別 胡 説 八 道!

    真 是 豈 有 此 理!

武部、小沢が衆院千葉補選で見せた、別世界の価値観

2006-04-22 04:57:04 | 選挙
 衆院千葉7区補選に自民党の武部勤、民主党の小沢一郎が入り追い込んだ。武部は出勤時を狙っての朝立ちと電車に乗っての移動。小沢はママチャリでの遊説。2人とも、実にみっともない光景を繰り広げた。

 武部は慌ただしく駅に駆け込む通勤客に、握手作戦に挑んだものの、ほとんど無視されて照れ笑い。清らかな朝に、あんな手と誰が触れたがるというんでしょうか。

 小沢は、飲酒運転かと思わせるママチャリふらつき運転。それをマスコミが囲い込むように取材。背広がバタバタと息せき切って集団で走り、選挙は熱狂だとか。

 これって、裁判所前に並んだ傍聴希望者の長い列を映して、「国民の関心は高い」と叫ぶリポートそっくり。長い列を作っているのは、傍聴券入手のためにマスコミ各社が雇ったアルバイトだというのに。仕事休んでまでして裁判傍聴に行く奴がどれだけいるんだっちゅうの。

 ごく普通の人が裁判所に行くのは、民事で被告にされてしまったときくらい。しかも弁護士さえ雇えないみじめな被告に陥れられると、裁判長に嫌みを言われてはらわた煮えくりかえるといった実情、マスコミは知らないでしょうね。

 で、笑わせるのが、久々だよという武部、小沢ともに共通するコメント。

 武部は電車に乗るのは実に久しぶりだと、満面の笑み。中吊り広告を指さして、疑惑がどうのこうのと書かれたんだろうねという始末。通勤地獄の時間帯、あんたは車の後部座席にドカーンという毎日だもん。武部が乗った時間帯は立ち客が適当にいても、家畜小屋同然のギュウギュウ詰めとは無縁の時間帯だった。

 小沢も同様に、前回はいつ自転車に乗ったのかと聞かれて、いつごろだろうね、ずいぶん前で、ふらついちゃったよ、と不自然な笑みの持続。ハンドルは常に小刻みにふるえていたよ。普段の生活ぶりが見事に浮上。

 朝立ち、電車、自転車、これで庶民性をアピールしていると思い込んでいるんだろうけど、これが選挙戦? 彼らがいう庶民へのアピール?

 よりはっきり、くっきりしたのは、彼らが、そして政治家が別の世界に住んで、別の暮らしをして、別の価値観を持っているということだけ。くだらない芝居など誰が見るというんでしょうか。

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