ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

えっ?先生に気を遣ったの?

2021-11-11 | ADHD児 頑張るT君

10月の後半は、帰省したりした為、
少し長めのお休みを頂いていました。

先日、久しぶりのレッスンの際、
テツ君(中1・ADHD児)との会話が
おもしろかったのです。

 

「テツ君、久しぶりだね。元気だった?」

「はい、まあ。」

「練習は どんな感じ?」

「はい、1回やりました。」

「そうなんだ。ゼロじゃなくて、先生は嬉しいよ。」

「はい。」←得意げ(笑)

 

「でもね、今回、2週間以上あったでしょ?
もう少し練習してほしかったなぁ。。。」

「。。。。。」

「テツ君なら、出来たと思うんだけど?」

「はい。1回やったら、満足してしまって。。。
すみません

テツ君が、あまりにも恐縮するので、
可哀想になりました。

 

さて、こんな感じでレッスンが始まり、
テツ君は、宿題のソナチネを弾き始めました。

音は合っているのですが、
どうしても たどたどしく

しかも、指が硬直して
バタバタとした感じで弾いています。

一通り弾かせた後、

「テツ君、音は合っているね。
さすがテツ君、と思ったよ。」

と私は言いました。

「はい。」と、嬉しそうです(笑)

「でもね、テツ君にだから言うけど、
ちょっと指が上がり過ぎ。
だからだと思うんだけど、音が煩い感じがするなぁ。」

 

私はそう言って、
2種類の弾き方で弾いて見せました。

1回目は、硬直した手で。

2回目は、力を抜いて。

 

「音の違いが分かるかな?」

「はい。」

「ホント?」

「はい。」

「でも、ちょっとだけ先生に気を遣って
分かったふりをしている人~」

と私が言うと、
テツ君は、ニヤッと笑って手を挙げました。

 

「やっぱり そんな気がしたんだ。」

私がそう言うと、テツ君は大声で笑いました。

私もつられて大笑い

 

でも、その後に何度も弾いて聴かせたら、
最終的には、音色の違いが分かってくれたようです。

 

「あのね、テツ君、
お家での練習が足りないと、指って硬直するんだよ。」

「えっ?そうなの?」

「でもね、練習を沢山すると、指がリラックスするの。
不思議だね。」

「そうなんだ。」

「だから先生は、
ピアノの音色を聴いただけで、
テツ君の練習時間がわかっちゃうんだよ。」

「それ、ヤバいですね。」

「うん、相当ヤバいよ。どうする?」

「次までに、沢山練習します

「嬉しいなぁ。期待してるよ。」

 

果たしてどうかな?

明日はテツ君のレッスンなので、
楽しみにしているところです

 

 

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