ソノターネット2

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欧米30日目 ボストンめぐり

2007-10-02 14:23:17 | 欧米
 ふと気づいたら、タイトルの日付(書いた日)と内容(やった日)があってないことに気づきました。まぁ時差ということで。

 日曜日、単独でボストンに行ってきました。

 さっそくナビを使いました。ルート検索したら「通行税が必要です」と言われたので「Yes」で答えたのにずーっと下道で行ったためすごい時間がかかってしまいました。もしやと思ってみてみたら、喋るのは「通行税が必要です」ですがテキスト表示は「通行税が必要ですが料金がかからない道を探しますか?」みたいに書いてありました。モキー!。気づいたので、帰りは高速で帰りました。

 駐車場を知らなかったので、連れて行ってもらったことのある壽屋という日本品店の駐車場にクルマを停めました。入るときに「店専用だからヨソ行ったら罰を与える」みたいなことが書いてありましたが、最悪は「ワタシ オウベイゴ ワカリマセーン」で乗り切ろうと妙な開き直りで決行。

 ポータースクエア駅に行きました。「地球の歩き方」によると、ここでトークンというものを買うらしいのですが・・・売ってない。それらしい販売機があるものの意味がさっぱりわからない。困った。もう帰ろうか。
 というわけにもいかないので、見張りの駅員に「パークストリート駅に行きたいんだけど」と聞いたら「ここから入りな」と軽く言われました。げげ。そうじゃなく。あとはもう勢いです「あいどんのーはうとぅげっとアレ」と販売機を指差しました。
 駅員はめんどくさそうに販売機まで行きすべての操作をし「後は金かカード入れるだけ」みたいに言って去っていきました。

 やってもらってわかりましたが、地下鉄の仕組みが最近変わったらしく、トークンではなく、チャージ式のチャーリーカードというものに変わったようです。料金も全線共通$2に改訂された模様(あれそういえば料金はどうしてわかったのかな。今調べたらチャーリーカードを使うと運賃は$1.7でした。残高あるのか。捨てないでよかった)。

 で、パークストリート駅につきました。ボストンにはフリーダムトレイルという観光道路があり、そのスタート地点がパークストリート駅なのです。少し歩いたところに観光案内所があり、そこで地図をゲットできるらしいのですが混雑していたのと地図が無料でもらえるのかわからなかったのでめんどくさくなりすぐ出てきてしまいました。

 フリーダムトレイルのすごいところは「ここを歩く」ということで道に赤い線が書いてあります。

 赤い線に沿ってさくさく歩いていきます。わりと「ボストンに来た」ということですでに満足してしまっていたのと、街全体が歴史を感じさせる建物が多く、いるだけでボストン感に包まれてしまい、途中にある歴史的建造物などはさらっと見て写真を撮るだけでした。
 根本的に駐車場の件が心配というそわそわ感があったのが大きいのですが。

 途中でおなかがすいたので、こちらに着いてからははじめてのマクドナルドに入りました。「セット」という言い方であっているのかわからなかったので「あれと、ポテトと飲み物」と言いました。「ソーダ?」と聞かれたので「いえす」と答えました。
 アメリカには飲み物が大きく分けて4つあるみたいです。
・水
・酒
・ソーダ
・コーヒー
 マクドナルドなどでいう飲み物はソーダかコーヒーですが、ファストフード店では大概ソーダは日本のドリンクバーにあるような機械があって自由にリフィルできるようになっており、紙コップだけを渡されます。
 こっちに来て最初にサブウェイに行ったとき、飲み物として「ダイコー」って言ったらちょっと変な顔をされた印象が強かったのですが、こういう仕組みのため銘柄を指定されてもね、ということだったのだと思います。

 さて再出発。歩いていくとクインシーマーケットという大きな商店街に着きました。ぶらぶら歩いてみましたが、ブランド物は目玉が飛び出るほど高かったため、お土産的なものを探しました。で、とあるお店で小物入れみたいなものを買おうと2つ手に取りレジに持って行ったら・・・
店「2個だけ?」
つ「うん」
店「今なら4個買うと1個タダにするよ」
つ「や、2個で」
店「えー。お客さんどっから来たのよ」
つ「日本」
店「日本人なら4個買わなきゃ」
つ「いや、2個で」
店「日本の東京?」
つ「うん」
店「東京のお客さんなら特別に3個買うと1個タダにするよ」
つ「じゃあ買う」
 みたいなやり取りをしました。「Only 2」とか「じゃぱん」とか「いえす」くらいしか要りませんでしたがこんな気軽なやり取りができて途端に楽しくなりました。

 フリーダムトレイルの終点がチャイナタウンだと思って歩き続けたのですが「チャ」しかあってないチャールズタウンというところでした。途中で気づいていい感じに疲れたので引き返すために近くの駅を探し、もう仕組みがわかったのでチャーリーカードにチャージして駅に入りました。

 しかし、待てど暮らせどチャイナタウンに行く電車が来ません。

 そこで構内アナウンスが。全身の耳をフル稼働させて聞き取ろうとしましたが3%くらいしかわかりませんでした。が、周りの乗客の反応を含めて察するに、おそらく何かトラブルが起きてなかなか電車が来ないよみたいなことを言っていたみたいです。

 確信が得られなかったので駅員に聞こうかと探したけど駅員発見できず、うろうろしているうちにタイミングを逸してしまい周りの人に聞けばいいんじゃんと気づいたときには「さっきの放送」の「さっきの」って英語でなんて言うのかわからず。
 放送の内容に確信を持てなかったところに自分として負けた感がありましたが、まぁ駐車場も心配だし、今日はもう帰るかということで、来た駅に戻る方の路線に乗りました。

 帰りに壽屋で納豆と加ト吉のご飯(3個で$4.5もする!)を買いました。駐車場の料金支払いで、1時間$1のつもりでしたが買物用のため最初だけ安く、長時間停めているとうなぎ上りに単価が上がっていく仕組みでした。4時間で$15、買物をしたので$8でした。日本でも都心に4時間とめて$8ならまぁそんなに目くじら立てる額では無いですが。


 会社でずっと、説明を聞いて「いえすいえす」だけ言っていて、何を言っているかわからなくても全部スルーしてしまっていました。が、このボストン修行の成果か、今日は会社で、相手が言ったわからないことを自然と聞きなおしていました。英語じゃなくて「ん?」レベルですけど、自分としては大変革です。
 まだ、説明なども実演してもらっているからわかっているところがあるし、仕事の込み入った質問がまったく通じなかったりなどもどかしいところもたくさんありますが、少ーーーーしずつ対欧米人能力は上がっているようです。
 このペースだと帰国までの成長度合いはものすごくたかが知れていますけど


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