つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

稽古始め。

2007-06-02 | Weblog
お昼に知人から電話。
昼食後、13時に迎えに来てくれるとのこと。
と思ったら5分後にまた電話。
今マンションの下にいるから一緒にご飯食べながら打ち合わせしましょう、とのこと。まったく、振り回されっぱなしだ。思わず笑ってしまった。

彼はボランティアの後輩で長い付き合いになるのだけれど、本当にいろいろな人に愛されている。今の職場でも愛されているようで、仕事は忙しくとも楽しくて仕方がないようだ。
人に愛されるってとっても大事な力だと思う。
そんなわけでこの弟のような後輩にはすっかり怒る気がしなくなっちゃうのだ。

もう一人事務所の人と一緒に近所のサイゼリヤで打ち合わせ。
たばこをふかしながら愛情のない視線で子供を見つめる若い両親に腹立たしさを覚えつつ、頭を悩ませること約3時間。
昨日のたたき台を元にいろいろ協議して、ひとつ新しい方向に道が開けたという感じ。取り急ぎこの案で進めてみようということに。

打ち合わせが終わる頃、一本電話。
最近私は元気がなくて周りの方々に多大なご心配をおかけしているようだ。
そんな私を案じて昨日電話をくれたとのこと。
今まであまり突っ込んだ話はしたことがなかったのだけれど、言葉を選びながら勇気を持って話してくれたのでした。
彼女の愛情に心から感謝した、何だか涙が出てきてしまった。
全力で受け止める。
私が今抱えていることを素直に話してみた。
ちゃんと一緒に歩いていけるような気がして、気持ちがすっきりと晴れました。
このタイミングで助け舟を出してくれたことにも感謝。

すっかり話し込んでしまい、気がついたら出発の時間でした…。
電話を切ってすぐ準備して電車に飛び乗りました。

今日から8月の公演の稽古なのです。
今回は初めてご一緒する方が多いのでとても楽しみ。
ワークショップ公演という名前ではあるけれど、しずくまちプロデュースとしてクオリティの高いものになる予感。
まずは、今回の公演でやる方向性に近い作品や、朗読会で使った作品を本読み。
こうして本読みをしていきながら、それぞれの役者の技量やキャラクターに合うものを探ってみたり、アプローチ方法を考えてみたりしていきましょうとのこと。

所見で読むの下手すぎるなー。
でも、自分のキャラクターに会うものを読み始めると周りの人にイメージが伝わったり、自分も入りやすくて波にのれる感じがあったり…。ちょっと発見がありました。
それぞれが読むのを聞いて「ああ、そう来たか~」とお互いに思ったり。
刺激が満載の稽古場にしてゆこう。

稽古後に知人からメールがあり、今日の案は却下とのこと。
ひゃ~、また振り出し。間に合うのか!?でも、それもまた楽しかりけり。