つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

劇団芝居。

2007-06-08 | Weblog
本日もサギの現場のお手伝いに。
今日は受付でした。
受付を手伝いはじめた頃は、とても緊張して全く余裕がなくて、「早く対応しなくちゃ」という気持ちで一杯になってしまっていたのだけど、最近お客様と顔を合わせて話をするのはといても楽しい、と思えるようになった。
中には笑いかけてくださる方がいて、短い時間だけれど何かが生まれる瞬間があるというのは幸せな奇跡だ、と思う。

今日は私は観劇。
またまたアイロニーと愛たっぷりの作品。
今回はダンカンさんの演出ではないということ。なるほどという感じ。
エンターテイメントとしては成立しているなという印象でした。
画としてもとても綺麗。
団員がそれぞれ輝ける場所もあるし、それぞれが前回よりも大事な役どころになっているし、呼吸があっていてハッピーが沢山だし。
劇団のよさがとっても出ているなあ、と思う。
だけど一番伝えたいメッセージがもっと一杯届けてくれたら嬉しかったのになあという感触、なのでした。
致命傷になるはずが、そうでもなかった…という感じ。
お話としてはとても理解できるし、想像力を使ってゆけば、と思うのだけれど。
演出家はとっても愛があるのだけどね。
受取る私の感覚の問題なのかもしれないけれどね。

稽古があるので、今日でこの現場は終了。
この現場はとても気持ちがいい、楽しい。
人間同士のコミュニケーションがきちんと出来ていたら、人数が少なくても仕事は恐ろしくはかどる、と思う。
心が使えるか、頭がつかえるかということだと思うんだけど。
そういう気持ちよさがこの現場にはあるのです。
お世話になりました。
また、宜しくお願いします。

帰り際、もう会えなくなるから、と今日は先日一目ぼれした薔薇に想いを打ち明けていたら、制作メンバーからつれて帰ってもいいよとお許しが。
東海道線でガタゴトと揺られながら一緒に帰ってきました。
枯れてしまったらきっと泣いてしまうけれど、残された時間、一緒に暮らします。