ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

受験生のレッスンで心掛けていること

2023-12-04 | ADHD児 頑張るT君

テツ君は、中学3年生。

正真正銘の受験生です。

ピアノは気分転換になるのかな?

毎週、遠くからレッスンに来てくれています。

 

先週のレッスンの時、
テツ君は最初、少しだけ落ち込んだ顔をしていたのです。

きっと、1ヶ月後に迫る受験のことで、
頭がいっぱいになっていたのでしょう。

「あら、テツ君、緊張しているの?」

「はい、緊張しています。」

「ピアノに? それとも入試かな?」

「両方、めっちゃ緊張します。」

「あらそう?  そんなに緊張しないでも大丈夫よ。」

「でも、緊張しますよぉ。」

「分かった。じゃあ、ピアノでリラックスしよう。」

そう言って、私はレッスンを始めました。

 

 

受験生にレッスンする時、心掛けていることがあります。

それは、ピアノのレッスンがストレスにならないようにすること。

なので、だいたいは、以前習った曲をレッスンします。

ピアノの練習で、1番のストレスは譜読みでしょうから、

既に弾けている曲を、より一層美しく弾いたり、
深く掘り下げたりすることに重点を置くのです。

 

以前弾いた曲は、あまりストレスを感じずに弾けるので、

「この部分は、どんな風に弾いたら素敵になると思う?」

「このフレーズは、何を表しているのかな?」

等と質問して、意見を交換したりするのは楽しいです。

時には私が、その曲の時代背景や、作曲家のエピソードを語ったりもします。

すると大抵の子は、すごくリラックスして笑顔になります。

 

 

テツ君は今、
ベートーベンのトルコ行進曲を練習しているのですが、

フレーズを色に例えて説明したり、
何通りかの弾き方で印象の違いを語り合ったりしました。

テツ君も、レッスンの後半には すっかり笑顔になり、
「ありがとうございます。来週、また来ます。」

と言って帰りました。

 

レッスンを終えた後はリラックスして、受験勉強も捗ったかな?

そうだと良いな~

 

 

お願いです

習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
このブログを読んで頂きたいと願っています。

ランキングが上がると多くの方の眼に留まります。
ポチッと押して応援してくださいね~
     ↓     ↓     ↓

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村    

にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ
にほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
« 映画「道草」を観てきました | トップ | チャイムをピンポンしたのに... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ADHD児 頑張るT君」カテゴリの最新記事