つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

卒業、みたいなこと?

2008-01-31 | Weblog
願いを込めて自分で買ったネックレスの鎖が今朝切れた。
お布団の中で。

これを買ったときには心が折れそうな日々を送っていて…頑張るためのお守りのつもりで買ったのでした。
いつか必要がなくなったら切れるだろうと思って心の支えにしていたし、辛いときには握り締めたり抱きしめたりして勇気を貰ってきたので、いざ外れてみると心許ない。

でも、きっと今の私には必要なくなったんだと教えてくれたのだな。
ネックレスには感謝して大事に仕舞っておこうと思う。
真剣に戦った(というか向き合った)証拠になるものだからね。
これからも支えになってくれると思う。

新しいネックレスは大事な人と買いに行こうと思う。
大事な人を大事にできますようにって願いをこめてね。

恋する短歌

2008-01-29 | Weblog
佐藤真由美さんの『恋する短歌』をようやく読了。
ようやくって言うのは、実は探していてなかなかめぐり合えなかったからなんだけど。

恋、ね。
色んな恋をしていろんな人に出会って泣いたり笑ったりしてきたわけですが。何だかいつも私は貰うばかりだなあと思う。
結婚も婚約破棄も離婚もして私は少しは成長できたんでしょうか。
謝りたいことばかりです。んー。

ただ愛するだけでよくて、私が愛したことがいつかどこかでその人の力になることがありますように…と願いをこめたりするようになったのは…かの恋人に出会ってから。
それでもまだまだ愛する力が足りないと思うし、純粋な気持で愛せるようになりたいなと思うのよね…。

私も短歌を書きたいな、と思う。
書きたいことを書き続けていたら夜明け前になってしまった。
これはきっと夜中に書いたラブレターみたいになっているはずなので、違う形でどこかで書き直してみたいと思う。

3か月分。

2008-01-28 | Weblog
今日は1月以上遅れたクリスマスプレゼントを買いに。

「何がいい?」「探しに行こうね」と約束しつつなかなか時間をゆっくりとれずにいたのだけど「今日こそは」と早い時間からお出かけしてきました。

私には「女子時計がいいんじゃない?」とのこと。一緒に選んでもらって、マリクレールの時計をプレゼントしてもらいました。鎖が華奢でエレガントなん。とても素敵。
もっと鎖が太いものや限定のモデルがいいんじゃないかと勧めてくれたんだけど、私は手があまり大きくないしアクセサリーのようにもなるものがよかったので、アクセサリーとしての可愛らしさと文字盤の機能とのバランスが一番いいものに決めました。
鎖が繊細なので手首にしっとり馴染んで心地よいです。ありがとう。大事にするね。

時計ってほんとに不思議な世界を持っていて奥が深いなと思う。博物館のようにしんと静まり返ったお店のショーケースには思わず見とれてしまうような時計がきらきらと並んでいて夢のようでした。私のバイクよりも高いものも沢山あり…衝撃をうけたけれど、小さな時計の中に小さな宇宙が存在しているのだなあと何だか感激してしまったのでした。
何故か、オルゴールや時計にはとても神秘的なものを感じてしまうのです。

彼にはPS3を。
これはクリスマスとお誕生日とバレンタインを合わせてのプレゼント。3か月分です。XBOXとPS3のどちらにするか悩むこと数時間、巡るお店も数件。ゲームの将来性って私にはよくわからないのだけれど、どうやら「将来性」で決めたみたいです。
「抱きしめて寝るよ」と言ってたけど、抱きしめる相手が違うでしょ。
小学生の息子にせがまれている母のような気持になりました。まだソフトも少ないし、ほんとにやるの?楽しめるの?と心配すること数回…それでもどうしてもPS3に心を奪われているようなので、思い切って購入。
帰り道はしゃいで「どきどきする」と言う彼は小学生のようでした…。
「うちで一緒にやればいいよ」とお誘いいただいたので、そのうち伺います。

選びながら歩いて、合間に休憩のお茶をしておしゃべりをして夕飯を一緒に食べて。いつものデートとはちょっと違って楽しい一日でした。お互いのために心と時間を砕いたり…そういう時間がとても嬉しかったのでした。
今日も本当によく笑った。ありがとう。

黄昏時のお散歩。

2008-01-27 | Weblog
夕方になってからようやく外へ。
黄昏時の街は風もなくてしんとして気持ちがよくて、夕方の空気を満喫しながらのんびり歩いてきました。

今日はお散歩日和だったのね。
諸々のするべきことに追われてすっかり日が暮れてしまったけれど…頑張ってもっと早い時間から外に出られたらよかったのかも。
ゆっくり平塚の街をお散歩してみるのも久しぶりでちょっとわくわく。
色んなお店を見つけたり新しい発見が多くて何故か地元で歩きなれているはずの私が一番はしゃいでしまいました…。

その間に商店街から離れたところにぽつんとある「こだわりのお店」を発見!
このお店にはビンテージもののジーンズやアロハシャツやスカジャンが置かれているんだけど、どれもこだわりの品々ばかり。
スカジャンンにいたっては相場が5万円から24万円まで…。和柄の刺繍は手作業でされているのだそうで繊細な仕事に溢れていて触れるのも憚られるようでした。24万円のスカジャンをお店の人に勧められて持ってみたんだけど、とても軽くてふわりとしていてスカジャンの認識が覆されるようでした。
ごわごわしたりしないでふわりと包み込んでくれそうだなあ…憧れます。きっときこなせないけど…。

そんな出会いも楽しみつつ、ご褒美のようなお散歩を満喫。
平塚の街をあまり歩いたことのないお散歩仲間に「平塚って北国の街みたい」と言われてちょっと驚いたんだけど、なるほど…空気の冷たさと、空の広がりや道路の広さ、日曜日の夕方だというのに準備中のレストランや閑散とした商店街…ここは北国の都市にも見えてくるのでした。

夜は美味しい紅茶をいれてお菓子を沢山テーブルの上に並べて部屋で「サハラ」を観ました。ハリウッド映画って物語の展開もダイナミックすぎて、パフォーマンスも派手すぎて苦手だったんだけど、この作品はキャラクターもとても魅力的だったし、物語も(多少強引だったけど)気持ちよく流れていて楽しめました。
突っ込みどころは満載だけどね。
ああでもないこうでもないとわいわいと映画を観るのもいいね。
楽しい時間でした。

ハムレット@鎌倉

2008-01-26 | Weblog
今日は港町シェイクスピアの企画、「ハムレットを読み解く」@鎌倉の本番です。

今日はぽかぽかのお天気でお散歩日和。
鎌倉には沢山の方がいらしていましたよ。
とてもありがたいことに会場にも沢山の方がいらして下さり、ほぼ満席となりました。

私は今日は扉の隙間に耳を当てながら一生懸命聴いていたのですが、牧野さんのハムレットはとても素敵でした。なんて男前なの。
皆さんの変幻自在ぶりは相変わらずすばらしいのだけれど、今日一番感じたのは読み手同士の呼吸の受渡がとても心地よいということ。
どうやったらあんなに流れるように歌うように読むことができるのかしら。音楽みたい。流れに乗っているうちにあっという間に飲み込まれてしまうようでした。
凄いなあ…。

江戸さんの訳は言葉が美しいしリズムが心地よいのだけれど、ハムレットという作品でさえも春の音楽のようだなと思ったのでした。

今日の会場が音楽ホールとしても使われているからなのかしら。声の響きも心地よくて包まれるようでした。朗読会というよりコンサート、かなあ。本当に素敵。

終わった後は早い時間から打ち上げを。楽しいなあ。でも私は次の予定のために途中でお暇を…。
ああ、丹下さんと深夜まで飲みながら沢山お話したいのに。
皆さんとも沢山お話したいのに。
ボスとも作戦会議をしたいのに。
鎌倉にはその昔文豪達の集った居酒屋もあるそうなので、今度の作戦会議はそこでやりましょう、ボス。
お疲れ様でした!

準備

2008-01-25 | Weblog
今日は仕事の後で明日の朗読会へ向けての最終チェック&作業を。
制限されているのは時間だけです。
思わず夢中になってしまい、終わったのは夜明け前。
足りないものを購入してきたのでわくわくしながらバックにつめて、また楽しみで眠れず、遠足の準備のよう。というか遠足前日の子供のようね、私。

今回は和柄のものを。そして小さなものにしてみました。
開くと今日の演目の詳細が書いてあるんですが、絵本をめくるような楽しみを味わっていただきたくてそんな形にしてみました。
それから今年初めての朗読会なので、四葉のクローバー(の形に切り取った折り紙)を一枚ずつ入れました。
皆様に幸運が訪れますように。

並べてみたら結構な量があって自分でもちょっとびっくり。
ちゃんと選んでいただけるように祈りを込めて。
さー頑張るぞいっ。
あー、もう寝ないと!!

風穴をあける。

2008-01-24 | Weblog
会社をおやすみしてお昼までぐっすり眠ったら、少し風通しがよくなった気分になりました。眠っている間にテトリスが行われたのでしょう、きっと。
こんなときには…と部屋を掃除していらないものを捨てて洗濯をして…。
身体を動かして整理しているものは自分の身体とは切り離された別のものなのに、無駄なものを整理すると心の中まで少し余裕ができるから不思議。
ちゃんと風穴ができたかな。
片付いた部屋を暖めてお茶をいれてのんびり。

夕方からは港町企画のための作業を。
もしかしたら作りすぎているかも、と思うけれどお客様に楽しんで選んで頂きたいのでアイディアの浮かぶ限りつくってみることにしました。作業に没頭してみるのも自分を取り戻すにはいい方法。大分復活してきました。

細木数子さんの占いってあたるなあと思うことも多々あるんだけどさ。
今日は私は「達成」というすばらしくいい運気ではつらつと動き回れるとのことなんですが。
私ったら達成の日は必ず具合が悪いです。んー。

沈没…。

2008-01-23 | Weblog
今日は早めに帰らせてもらって部屋で休養…。
風邪をひいたという訳ではないので知恵熱みたいなものだと思うのだけれど。
身体が引きずられるようになると心も引きずられがちになり…。
自分ではそんなつもりはなかったのに精神安定剤のような人から「こういうときには…」とメッセージが。

紅茶を淹れて部屋を暖めて。
お花屋さんに南天をおまけしてもらって。
メッセージを何度も繰り返し読んで。
ちょっとげんきになりました。
ありがとう。

俺達フィギュアスケーター

2008-01-22 | Weblog
今日は映画を観に。観たい映画が2本あって悩んだ2本の映画のうちこちらに決めました。
「俺達フィギュアスケーター」
http://oretachi.gyao.jp/

この映画は、あまり多くの劇場で上演されていないのだけど、各地で人気沸騰中のため追加上演されているようです。
なんと、みうらじゅん賞を受賞したりしているんです。くだらなさに太鼓判押されてるっていうことねきっと。

フィギュアスケート男子シングル界のスターの2人は犬猿の仲。
国際大会の表彰式で大喧嘩した2人はフィギュアスケートシングル界から追放に。
どん底に落ちた二人は「ペア」で復活を目指すのだが…というとっても解かりやすい物語。

その中にも恋と友情とスポコンの感動はたっぷり。フィギュアスケートの魅力も満載。アメリカ映画らしいアイロニーもたっぷり。濁流のように流れる物語…スピード感とリズム感もたまらないです。
画面の端に映るキャラクターたちまでもが細かい仕事をしていました。
無言のゆるキャラたちの仕事の大きさと言ったら!!
ばかばかしさがたまらなくてひさびさに何も考えずに観て笑いました…。
最後まで爽快。ここまでやってくれたら大満足。お腹いっぱいでした。

まだ観てない人は映画館へゴー。

限界値

2008-01-21 | Weblog
熱が出た。
限界を超えたらしい…。

今日はお仕事の後はおうちでのんびりと週末の港町シェイクスピア企画に向けて作業を…合間にソファーで記憶を失ったりして…眠り週間は仕方がないとしても、振り幅が年々大きくなってきているような気がする。
身体がオフだというときには徹底的にオフにされてしまう。

アレルギー反応というのは、アレルゲンの作用はもちろんあるのだけれど、精神的な原因によるところも大きいのだそうですよ。社会や環境に対する嫌悪感がアレルギー反応をより強くしてしまうのだそうです。

周りの物事や人々に対して強く求めるより、やわらかく与えていくという係わり方が出来たらいいのにといつも思う。
まだまだ修行が必要なのです、きっと。

ぽかぽか。

2008-01-20 | Weblog
たった1日の大事な休日の今日なのに、外は雨雪模様。
でも心も身体もぽかぽかとあったかいのでした。
32年間ちゃんと積み上げてきて概念を培ってきたつもりだったのに。
あっさりくつがえされちゃった。悔しくもあり、嬉しくもあり。

こぺるにくすてきほうかい、なり。

てんかい、ではなく、ほうかい。

愛人

2008-01-19 | Weblog
今日は今年初めての文芸漫談の現場に。

今日の作品は、マルグリット・デュラスの「愛人/ラマン」です。
この作品、名作なのに恥ずかしながら読んだことが無い私…。
今日のお話の中で強く残ったのは、「愛していたことに気がついた」という言葉でした。
人って目の前の瑣末なことに流されて一緒にいるときには愛していることに気がつかずにいるものなのかも。時が過ぎてふと振り返ってみたとき「あの時確かに愛していたのだ」と気がつくのかもしれないなと思う。
愛されていたこともね。

この作品の手法に作家として励まされることが多かったというお2人は大はしゃぎしているように見えました。
この作品は状況を綴ってゆくという手法をとっているのだそう。物語を追うのではなくそのときの状況を綴ってゆくことによって物語が成立しているという奇跡的な手法なのだそう。
自分は作家として物語に固執してしまいがちだとおっしゃる奥泉さんにとっては、物語に頼らずしがみつかなくても小説は書くことができるのだということが勇気になったのだとか。
状況を綴っていく…か。何だか雄三さんの言っていることに近い感覚だわ。

状況を綴っていくとううことを試してみようとホワイトボードの足を見ながら、「彼女のすらりと伸びた白い足は…」と即興も飛び出し。
いとうさんの「性描写に対する考察」講義もとても楽しかったです。

物語そのもののお話よりは作家として、そしてその特徴でもある描写の手法についてのお話がほとんどだったのだけど、何度も読みたい作品でこんなに面白い作品はないとのことなので、これを機に読んでみようと思います。

次回は4月です。
沢山のお客様が来て下さいますように。

うなぎやさん

2008-01-17 | Weblog
本日も実家の家業に追われてます。私は何者になろうとしているやら。

さてさて。画像は事務所の近くにあるうなぎやさんの「大政」です。
今日は父と弟と昼ご飯にふらりと行ってきました。

平塚には老舗の川万というお店があるけれど、最近市役所の皆さんが出前先をこちらに変えてという未確認の情報もあったりして、駅からは離れているにもかかわらず人気のお店なのです。

注文してから焼き始めるので、待ち時間は30分以上なの。でも、待ってでも食べたいと思うのがここのうなぎ。
私はいつも座席の確保&注文のために1人早めに行くのだけど、今日はおじさんがご機嫌だったの。

なんと神奈川テレビの取材があって、このお店の宣伝が毎日テレビで放送されているんだそうですよ。焼き上がりまでの間、その取材の台本を見せてもらいました。
「うなぎフレームイン」とか指示も細かく書かれていて、興味深かったです。
このお店のある辺りには井戸水が湧いているんだけど、そのお水がうなぎのタレを美味しくしているんだそうです。知らなかった…。

2人組みの片方が右手っていうキャラクターみたいなんだけど。
右手ってどんな?とても気になる。
どうやってうな重食べたん?