on Bass+

~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

ATLANSIA / PENTAGONE 5ST BASS

2013年09月05日 23時34分57秒 | BASS Collection
これは少し前に出島で中古を見つけて即オーダーしたアトランシア!
アトランシアの中でも特に変な形をした5弦のペンタゴンです!
僕らしくなってきました。



ペンタゴンはネットで検索かけるとギターの方が沢山ヒットするんですが、
このミョウチクリンなフォルムは本来ローBの鳴りを確保するための
5弦ベースの為に考えられたデザインだと思ってたんですけど、どうなんでしょう。
まぁ、良くも悪くもアトランシアらしい変な形をしております。



低音弦側のボディが12フレットあたりまで伸びでいるのは、
最近のフォデラを始めとしたハイエンド系によく見る形ですが、
妙に左下に出っ張ったボディが、ESPの学生が授業でいきって作ったみたいな
下手くそなデザインにも見えて、どーなのよ。コレ。って感じです。

裏から見るとこんな感じ。



ネックの取り付け部分も独特です。
ストラップピン横にもボルトあって斜めからネックを固定して計5点留め。
そしてボディとネックの間にちょうど回り込んだ親指が収まるような溝があり、
こんなの他で見た事ありません。



でも実際ストラップで下げ構えてみると、コレがめちゃくちゃバランス良いんですよ。
細くネックに沿うように伸びているボディは重くなることなく。
左下に出っ張った部分は右腕にきれいに沿ってくれて、とてもホールドしやすい。



アトランシア特有の極太ネックはより幅広になり角張っているので、
コレは好き嫌いのわかれるところでしょう。
でもってスケールは35インチ。長めなのですが下げてみると全然気にならない。
僕は弾きやすいベースだなと感じました。

残念なのはヘッド。デザインの好き嫌いはさておき、
ペグの取り付け位置がもうバラッバラで、
ペグの順番が普通に逆U型でBEADGの順かと思いきや、AEBDGなんて変な順番になってます。





チューニング時は馴れないうちはいちいちペグを確認しないと、
他のペグ回しちゃいそうです。

ナットは弦高を調節できるタイプ。



ピックアップはカバードのハンバッカー
親指の定位置にざくりがあるのもうれしい仕様です。



コントロールは左からヴォリューム、ハイ、ロー、バランサーの順。
普通と違う並びなのでちょっと戸惑いました。



ブリッジはオリジナルの各弦独立タイプ。



で、肝心の音の方はというとコレがまた良いんです!
アトランシアらしい中低域に癖のあるブーンって唸る音はもちろん、
スラップするととてもモダンに高域が抜けてくる。
まだバンドでは鳴らしていないですが、
どんなバンドで鳴らしても抜けて来る、聞こえて来る音だと思います。

購入時、問題点が2点あって、
どうやっても音が歪んでいて、色々いぢってるうちに、



キャビティ内に調整トリムが!(青いところ)



どうやらコレがGAINだった様で調節してやるとクリアーな音になってくれました。

それと、E、B弦の出力が弱くて、アレ?と思いましたが、
弦高を落としてやる事で解決。
ネックが強靭なのでローアクションでも問題ありません。
使用感は結構ありますがコレはいいベースです。
また使いドコロを探すとしましょう。

コメント (4)
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