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欧米80日目 送別会ラッシュ

2007-11-21 15:47:54 | 欧米
 ありがたいことに「もうすぐ終わりだから」ということで連日送別会をやってもらっているのですが、メンバーが毎回ほぼ一緒なのです
 やはりどうしても日本人がメインになってしまい、加えて欧米人の人の中で送別会をやってくれようと思ってくれた人が「でもつるきちと二人って状況はお互いにストレスフルだよな」と考えるのだと思うのですが、つながりのある日本人を誘ってくれます。日本人の数は限りがあるので、そうすると毎回日本人メンバーほぼ一緒になる次第です。
 それがヤだとかそういうのじゃなくてやはり連日似た顔ぶれなので日本人メンバー同士で「明日はあの欧米人が主役だね」みたいに笑って話しています。


 生活的な総括は明日書くとして、今日は英語面的な総括。

 一緒に鉄砲を撃ちに行った欧米人が、僕の帰国にあわせて一日早いサンクスギビングを祝うため最終日に単独招待してくれました。すごく嬉しかったのですが反面 研修の最後の最後に超難関です。ここは腹を据えて突撃するぞ、と思っていたのですが、相手もさすがに厳しいと思ったのか、やはり共通の知り合いの日本人も呼ばれたようです。ほっとしたような残念なような。
 ただこの欧米人は僕には聞こえづらいためほっとした部分が大きいかもしれません。

 まー一人でほいほい行けるような語学力の持ち主なら今頃ここにはいないわけですが。

 来た当初はみんなの喋っていることがさっぱりわからず、うんうんとうなずいて聞いているフリをするので精一杯でしたが、今はわからないところを聞き返す気になる程度には判別率が上がってきているので喋ってくれていることはわかり、こちらの想いは、とにかく単語を並べてみて、伝わったらコレ幸い、というような感じです。最近は結構、伝わるまで話してみたりする度胸もついてきました。
 相手も僕がうまく話せないことは知っているのでわーっと喋ってたまに質問を入れる、ような感じで会話を組み立ててくれます。

 来る前は先人の話などから「アメリカ人って」という負のイメージがあったのですが、気持ちはあっても橋渡しの人がいなくて近寄れなかったというのが大きかったのではないかと思います。
 何年か前から始まったこの語学研修ですが、当時はほとんど日本人がいませんでした。今は何人もいます。また、その日本人達がアクティブに動き回っていて知り合いが多いため僕が知り合った欧米人たちとつながって・・・という風に輪が広がっていきます。職場の欧米人には一回しかランチに誘ってもらえませんでしたが、他の職場の欧米人とは何度も行くことができました。
 研修から帰ってきた大方の人が大変だったと言っていましたが、僕はとても恵まれた環境で過ごすことができたと思います。こちらの日本人社員の人たちには特別に何をしてもらったという直接的なこともさることながら、そうした欧米人との橋渡しとしての存在がとてもありがたかったです。
 反面、この部分で世話になる分、そのほかの困ったことなどは絶対に日本人には聞かないと心に決めていました。ホテルのチャージ切り替えとか別会社への出張のときとか難しいことも多かったのですが、職場全体の秘書みたいなオードリーが相談に行くととても良く面倒を見てくれたこともあり、心の誓いは一応達成できました。


 今日の記事には、なんかすごい英語力が向上したようなことを書きましたが、「生きるか死ぬかで言えば死なない」程度です。先日も「I will check another 資料」と真顔で言って、相手も「OK」と言ってくれました。相互の「だいたい」の理解を礎に、国際交流がはかられていきます。

 会社的にはTOEICの点数が何点か、というものさししか無く、しかし今の僕の実力は聞くとき聞けた単語から推測、話すとき単語の羅列なので文法無視。というわけで、リスニングは少しは良くなっているかもしれませんがリーディングはなんら変わらないと思われます。

 なんとなく、派遣から帰ってきたほかの人たちが「大変だった」とか「周り日本人ばかりだったので」とかとネガティブな方向で話をするのは、僕と同じように感じているからなのかなと思いました。細かく説明するのも面倒くさいですもんね。
 ただ、僕の場合は細かい説明はこのブログでしてきましたので「語学力は今後の努力次第、コミュニケーション力は結構イイ感じになった」と言えると思います。どのくらいイイ感じかというと、先週金曜日に、行かなくても良いBaggage claimのところに連れて行かれてしまうくらいイイ感じ、です


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