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別 胡 説 八 道!

    真 是 豈 有 此 理!

俺が一番、お山の大将? それにしても気が小せぃこと

2007-04-07 04:32:09 | 選挙
 「うるさい、黙ってろ!」

 人は窮地に追い込まれたり、不意をつかれると、本性をあらわすというのは本当のようだ。

 黙ってろと一喝したのは、石原慎太郎。下北沢の駅前での街頭演説の最中のヤジに対する一言だという。

 そうえいば、テレビのニュースで報道してたのは、外国人からのヤジに、なんで外国人が日本であんな大きな顔してるんだというようなことも、彼はのたまわっていた。ヒクヒクさせて。

 なにがあっても俺が一番、お山の大将でなければ気がすまない。常に上から人を見下ろすことしかできない、殿の本性を露呈させてしまったというわけか。

 「てっぺん野郎―本人も知らなかった石原慎太郎」
 
 いまさらながらに、この書名はドンぴしゃだと思わせる。

 それにしても、言葉の荒さ、強さが、気の弱さの証明だこと。

「安倍晋三首相のために全身全霊で頑張りたい」だと

2006-11-30 10:33:47 | 選挙
 産経新聞によると、自民党への復党が認められた郵政造反組の一人、今村雅弘氏は国会内で記者会見し、こんな発言をしたという。

 「自民党議員として新しい命を吹き込んでくれた命の恩人、安倍晋三首相のために全身全霊で頑張りたい」

 なんじゃ、これ。結局、自分の、この場合でいうと「命」が大切ということか。

 それでもって、「安倍晋三首相のために全身全霊で頑張りたい」だと。

 これじゃ、親分・子分の関係そのもの。一宿一飯の恩義は一生、忘れませんぜ、という構図か。

 自分の信念がないのかね、とはいまさら聞くまい。

 みんな、こんな調子で虚勢され、よい子になっていくんでしょう。

 自分の視界に入るものは、安倍チャン、自民党、そして議席だけ。

 有権者、国民への説明責任はまったく感じられません。これが真相なんでしょうね。今回のドタバタ劇の。
 
 こっちの発言の方が、よほど共感を得られる。国民新党の亀井静香代表代行の、自民党への復党を要請した議員についての発言だ。

 「入っていく方も入っていく方だ」

安倍クン、本性がにじみ出てきました

2006-09-05 08:13:09 | 選挙
 小泉の陰に隠れて、メディアを通してはなかなか本性が伝わりにくかった安倍クン。だが、次期総理確定段階に入り、その本性が直ににじみ出てきました。

 靖国参拝は、「あえて宣言する必要はない」と宣言。

 彼の本性をばっちり露呈させています。

 一国の首相になろうとする者、しかも「日本のために戦って亡くなった方々に尊崇の念を表する気持ちをこれからも持ち続けていくべきだ」と明言しながら、靖国参拝は「あえて宣言する必要はない」と。

 これは、日本人、日本国民に対しても?

 自分の信念としながら、「あえて宣言する必要はない」という姿勢からは、軟弱、あるいは、ふぬけな姿がばっちりとうかがえます。

 こういう人ほど、他人には号令をかけ、自分は常に安全な場所で高みの見物という場合が多い。

 イケイケドンドンの号令を頻繁に発し、いざというときには真っ先に逃げた人たちがおおぜいいました。
 
 日本史を振り返ったときに得られた事実です。

安倍君、長州出身? そんな感覚で生息しているの?

2006-08-13 03:05:45 | 選挙
 「この長州は7人の総理大臣を生み、日本のかじ取りを担ってきた」
 「私も伝統ある長州出身の政治家として、命がけで頑張っていく決意だ」

 国民に拒否権も選択権もまったくないことを良しとして、自民党内だけの好き勝手な権力闘争の結果、次期首相に決まりだとされる安倍官房長官。その人物による発言だ。

 薩長連合の一翼を担った長州藩の出、そして維新の忠勤藩の出であることを、誇りにでもしているのか。しかし、公表されている彼の本籍地は現在の長門市だが、生まれは東京。

 つまり、何もしてきてない。だからなのか、父離れできなていないことを強調するように、何かと親父のことを言い出すのは。

 そもそも廃藩置県が行われたのは1871年。135年も前のこと。断髪脱刀勝手令が出され、ちよんまげを切り落とす男が多くなった時代。 そんな明治の時代感覚のままで、彼は生息しているのか。時代錯誤もはなはだしい。

 その一方で、こんなアピールしている。

 「私たち戦後世代が責任を担っていく決意を示さないといけない」とも安倍は発言する。

 戦後世代が遠い昔となった出身地の藩名など、今の時代、持ち出しはしない。口にしても、せいぜいが酒の席くらいで、それもバカにされるのがおち。

 まさか、アナクロニズムを一種のステータス・シンボルだと勘違いしているのでは。それとも二枚舌を、何ら恥じることがない厚顔なのか。

 いずれにしろ、こんな人物と、これから数年間ともに付き合わされることになるとは、不幸そのものだ。

自民党総裁選=結局は日本の首相選びは、あのボクシングより醜い!

2006-08-11 23:03:55 | 選挙
 自民党総裁選は、すでに安倍晋三で決まりだと。

 政策も発表していない。選挙も行っていない。なのに、安倍クンとは。

 亀田クンはとりあえず試合したぞ。筋書きがあったにしても。

 自民党総裁選=結局は日本の首相選びは、あのボクシングより醜い!

 

武部、小沢が衆院千葉補選で見せた、別世界の価値観

2006-04-22 04:57:04 | 選挙
 衆院千葉7区補選に自民党の武部勤、民主党の小沢一郎が入り追い込んだ。武部は出勤時を狙っての朝立ちと電車に乗っての移動。小沢はママチャリでの遊説。2人とも、実にみっともない光景を繰り広げた。

 武部は慌ただしく駅に駆け込む通勤客に、握手作戦に挑んだものの、ほとんど無視されて照れ笑い。清らかな朝に、あんな手と誰が触れたがるというんでしょうか。

 小沢は、飲酒運転かと思わせるママチャリふらつき運転。それをマスコミが囲い込むように取材。背広がバタバタと息せき切って集団で走り、選挙は熱狂だとか。

 これって、裁判所前に並んだ傍聴希望者の長い列を映して、「国民の関心は高い」と叫ぶリポートそっくり。長い列を作っているのは、傍聴券入手のためにマスコミ各社が雇ったアルバイトだというのに。仕事休んでまでして裁判傍聴に行く奴がどれだけいるんだっちゅうの。

 ごく普通の人が裁判所に行くのは、民事で被告にされてしまったときくらい。しかも弁護士さえ雇えないみじめな被告に陥れられると、裁判長に嫌みを言われてはらわた煮えくりかえるといった実情、マスコミは知らないでしょうね。

 で、笑わせるのが、久々だよという武部、小沢ともに共通するコメント。

 武部は電車に乗るのは実に久しぶりだと、満面の笑み。中吊り広告を指さして、疑惑がどうのこうのと書かれたんだろうねという始末。通勤地獄の時間帯、あんたは車の後部座席にドカーンという毎日だもん。武部が乗った時間帯は立ち客が適当にいても、家畜小屋同然のギュウギュウ詰めとは無縁の時間帯だった。

 小沢も同様に、前回はいつ自転車に乗ったのかと聞かれて、いつごろだろうね、ずいぶん前で、ふらついちゃったよ、と不自然な笑みの持続。ハンドルは常に小刻みにふるえていたよ。普段の生活ぶりが見事に浮上。

 朝立ち、電車、自転車、これで庶民性をアピールしていると思い込んでいるんだろうけど、これが選挙戦? 彼らがいう庶民へのアピール?

 よりはっきり、くっきりしたのは、彼らが、そして政治家が別の世界に住んで、別の暮らしをして、別の価値観を持っているということだけ。くだらない芝居など誰が見るというんでしょうか。

報道ステーションの古舘伊知郎氏、力みすぎ、しゃべり過ぎだよ

2006-04-06 22:49:16 | 選挙
 小沢一郎、菅直人の両議員を番組に出演させて古舘氏、異常に興奮しているんだろうが、彼らに詰問調で詰め寄ったあげく、1人演説が続きすぎ。

 キャスターを自称するなら、彼らの真意を引っ張り出すという役目があるのに、あんたが演説ぶって、2人の話の途中でさえ口をはさみこみ、持論を展開し始める厚顔さ。

 その結果、重要なこと、つまり彼ら2人の表明がほとんどつぶされている。

 政治家、権力者が相手であれば、とにかく批判する。そうすれば世の中から喝采を浴びるというスタンスがにじみ出ている。

 しかも、相変わらず、しゃべりは「ずっとー」「本当に」「きっと」「必ず」「じっくり」といった言葉を演劇チックに、つばとばすように力を一気に込めて話して非常に聞きづらい上に、話す内容は正義論の範疇を超すことはなく、鋭さはまったくなし。

 付け焼き刃だということが、見え見え! 自分の立場を明確にわきまえてほしいね。

民主党の前原代表、議員辞職ではなく、党代表辞任ですか

2006-03-31 16:27:23 | 選挙
 民主党の前原代表が自ら決断したのは、党代表の辞任ですか。

 すねて居座り続けてきた永田氏と同じように、議員辞職じゃないんですか? またまた自分に甘い決断をしましたね。

 記者の質問におうむ返しの 「お楽しみ」を連発し、何もないのに何かありそうな思わせぶりを見せ、記者の背後にいる国民を愚弄した責任は辞任などではとうていすまされないと思います。

 2大政党を標榜し、自らが一方の党代表であろうとしたにもかかわらず、あの幼稚な政治活動。自身の幼稚なお坊ちゃま行為で自民党を生き返らせてしまった責任を痛感しているのであれば、選択肢は辞任ではありません。

 もちろん、あなたのことですから、責任を痛感するはずがありません。だから、党代表辞任という決断をくだしたんでしょうが。

 でも、もうたくさんです。

 塾に行って政治家になり、党代表というトップにまで上り詰めたんですから、これまで培養してきた自分の権力欲にはもう満足してください。

 いさぎよく議員辞職して、故郷で静かに余生を送ってほしいのですが。

 そのほうが、歴史に名前を残せるかもしれませんよ。でも、別の意味で、国民の間に名前が残ることは決まりですけど。

組織選挙、まっぴらごめん!

2005-08-31 01:00:01 | 選挙
 「お茶をもらって、便所を借りよ」

 自民党衆議院議員の秘書となった大学時代の同級生が、先輩秘書から仕込まれた選挙時の鉄則です。支持者とおぼしき有権者から自宅に招き入れられ、お茶を出してもらい、便所に行きたくなるほど長居する。つまり、じっくり話し込む。

 でも、実は相手を丸め込んで、オヤジと呼ぶ候補者への投票を確約させる。これができて、ようやく一人前の秘書へ道のりが始まるというわけです。
 
 自民党をぶち壊す、改革だと叫んでも、今なおやっていることは、相変わらずのドブ板選挙そのものですね。一人、興奮して、すでにアッチに行ってる感じ。
 
 そういえば、選挙近しといわれたかつて正月2日に、突然、現職議員が家に電話してきて、「おい、今から行くぞ」と言って自宅に押しかけ、父親に一方的になんだかんだと熱っぽく語っていったことがありました。

 その間、秘書兼運転手はエンジンを止めた車の中で、寒さをじっとがまん。見るに見かねて家に上がるよう誘っても、絶対に応じませんでした。秘書も、何を考え、議員に仕えているんでしょう。やはり運命共同体として、甘い汁をお裾分けしてもらっているから、辞められないんでしょうか?

 代議士秘書となった同級生も、20代からけっこう羽振りのいい生活していたな。ついでに権力を傘に、怪しげなことにも数々、手をそめ、ついにある日、夜逃げしましたけど。

 ちなみに、我が家に上がり込んだ議員は帰りぎわ、私にも声をかけ、「一票、入れてね」。もちろん、そいつの名前は書きませんでした。

 アメリカ大好き、おまけにナショナリズムむき出し。郵政民営化を踏み絵とする意地汚い選別。イエスかノーの二元論的議論を一方的に押しつけ、そのくせ相手から突っ込まれれば、「人生いろいろ」と逃げまどう。そんな輩がこれから出来ることといえば、独裁政治でしょうか。もし、そうなら、おー、怖です。

 それにしても、不思議でならないのが、組織選挙。記名投票でもあるまし、最後は閉じられた空間で、たった一人、誰にも盗み見られずに自分が選んだ候補者を記名できるというのに、この時点においても企業や組織に忠誠や義理を果たす不可思議です。
 
 投票日間近になると、けっこう電話がかかってきます。もちろん、決まってます、投票をお願いという内容です。いずれの返事も、「ハイ、ハイ」です。でも、魂は売りません。金をくれないから? そうかもね、だってご主人は奴隷に金なんか払わないでしょう。でも、それ以前に、私は奴隷じゃないですから。

 ここらで、奴隷根性からそろそろ脱却すべきでは。

「尊敬」が泣いている

2005-08-24 23:55:46 | 選挙
 政治家が発する言葉は、なぜこんなにも重みがないのか。
 
 自民党が衆院選岐阜1区に、野田聖子氏への対立候補として送り込んだ佐藤ゆかり氏の発言。
 野田氏について、「大変尊敬申し上げております」(毎日新聞 8月20日)

 岡山3区では、平沼赳夫前経産相の対立候補となる阿部俊子氏の発言。
 「平沼先生のことは非常に尊敬申し上げている」(共同通信 8月20日)

 尊敬なんて言葉、軽々しく使ってほしくないね。一般社会では、こんなふうに使わない。やっぱ、自分たちは特別だという意識の裏返しか。

 選挙では政策論争が要になるというのに、劇場選挙に徹して謙虚な性格をアピールしたいんだろうか?
 
 ま、「感動」を連発する人がリーダーだから。「尊敬」も安っぽい言葉になってしまった。