼の本性をばっちり露呈させています。

 一国の首相になろうとする者、しかも「日本のために戦って亡くなった方々に尊崇の念を表する気持ちをこれからも持ち続けていくべきだ」と明言しながら、靖国参拝は「あえて宣言する必要はない」と。

 これは、日本人、日本国民に対しても?

 自分の信念としながら、「あえて宣言する必要はない」という姿勢からは、軟弱、あるいは、ふぬけな姿がばっちりとうかがえます。

 こういう人ほど、他人には号令をかけ、自分は常に安全な場所で高みの見物という場合が多い。

 イケイケドンドンの号令を頻繁に発し、いざというときには真っ先に逃げた人たちがおおぜいいました。
 
 日本史を振り返ったときに得られた事実です。