つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

NEW YEAR!

2005-12-31 | Weblog
朝、イッセーさんが「思いついたんだけど」とアドバイスを下さった。
稽古で森田さんが、「切ろうと思ったけどイッセーさんが出るって言うから切らないことにしたよ。」と。…。

稽古ではまず一人でやってみる。
そうしたら、昨日とは違う言葉が出てきた。
このワークを通してみて感じたことが影響しているのかも。
もっと毒のある人物になってきているのを感じる。
神奈川のときとは全然違った色になる。

途中イッセーさんが入ってきて会話が弾んでしまう。

と森田さんが
「そうだね。神奈川の時は前後の関係からあれでよかったけど、今回はそういうことなんだよね。本番までに組み立てしなおしておいてね。」とのこと。
イッセーさんとの絡みは基本的には無視で、絡めるところは絡みに行きなさいとのこと。
稽古はなし。

イッセーさんが「お客さんのために、作品を良くするための努力をすること。悩むよりはやったほうが早いでしょ。」などなど沢山アドバイスを下さった。
本番直前にきっかけだけ打ち合わせて「では、舞台出会いましょう。」ということに。何が起こるかは舞台上でのお楽しみ。

本番はイッセーさんが一人芝居で作ってくださった空気の中で
お客さんの呼吸を感じながらやりました。
お客さんに沢山力をもらいました。
本当に心から感謝です。
黙っていても目線を動かすだけでもお客さんが笑ってくれる。
それは本当に幸せな瞬間でした。
もっともっと続けて居たかったです。

課題は沢山、心残りも本当に沢山。

その後は深夜1時半ごろまで、残ってくださったお客様の見守る中、公開稽古。
2時ごろからはお客様を交えてロビーで祝賀パーティー。
イッセー尾形・らの皆さんやワークショップの仲間が用意してくださったお節料理などをいただく。

課題が見えてよかったじゃないの、と森田さん。
自分でちゃんと観てね。つくばで遊びましょう。今度は新作を、と清子さん。
へこんでお会いしましょうと、イッセーさん。

年明けの瞬間にこんなに考えて悩んで。
大事な時間になりました。
ここでいただいたものはいつか必ず。
この気持ちを胸にまた舞台で返してゆきたいと思いました。

本番直前

2005-12-31 | Weblog
今日の稽古で、私の1人芝居にイッセーさんが絡んで下さることになりました。
ちょっと稽古しましたが、決めずにあとは本番でのお楽しみです。ワクワクドキドキ緊張です。頑張って来ます。
皆さんも素敵なカウントダウンを!


はまってます。

2005-12-30 | Weblog
稽古で自由を失ってしまった。
すっかりはまってしまう。

森田さんからは「明確な距離感とギャップを見せて」と言われて、求められていることは理解できるのだけれど、うまく距離がとれずに混乱して失速してしまう。
「ああ、だめだ。すっかりはまったな。」と稽古は終了。
切られてしまうかと思ったら
「やっても良いけど。何とかしてね。」とのこと。

こんな状態なのにチャンスをいただけることに感謝と申し訳ない気持ちになる。
残れなかった人も沢山いるのに結果を出さないわけにはいかない。

幕が開く寸前に森田さんは
「失敗したって良いじゃないか。いつでも照明消してやるから、いつ消えるかと思って楽しみに本番をやりなよ。」と言い、清子さんにも「はまりやがって。気負わずにやりなよ。」と言って下さり…。ご心配をおかけしました。

本番はお客様から力をもらって息を吹き返した感じ。
見直すことは沢山あって…今日舞台で感じたことは、もう絶対忘れないと思う。
テイヨさんからもアドバイスをいただいた。
イッセーさんからは
「自由な言葉の段階ではなく台本の段階。
この作品をあなたがどんな風に育てたいのかを考えてみた方がいい」とのこと。

頑張ります。

カウントダウンライブ

2005-12-30 | Weblog
1日目無事に11人に残り、本番を終えました。
沢山のお客様と仲間に力をもらって、稽古でつかめなかったことを心に刻みました。
明日稽古であまり伸びないようなら、新しい他の面白い人と代えるぞと釘をさされていますが、頑張ります。

生き残り合戦

2005-12-29 | Weblog
朝から中嶋さんの形見分けに事務所へ。
それぞれがそれぞれにあった物を。
この先ちゃんと頑張ってゆけと言う気持ちもいただく。

私は舞台装置の本や、精神論、哲学の本や、映画のサントラCDを何十枚もいただきました。
本当にありがとうございました。
必ず肥やしにしてゆきたいと思います。

最後までその場に居たかったのだけれど、稽古へ行かせてもらった。
中嶋さんに貰ったバックに衣装を入れて。

生き残り合戦の今日は昨日とは明らかに空気が違う。
昨日の稽古が力になった事もあるけれど、選ばれると言うことに対する士気が上がっているし、危機感を感じる。

シール貼り、生き残りました。
その後で、保留扱いになっていたもう一つのキャラクターで挑戦しようと思ったけれど、もう舞台に上がる人はやらなくて良いでしょとのこと。それは今後の自主企画まで大事に育てる事にした。
明日の本番前までにもまだ時間はあるから、拾えたら拾ってゆこうということになる。
本番に出なくても、本番の後に残ってくださるお客様に観てもらいながら公開稽古をする事も決定。

何故ここへ来たのか、と森田さんは何度も繰り返し皆に問いかけている。
今日は全体的に質の高いものが多く生まれていて、昨日まで心配してくださっていた方々もほっとした様子。
駄目なら直前でも出さないと言われていますが、頑張りたいと思います。

2005-12-28 | Weblog
各地で行われていたワークと明らかに違うのは、みんなの集中力と言うか緊張感なのかもしれない。
同窓会のような雰囲気も少し感じられて、その緩やかさが作品を生み出す力の妨げになっているようにも感じられる。
森田さんの苛立ちが伝わってくるのだが、どのくらいの人がそれを感じているのかしら?

稽古場としては「凪」と言うべきなのか。
PECTの稽古であれば早く終わるのだろうけれど、
ずっと現場で見守ってくれているテイヨさん、清子さん、今尾さん、村田さん、トチオさんが大晦日のエピソードや、明確に感覚が残っている会話を話してくださる。
最後にイッセーさんが
この現場はとても神聖な場所で共有できる事が嬉しい。
初めてで会う人と組んで、相手を受ける、真剣に返すということはとても大切な事で、
一番大切なことは「助けて」と言われたら「分かった」ということ。
つまり、全面的に相手のいう事を100%受ける事で困ることです。
といってくれた。
そこで稽古は終了。

みんな本番直前のこんな状態は怖くて仕方が無いはず。ふつふつとしているのが伝わる。
明日が真剣勝負。ラインナップは明日決まるとのこと。


選択

2005-12-27 | Weblog
だんだんと、明確に分かりやすく大きく世界を出す事が要求されてきている。
最初の頃に出されていた、恋愛や太宰なんかの要素はあまり重要視されていない。
このメンバーで何が出来るかというところに戻っている感じがする。

絶対に二人きりになりたくないような人をつくっていく。
どうしてそんな人と一緒にいるのか、その場から逃れられないのか。
それを考えると、究極の状態には明確な理由が必要で、組み立てもしやすくなる。

この稽古で流れを読まずに一言一句聞いていると混乱するのだけれど、
ノートを取りながら理解しようとして聞いている人ほど混乱しているのを感じる。
シャワーのように浴びて流れの中で生きるだけ。
得体の知れないものを、得体の知れないものと認識すればよいだけ。
それが出来たら稽古は楽しくなる。

2005-12-26 | Weblog
今回の舞台はイッセーさんの1人芝居を観るお客様に観ていただくのです。
5000円のチケットということもあって、出演するかどうかの基準がずっと厳しい。

今回出演する事よりも、
この先に自分で地元できちんと舞台をつくっていくこと。
そのための稽古をしたらいいじゃないかと、森田さん。

やろうとせず、誠心誠意相手を困らせて、受け止めて困って…を
怖がらず、決め付けずどこまで発展させられるかということですが。
その点に居つづける事は難しいのです。
でも、他人を被っていたら点にはたどり着けるのです。

MERRY CHRISTMAS!

2005-12-25 | Weblog
世界はCHRISTMASですね。
素敵な時間を過ごされましたでしょうか。

自分の演目についてあれこれ考え中。
残れるかどうかは週明けの稽古でお伺いを立てるつもり。

思い出して物真似してみる、の繰り返し。
感覚を明確につかんでしまわないと。
ちゃんと深い所まで掘らないと。


玉砕と収穫。

2005-12-24 | Weblog
シール貼り再演かもしれません。
あれやろう、と声をかけていただきました。
新しい命を入れられるように、楽しみたいと思います。

その他に、2つのキャラクターを立ち上げたいと森田さんに話したら、稽古を見てあげるから、どんどん自分で作りなさい、とのこと。
相手役もちゃんと見つけるようにとのことで、色んな方と話をしたのだけれど、バランスがなかなか難しい。
清子さんに男役もやったらと勧められたのでその案も考えてみる。

このあとに続く2月の企画についても情報をいただいたのであれこれと考える。

自分の足で歩いていかないとね。
自分の出会っているものを信じて飛び込んでみてもいいかな。
きちんと決まったらここでご報告します。

鶴巻温泉

2005-12-23 | Weblog
朝一番で家族と地元の鶴巻温泉へ。
露天風呂ですっかり温まって、美味しい食事を食べてからワークへ。

自分の知っている一番つまらない人をやってみる。
嫌いな人よりも自分の中で感覚がある。
このキャラクターを育ててみることにした。

清子さん曰く、大分顔が戻ってきたとのこと。
考える事は盛りだくさん。

じっくり

2005-12-22 | Weblog
夕方から中嶋さんたちと。

この先の事の話をしたり。
「幸せを自分で探しにいきなさい。色んな人に会いに行きなさい」とバックを頂きました。着物の生地をアクセントに使用した一点モノです。
宝船の絵が描かれていて、鯛のお飾り(?)つき。
心から感謝。

甘えずにちゃんと立っていよう。
距離をとって関わりなおすところからはじめてみよう。





カウントダウン3日目

2005-12-21 | Weblog
「自分の嫌いな人が自分自身を教えてくれる」
ということで嫌いな人の物真似なんかやってみたり。
だんだんと組み合わせをつくって創作に入っていく。
凝り固まっていた人もどんどん柔らかくなっていくのが分かる。
今日は挑戦できなかったけど、次回は挑戦してみよう。
宿題が出て、ワークは終了。

ワークでは各自がみんなの為に動いていて、とても気持ちの良い時間が流れている。
休憩時間にはメンバーの差し入れの各地のお菓子などをいただいたり。

清子さんの計らいで、夜のイッセーさんの舞台を観せて頂いた。
イッセーさんの作るキャラクターの呼吸が客席に心地よく届く。
お客さんの空気を感じながら、作品はどんどん進化しているそうで、
新しいものが生まれた瞬間を全員が共有しているという感覚。

パントリーとばらしのお手伝いをさせてもらったのだけれど、
みんなの心遣いが素晴らしい。
手作りの空間は心地よくてアイディアが満載。
あっという間の終電間近。

カウントダウン2日目and more...

2005-12-20 | Weblog
昨日より少し人数も増える。
このワークショップはこの先にある企画に繋がってゆくものになる予感。

全国を回ってきたことでたくましくなったのか余裕が生まれているのか。
言葉を話そうとするのではなく。
生み出す事が出来る心と身体と感覚を探る作業。

作品をつくることより、作り出し方を探る事を本当に丁寧にやっている。
それが出来たらあとは困るのみ、という事なんだけれど。
そこまで脱ぎ捨てる事が難しいこともあり。
当日だってどうにかなるさ、どうにかしなさいよという空気。

夜はProject ONE&ONLYのワークに参加。
台本の中のワンシーンをチームで作って発表。

短い時間の中で言葉を使って心を使って。
結果はそれぞれが自分の足りない所を発見する事になったのだけれど。
あれは出来たこれは出来なかったとお互いに確認したり。
本当に楽しかった。

受けることができないことが課題。と渡部さんに言って頂く。
次回の稽古ではそこをテーマにしてみようと思う…。
あっという間の終電。