つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

おじさんふたり。

2007-06-06 | Weblog
今日はイッセーさんと小松さんの二人芝居@世田谷パブリックシアターに行ってきました。

何故かわからないけれど、涙が出てしかたがなくなってしまいました。
二人の間にはとっても優しい時間が流れているのです。
二人のキャラクターはどれもとっても魅力的。
隣に居たら嫌だなぁ、って思ってしまうかもしれないし、電車の中とかで話しかけられたら寝た振りしてしまうかもしれないけれど。
みんな大好きになってしまった。

イッセーさんも小松さんも、お互いがお互いの仕掛けてくる技を楽しんだり、笑っちゃったり、びっくりして困っちゃったり、文句言ってみたり。
そういうものも全部見えてしまう面白さ。
技を返した瞬簡には客席から大きな拍手が起こったりして。
お客さんもどこへ向かうのかハラハラドキドキしながら応援しているのです。
プロレスの試合を見ているみたい、とやっぱり思う。
イッセーさんは余裕たっぷり愛たっぷりで引っ張って、小松さんはとても真摯に向き合って困って。こぼれてくるものが沢山、でした。
日々成長中でどんどん伸びているみたいです。
どこまで行っちゃうんだろう。
いいなあ、たのしいなあ。

まだ席があるみたいですよ。
オフィスの電話、かかりづらいみたいですけどチャレンジしてみてください、これは観なくちゃ、ですよ。私もう一回観たいもん。

小松さんに「どうでした?」と声をかけていただいたので、私が感じたこと、うまく言葉に出来なかったんだけど伝えてみました。
(これ、内容の話になっちゃうので自粛。)
やはり、「涙が出てしまう理由」というのは小松さんにもわからなくて不思議なのだそうだけど、私の周りに居たお客様の様子を話したら、そうかそうか、とちょっと嬉しそうでした。
向き合う姿勢が本当にすばらしくて、素敵なかただなぁ、と思う。

森田さんの本、買っちゃいました。
「間の取れる人 間抜けな人」
サインもしてもらって一緒に写真も撮って貰いました。ふふふ。
今までそんな風に素直に頼んでみたり出来なかったんだけど。
大事にしようっと。

ワークショップに参加した人はもちろん読まないと。
勘違いしてることとかもきっと一杯あるし。
参加していない人も私たちがどんなことやっているのか、このワークがどこに向かおうとしているのか(?)わかりますよ。

そういうと何だか簡単ね。
うーんとね、ワークショップで私たちはお客さんに見せるためのものを創っていると同時に私たち自身がその場を体験するための訓練(?)みたいなことをしているわけです。
でも、それと同時に私たちは本当は生きるための心構えとかヒント、っていうのかなあ、そんなものを沢山貰っているのです。
とっても救われているのですよ。

私たちが貰ったものは計り知れないなぁと思うし、今森田さんやイッセーさんやオフィスの皆さんに会えたことが幸せだなぁと心から思う。
やっぱり言葉にすると100分の1も伝わらない気がする。

是非読んでくださいね。800円(何て格安!)ですから。
そして最後のイッセーさんの解説まで読んでください。
お勧めです。