つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

さぎのげんば

2007-06-07 | Weblog
今日は東京サギまがいの現場のお手伝いに行ってきました。
http://www.sagimagai.com/index2.html
この現場に係わらせていただくようになってからもうすぐ1年。
やり方もメンバーも固定になってきたので、とても心地よく。
今回のTシャツもかわいいですよー。

今回の作品、「こんばんは、森推一です」というもの。
池袋の芸術劇場小ホール1、なんだけどね。
通り過ぎるおば様たちが「ほら、森進一さんが出てるのねぇ」って。
通り過ぎたと思ったらまた戻っていらして
「ほら!やっぱり森進一さんが出てるのよ!」って。
いえいえいえ…推一なんですよ…。
森さんだったら小ホールでやらないですもの。

今回も沢山のお花が届いていて、とても綺麗。
一本の薔薇に見とれてしまって仕事の間に傍に行って見つめては「あなたは本当に綺麗ねぇ」と話しかけてみたり。
怪しいかも…。
でも、本当に心を奪われてしまうほど綺麗で、ふっくらとして品があって、触れてみるとみずみずしくて素敵なのでした。
「切り取られてしまうのだ」、と思ったら我が家に来ていただくのは忍びないって思ってしまうんだけど、切り取られて残りの日々を懸命に咲いている花達なら一緒に居てもらってもいいのかなぁ、少しでも長く一緒に居られるようにお世話できるのかなぁとか考えてしまい「こんなに綺麗なのに」と思ったらまた悲しくなって、何だか泣きたくなってしまった。

何故か今日は製作チーム全員がなぞの眠気に襲われていたのだけれど、無事に終了。
(まるで仕事の日記になってないわ)
まだ席があるそうなので、是非是非おいでください。

仕事の後は製作チームでサイゼリヤへ。
サイゼリヤ率が高いの、ここのところ。
おつまみパスタと白ワインとか頼みそうになるけど自粛。
サイゼリヤに勤めるメンバーから楽しみ方をいろいろ教えてもらいました。
あのメニューの上にこれを乗っけて…とか。
そんなことしちゃっていいの???今度試してみようっと。

メニューを見ていたらそれだけで胸が一杯になってしまった。
あるできごとのせいで。
なんだかまた「心、ここにあらず」状態になってしまった。
一瞬で引き戻されちゃったわ。
また食欲なくなってしまった。ふぅ。

やせられるといいなぁ。
明日起きたら20キロくらい減っていたらいいのに。
とか毎日一度は思います。

帰り道一人東京駅まで。
東京駅に一人で居るのがとても好き。
自分が旅に出るのでもないのに、なんだかわくわくして、顔が勝手にニコニコしてしまう。

旅に出たいなぁ。
全部忘れたい、とかじゃなくて。
大事なものを大事なことだと思える自分になるために。

つまらないこと。

2007-06-07 | Weblog
公園の中をサイクリングしていたら前からやってくる知らないおじさんがニコニコと私を見ているのに気がつきました。
スカートで自転車こいでいるので何か問題が?と思っていたら、すれ違いざまに「おはよう」と挨拶されたので、思わず「おはようございます」と挨拶してしまったら「かわいいね」といわれた…。びっくり!!…のち…ふふっ。

あら???
何だかちょっと嬉しかった…?
言われたことにも驚いたけど、自分のこの心の動きにびっくりした。
全然知らない、ちょっと怪しいおじ様だったけど…。
出来たら他の方に言って貰いたかったけれど。

最近、かわいいといわれると何だか嬉しい気持ちになれるようになってきたのです。
今までは何だか困っていたんだけど。
「嘘をつけ!」とか「お世辞だな」とかそういう打ち消す単語が頭の中で飽和状態になって、「そんなことない」と言ってしまう。
そして、そんな自分が同時にちょっと嫌いになるのでした。
いつか褒められたら、有難う、ふふふと言える人になりたいとずっと思っていたのです。
今は、ちょっと嬉しいとは思えても、素直に顔には出せないし、影でこっそりふふっと思ったりするレベルなので、まだまだ理想には遠い…。

何に困っていたかはさっぱりわからない。
褒められると逃げだしたいような気持ちになるんだよなぁ。

何が出来る出来ない、の話だったら「出来る」といわれたら素直に嬉しいのだけど、自分の外見のことに関しては完全にコンプレックスになっているんだなあ。
じゃぁ、自信が持てるように綺麗になる努力をすればいいじゃないか!と。
え…でもこれって間違っているような気がする…
いや、今のうちに頑張っておかないと!綺麗になるのはいいことだし!なってみたいんだし!……頭の中だけでぐるぐる考えてしまうのよね。

(ここまで書いてかなりもうやめてしまいたいが頑張ります)

そうそう。
挨拶してしまった、と書いたけれど、挨拶すること自体がいけないというのではなくて、声をかけられたりすると「ひょっとして今の私は隙だらけだったんだろうか?」というなんとなく後悔するような気持ちになってしまうのでした。
大学の頃、はじめて電車に乗って通学していたとき、信じられないくらいおじさんに声をかけられたりして、それで嫌なことも沢山あったので……。
一見紳士に見えるおじさんも、一歩家から出たらこんな風なこと出来ちゃうんだわと嫌悪感を覚えたりがっかりすることが沢山、でした。
で。そんないやなことが降りかかってしまうのは、自分に隙があるからいけないんだ!と反省したのですよ。

なので、最近は人ごみを歩いたりするときには「私に係わらないでください」というエネルギーを放って歩くことにしているのです。
自意識過剰な感じが非常に恥ずかしいけれど、ぼんやり歩いていると本当にろくなことがない。聞きたくないようなことも言われたりするし…。

ティッシュを渡そうとしているお兄さんが引っ込めたりするけれど、攻撃的でごめんなさい、ちょっと余裕がないのです。
話しかけられないようになって、渡されるものを受け取らないで通れるようになって、なんとなく都会の人になったんだわと思ったのでした。
これだけドキドキしているんだから、完全に田舎ものであるのだけれどね。
っていうか、もっと楽しく街を歩いたりできるようになりたいなあ。
うまくバランス取れるようになりたいなぁ…。

本当につまんない…。
多分ひとことでいうとかわいいって言われて嬉しかった、なんだろうね。