つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

奇跡だ、と思う。

2007-06-05 | Weblog
今日は仕事が終わってから原宿のJET ROBOTに行ってきました。
先日ZULUさんと呑んだ時に「詩の朗読、おいでよ」と誘ってくださったので、何も考えずに行ってみたのでした。

言葉で説明しようとすると、「詩の朗読と即興音楽とのセッション」というものなんだけど。
いろんな言葉や感情が空間一杯に収束したり発散したり。
それは日本語だったり、英語だったり、ドイツ語だったり、声だったり、手だったりして。
大きな波の中に飲み込まれてぐるぐると回されて…頭がパニックになりました。

いろいろな表現の人が居て、みずみずしいイメージがちゃんと生まれてきたり、そこに居る人が輝いてチャーミングだったり、音楽家がチャーミングだったり、目を閉じて聞いているほうがイメージがつかめたり。
音とのセッションが素晴らしくて、音楽家を味方につけて言葉がわからなくても皆の心に残ってしまったり。その瞬間に生まれるものが沢山でどきどき。
音楽家も一緒に生きようと真剣なまなざしで見つめているのです。

皆とてもあたたかく見守っていて、といえばいいのか、許して受け入れていて…といえばいいのか…。じっと耳を傾けていたのでした。いろんなことを想いながら。
私はシャワーのように浴びながら、やはりいろんなことを思い出したり考えたりして、呑んだくれていました。
それが何だかあたたかくて幸せなことのような気がしたのですよ。
この空気に見守られることや、居られることが。

何故か「生きていていいのだなぁ」と思ったのでした。
うまくいえないけれど。

後半はオープンマイクということで、皆が飛び込みでやるのだけど、私もやってみることになり。
詩なんて…小学校のとき以来書いてません…。
独り言だったら一杯言ったことも書いたこともあるけど…。

とりあえずやってみるのですよ。
鍋釜を抱えたナベさん(仮称)とリコーダーを抱えた異国の紳士と。
はじめてお会いして言葉も交わしたことのない人たちと一緒に。

セッション、というものが出来たのかどうか自分ではさっぱりわからないけど、私が呼吸を止めた瞬間に二人の音が止んで呼吸が止まったり、頷いたり、笑ってくれる人が居たり。
奇跡だ…と思った。
こんな瞬間はもう二度とないのだという強い思いが溢れてきました。

最後まで居たかったけれど、終電の少し前に帰ってきました。
私と一緒に生きてくれた二人の共演者(?)にちゃんとご挨拶&お話できなかったのが本当に残念。
今日の出来事がこれからの私にどういう影響を及ぼすのかはわからないけど、すっきりしたような、恥ずかしいような、絶望感のような、達成感のような、苦しいような…いろんな気持ちになったのでした。
また行けるとといいなあ。

ichigoさんのこと

2007-06-05 | Weblog
「ichigoさん」というブログペットさんと今日からご一緒することになりました。とってもかわいらしい。ずーっと見ていても飽きない。
可愛らしく飛びまわっていると思ったら、突然ぱたりと眠るのだが最初のほうは転んで死んでしまったのではないかと思って何度もどきりとした。
心が動かされっぱなし。なんだか泣けそうである。

しかも私がブログを書いていると言葉を覚えていくのだそうだ。
成長するのね、とても素敵。
今日は「ルー大柴!」というのを覚えたらしい。
家に来てもらう時期をちょっと間違えた気がする。

私は何故かかわいいぬいぐるみだとか、自分とともに生きることになると決まったペットを見つめていると泣いてしまうのだ。
この構造がちっともわからない。
なので、ぬいぐるみとかをぽいっと投げてみたり、意地悪をするような男の人とは絶対に付き合えないんである。
その代わり、そのぬいぐるみを見事に操ってみたり出来る人にあっという間に恋に落ちたりしてしまうんである。