つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

2005-10-31 | Weblog
言葉にできない気持ちです。
こんにちは。つつみその子です。

いろんな人の言葉が耳に入ってくる。
脳で分別されないガードのない、そのままの言葉。
私に聞こえなかったものが聞こえるようになってきていると思う。
まだ出来ないときもあるけれど。

で、主人は反対したのだけど、久々に自分の家族と会う。
距離を置いて客観的に見ることはできる。
分かっていても、この役立たず!と自分に向けられる目と言葉に耐えられず。
というより、ガードを外そうとしている私にはあまりにもダイレクトに届きました。
誰かが私に笑ってくれるだけで涙が出る。重傷。

芝居の稽古は拓道さんに依存してる。
私が最もしてはいけないと思っていたことなのに。
そんな私ならいらない。

正しいものを見る目が欲しいなと思う。
そして謙虚に受け止めたい。




つつみその子の幸せ

2005-10-30 | Weblog
惨敗の人生にバトンがあるならそろそろ誰かに渡したい。
こんにちは。つつみその子です。

役者としてもっとタフに、大きく、強く柔らかくなりたい。
構えずにすっとそこに居て世界を作れる役者になりたい。
稽古場で試されているのは役者力。

演出助手の私は進化中、の予感。
劇団員としての私は愛が深まっている予感。
役者つつみその子の幸せはまだ遠い予感。

底上げが必要。

2005-10-29 | Weblog
精神力を鍛えるためにも寺にでも修行に入ろうかと真剣に考えました。
こんにちは、つつみその子です。

稽古場では見て考える時間が多い。
見て分かることは沢山。でも、それを自分の力にできるかどうかが本当の価値になる。
自分のことは家で、稽古場では全力で作ること、相手とあわせるときは丁寧に真剣に探ること。
できるだけシンプルに、その時間を濃いものに変えていきたい。
まだ温い。まだまだ。

拓道さんんはどんどんと新しくなっている。
拓道さんと一緒に作ることができる私でありたいから、拓道さんの数倍努力したいと思う。
一緒にできることを本当に楽しみにできるように。

つぐみが私の車の中にジャージを置いていきました。
洗っておけってことなのかな?
洗わせていただきますね。

本気以外のものはいらない

2005-10-28 | Weblog
役者と、本気で役者になろうとする人だけが稽古場に居たら稽古は本当に楽しい。
自分に言っています。こんにちは。つつみその子です。

今日は稽古場に矢追真寿美さんが登場です。
来てくれました、じゃなく。ジャージを着て登場。
愛する、そして心から尊敬する役者、矢追。
矢追にとって大切な時期に現場に出会えていると彼女は言っていたけれど、私にとっても大事な時期に彼女と出会えていると思う。
彼女に出会うとき、恥じない自分でいたいと思うし、負けられないとも思う。
彼女の年間にこなしているステージの数や、磨かれている技術や、出会う人たちの量や、悩みの数は比べ物にはならないけれど。
それでも、私も私なりに悩みながらここに居て、出会えることが嬉しい。

本番までになすべきことは。
作品のための戦略を練ることに終始するのではなく。まず役者つつみその子を育てること。


長距離移動

2005-10-27 | Weblog
いつも見守っていただき、ありがとうございます。
こんにちは、つつみその子です。

山梨県にある、日蓮宗の総本山身延久遠寺へ。
日蓮宗の家に育った私は小さい頃から何度も足を運んでいるので里帰りしたような気持ち。
今日は義父のお墓のあるお寺の檀家としてお給仕に。
お坊さんの法話を聞く。「素直に、まじめに、思いやりを持って、感謝して生きてください」と、面白おかしく話して下さる。
話の内容だけでなく、お坊さんの伝えようと言うエネルギーと話術と、心からの笑顔にすっかり見入ってしまい、お坊さんはそんな私の目を見て話をして下さった。
イキウメの 『散歩する侵略者』 脚本・演出 前川 知大 を観に、一人高速バスにて新宿へ。
偶然ぎりぎり間に合う時間に高速バスが出るという…。大きな力を感じてしまう。感謝。

役者さんも、作品も、舞台も、音楽も、スタッフワークも素晴らしい。
作品の素晴らしさを役者がちゃんと理解して役者の魅力で更に大きなものに育っている。
大きな愛。
「LOVING」は作品は大きな愛に溢れている。
役者の仕事、私の仕事。



ありがとうございました

2005-10-26 | Weblog
会社辞めました。
こんにちは。つつみその子です。

薬が更に増えて、これ以上ご迷惑をおかけできないし、じっくり一人になる時間が必要だと思ったから。
上司も、つらそうだからちゃんと治した方がいいと言ってくれた。
今までお世話になった方々に挨拶をして。
この仲間が居なかったら続けられなかったから。一人一人に手紙を書きたいくらい大好きな人達。
おばさん達とは涙のお別れになってしまって…いじめ甲斐がないから寂しいけど元気になったら戻ってきなさいよ、寂しい時には電話しなさいねと言ってくれた。

心からありがとうございました。

本番に向けて。
あとは全ての時間を使おう。

もう一度

2005-10-25 | Weblog
0から考え直しています。
こんにちは。つつみその子です。

本番までの稽古を見直して稽古場をとりに藤沢市内をぐるぐると。
これも私には必要なこと。
今まで稽古でしてきたことを繋げられるように。
私はへたくそだけど、今までもらってきたヒントは沢山。
自分から価値がないと捨てないでいよう。

1回の稽古を丁寧に真剣に。
一人の役者として拓道さんとつくりたい。

表現は自分を守るためのものじゃない。
そんな勘違いをしないように。




収穫の秋の大地に力をもらう。

2005-10-24 | Weblog
大地のような女性でありたいのです。
こんにちは。つつみその子です。

1日1回は空の下で大地のエネルギーを感じること。
当り前のようにしてきたことだけれど、きちんと必要なことなんだと改めて思う。
家を出るときも、家に戻るときもちゃんと深呼吸。

あこがれの女性は岡本かのこさんです。
そんなことを言うときっと主人は絶句することでしょうけれど。
彼女のように、全力投球で素直に熱く生きたいと思う。
美女ではないけれど、チャーミング。
命を削るように作品を残しているような。

今日拓道さんとモノを創るっていうのはとてもエネルギーが必要で、でもとても楽しいことだねと話をしたのだけれど。
建築をつくる私はひとつの作品をつくるのにたくさんのスケッチを描きます。
頭の中で考えてても駄目で、だから誰よりも時間がかかります。
そして描き続けた中に繰り返し出てくるものが最終的に核になっていることが多い。

その土地にたって風に当たったり音を聞いたりじっとその土地に居てみないとできない。
そこでもらったものと、そこに住むなら街とどういう関係を持つかとか、通り抜ける空間や部分のイメージを沢山スケッチしてようやく外枠を決めることが出来る。

あたしは稽古場で構想ばっかり練ってる。
誰よりも時間がかかるあたしが誰よりもスケッチ描いてないと駄目なんだ。
そうして残ったものを大切にしたい。

本物に出会いたい。
本物になりたい。

大事な彼女。

2005-10-23 | Weblog
女と言うのは恐い生き物です…。特にかわいい女の子は。
こんにちは。つつみその子です。

稽古場に「はるまちろまん」でご一緒した堀家美雪さんが来てくれた。
愛するホリミ。
看護婦チームで我が家で合宿したりして、話つくして笑い尽くして一緒につくった同志。
彼女とつぐみと話していたら、話が尽きないし笑いが止まらない。
ため息の出るタイミングまで一緒。
心から信頼できるから憎まれ口もたたくけど。
彼女の本読みを聞きながらコノヤロウと思うことも沢山。
12月の鎌倉、絶対に素敵な舞台になります。予約はお早めに。

同じ役を看護婦チームのそれぞれがやる、そんな幸せを感じつつ。
堂々と戦いたい。恥じないように。

稽古始

2005-10-22 | Weblog
ものすごく飲んだことは覚えています。
こんにちは。つつみその子です。

11月の稽古始。
新たな演出が入って作品は進化しています。
新しいメンバーによって新しい命が吹き込まれています。
是非楽しみにしていてくださいね。
役を作っていく過程を観ながらいろいろと思案中。
稽古場を信じられなかった私には稽古の時間はない。

稽古後11月のメンバーで決起集会。深夜まで。
つぐみにキスしたことは覚えています…。
午前中に行った健康診断で肝臓にのう胞があるって言われてたのに。
しばらくは禁酒。



復帰

2005-10-21 | Weblog
会社で「ぶーこ」と呼ばれていたのに、いつの間にか「そのこ」と呼ばれていることに気が付きました。
こんにちは。つつみその子です。

観たい映画や芝居や舞踏を挙げたらきりがなくて、まとめて予約。
やりたいことをやるために、心に栄養を与えるために、人に会うために社会復帰。
あきらめたり、立ち止まることは容易いけれど、きちんと進むことがきっと自分の力になる、と思う。みんな、当たりまえにしていること。その先にいかなくちゃ。

最初は児童書として出版された「ハッピーバースデー」を読む。
できることなら、人は信じちゃいけないものだと決めた
小学校2年生から人生やり直したい気持ち。
大事な人に贈ってもらった曲を聴きながら駅のホームで考えを巡らせていたら、知らないおじさんに「どうしたの?」と話かけられてしまった。
恥ずかしすぎて逃げてしまった。おじさん、ごめんなさい。



充電

2005-10-20 | Weblog
また会社をさぼりました。こんにちは。
つつみその子です。

朝目覚めたら吐き気がひどくてまた会社に行けず…。
なので取り戻すべく、芝居三昧の日にしようと思い直し…。

「最初の晩餐」で客演して下さった山本亜希さんのホームグラウンド「7の椅子」の公演を観に下北沢へ。
亜希さんは相変わらずかわいらしく強くしなやかだし、
メンバーの方々もチャーミングで呼吸もあっていてあっという間の2時間。
そして平日の昼間の公演というのに客席の埋まり具合に驚く。

その後、宇宙堂「風回廊」を観に三軒茶屋へ。
cobaさんの力強いアコーディオン(!)と三味線と生バンドとダンスパフォーマンスと歌と。
遊び心満載のステージ。えり子さんの空間を制する力と言えばいいのか、存在が空間が引き締める。物語のための仕事と、役者同士の戦いとを観ながら客席が緊張したり緩んだり、その加減とスピードがとても心地よい。

心をちゃんと充電して。
明日こそは会社に行こう。
好きなことを続けられるように。


会社にて

2005-10-19 | Weblog
敵を作っていたのは自分自身でした。つつみその子です。
こんにちは。

長いことお休みをもらっていた会社に顔を出して今後の仕事のこと相談に。
ハッキリ言ってもうクビだと言われて当然だと思っていた。
今すぐにフルタイムでの勤務は自信が無かったし。
無理を承知ですこしずつ時間を延ばして行きたいと何度もお願いしたのだけれど、
長いこと休まれたので大変だったけれど、今まで頑張ってくれた分があるので続けてもらいたいと言ってくれた。ただし、通常業務で残業あり、週二日以上の休み、遅刻早退は認めませんと言う回答が返ってきた。

ありがたいなと思った。
でも少しだけ、そんなにいきなり走れと言われても無理だと思った。
昔私が先輩にしたことと同じことだと思い出す。
あの時、「お前が今言ったことは。骨折してギブスが取れたばかりの人間に全力で走れと言うのと同じことなんだ」と言われてハッとしたことを思い出した。

会社のおばさん達が温かく迎えてくれて、
そんな条件呑んだら駄目だよ、あんた自分を大事にしなさい。あんたはね、いつも集中して無理し過ぎるの。まとめてやろうとし過ぎるの。いつも計画的にやりなさい。それで、自分の出来ないことはちゃんと人に頼むのよ。
それからあんたは何でも言って大丈夫だと思ってたけど苦手なことがあったのね。
と心配してくれた。
私は会社でもいつも一人で戦っている気持ちになっていたけれど、愛してもらっているんだなと感じた。お母さんが沢山いるみたいだと思った。

鴻上さんが「信」と言う文字のと「言」には言葉に出したことを守らなければ罰が下されると言う意味があるのだと言っていた。大事なことが書き留めてあるスケッチブックに書きました。





ひとつひとつ

2005-10-18 | Weblog
ごまかさないで目の前にある現実と向かい合うことからはじめようと思うのです。
こんにちは。つつみその子です。

沢山の人が私を信じて見守ってくれているのだと言うこと。
それを裏切ったこと。
11月の1ステージ。そこで全てを返します。
そのために毎日を生きます。

今日は心療内科へ。
来年の五月には薬もいらなくなっているのではないかと言う見通しがたちました。
ひとつひとつ。

信じる力

2005-10-17 | Weblog
久しぶりに台所に立ちました。
こんにちは。つつみその子です。

発熱で何だかふらふらしながら久々に料理をしたり。
家族に挨拶したり。
いろいろ待っていただいていたものの整理整頓等。

千葉ロッテ優勝しましたね。
皆が本気で戦っているエネルギーに一緒に球場にいるような気持ちになりました。
引退の決まっている初芝の闘志にも心を打たれました。
中でも一番心を打たれたのは9回の小林選手の登板。
3戦で苦しい状況を招いてしまった小林選手を監督は信じて送り出して
ファンが「I BELIEVE」といくつもの旗を掲げて。
見守られる中の登板。
チームの優勝を決めてくれた。
信じる力と愛を感じる。
今の私に足りないもののひとつ。

11月に答えを出せるように。
毎日をきちんと生きよう。