つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

リズム

2006-09-30 | Weblog
健康診断の後、稽古へ。
体調悪すぎ。っていうか、昼間に飲んだバリウムのせいなのか身体が重い…。
やっぱり検査をするということは、それなりに身体に負担がかかるんですよね。

今日は、私のところの稽古は無かったはずだったのですが、何人か遅れていて時間ができたので…稽古しちゃおうぜ!と稽古場を占領しました…。
今日は「リズムを考えてください」とリクエストがありました。
そうだなあ、うん。人のをみているとああ、と思うけど。
まだちょっと乗りこなせていない。
まだ身体がつながっていない感じがする。ううむ。

音楽あわせまでがひとつの山となるのですが、そこからはラストスパートになってしまうので、盛り込めるだめ盛り込みたいな、と思います。
頑張るぞー。

新内稽古

2006-09-29 | Weblog
今週末に舞台監督助手をやる、新内演奏会のお稽古に。
なんと。朝丘雪路さんが出演されるのですよ。びっくり。
部屋の隅のほうでお稽古を見せていただいていたのですが…。
なんて綺麗!
身のこなしも、ちょっとした仕草も美しいです。周りの空気も一緒に動きます。
歌舞伎からの流れの中で、沢山の決まりがあり。
これを期に勉強したいと思います。

おわかれ

2006-09-29 | Weblog
初めて一目惚れしてしまった車。
一緒にいろんなところに行って、いろんな場所になってくれました。
今日でお別れです。
離れたくなくて、涙が溢れて降りられなかったけど、ありがとうと伝えました。

大事に乗ってくれる人に出会って、いろんな所に行かれますように。

何処かで会えたらいいなあとか、似ている車を見たらきっと思い出すだろうなとか思う。
恋人と別れた日みたいに。

1000人

2006-09-28 | Weblog
英次さんの現場「七里ガ浜オールスターズ」に折込にお邪魔してきました。
本番直前で、ぴりっとした空気&楽しそうな現場…と思ったら。
今日私がみた楽しそうなものは、まだ本編ではないとのこと。すごいな。
1000人呼ぼうという声が聞こえた。

そして、夕方からしずくまち稽古に。
実際に小道具など組みながらやってみました。
きっと楽しい装置になりますよ。変幻自在。
装置もひとつの見せ所になると思われます。お楽しみに。

私のシーンの稽古。私たちのチームは、実際にどんどん動きながら作っていきます。何度か返してゆくうちに、お互いの居場所やあり方が分かってきているのを感じる。で、ずいぶんと空気が変わりました。
私は、まだまだ探り中ですが、大分落ち着いて味が出てきたとのこと。
あとは、大きさっていう問題ですが。
もっともっと溢れてくるように詰め込んでいこうと思います。

最後は、新しいシーンの読み合わせ。
急展開に、みんなびっくり。騒然って感じです。
この先どうなるのかしら。お楽しみに。

そして、沢山の人に見てもらいたい作品にしたいと思う。
目指せ1000人。


お知らせです!!

2006-09-28 | Weblog
こんにちは。つつみです。
陽気はすっかり秋ですね。お元気ですか?

この秋、「しずくまち♭ 」という劇団に客演が決まりました。
作家のナカヤマさんが当て書きをしてくださったのですが、なんと史上初。
透明人間人挑戦します。びっくり。

ラフマニノフの壮大な楽曲とのセッションです。
コンサートとしてもレベルの高い舞台です。
お忙しいことと思いますが、都合がつきましたら、是非いらしてくださいね。
心より、お待ちしております。

ご予約は tonkichit@ezweb.ne.jp までご連絡ください。
料金を3000円にさせて頂きます。

◆11月公演『すきとおる ひと』◆
やりたいこと、なりたいものがないと 「透明化」されてしまうとしたら?
これはそんな世界の物語
演奏はロシアの作曲家ラフマニノフの楽曲を中心に取り上げます。
ユーモアあふれる台詞の底に仄見える乾いた苦悩と ラフマニノフの瑞々しいロマンティックな旋律が どのような舞台を紡ぎあげるのか? ご期待ください。

 ■期日:2006年11月10日(金)~14日(火)7ステージ
 10日(金)19:30~
 11日(土)14:00~/19:00~
 12日(日)14:00~/19:00~
 13日(月)19:30~
 14日(火)19:00~
 ■会場:麻布 die pratze  
 ■料金:前売¥3300 当日¥3500(日時指定/自由席)

うっちゃんのたんじょうび

2006-09-27 | Weblog
1年に1回の誕生日。
今日は我が家で、私の大事な後輩「うっちゃん」の誕生日パーティーを。
私は料理担当なのですが、サーモン好きの後輩のために、鮭三昧で。
ちゃんちゃん焼き、焼き鮭、サーモンのお刺身に、鮭フレーク(おい!)。
とってもおいしくできました。

そして、ケーキ担当とプレゼント担当も集合して皆でパーティー。
ケーキもとってもおいしかったし、28本のロウソクもとっても素敵だった。
スパークリングワインも。
それから、休日を一日つぶして捜し歩いたプレゼント。
(彼は今日一日彼女のこと考え続けたのだそうです。)
皆が心を尽くしてお祝いするというのは、とても幸せなことだなと思う。

おいしく楽しい夜でした。
おめでとう。よい、一年になりますように。

female

2006-09-27 | Weblog
観ました。
http://www.female-movie.com/

「女性」を描いた短編集です。
今、話題の女性作家さんと監督の組み合わせ。

どの作家さんも、監督さんも女優さんも、女性の心理を描かせたら&エロスを描かせたら、っていう方々ですが。
わああ、びっくりした。

なにもかも、赤裸々だし。
みんな絶望の中にいて、希望がきちんと描かれていて。
女性も周りの男たちも、痛々しいくらい、狂ってて真っ直ぐで。
滑稽で思わず笑っちゃう。

いろいろな色が鮮明に描かれていて、心に残ります。
とれたての果実みたいに、鮮度がいい作品でした。

SURVIVE STYLE5+

2006-09-26 | Weblog
SURVIVE STYLE5+を。

個性派の役者さんばかり。
っていうか、そんなところにそんな人を使ってしまっていいのですか?というくらいの贅沢さです。一瞬しか映らないから、お見逃しなくと言う感じ。

何と言っても、この作品は映像が美しいのです。
衣装も装置も徹底的に作りこまれているし、カメラの切り取り方も素敵。
さすがCMのプロデューサーチームっていう感じです。
中にはいくつかCMも出てきて手腕を発揮しています。

テンポも抜群によくて、疾走してゆく感じの中、繰り返されるテーマがずきずきと響く。
こんな不思議な味の日本映画は始めて。

みんな毒々しくて狂っているのに、そこに流れる空気や感覚は日常に流れているものを感じるのです。はちゃめちゃの中にも愛がきちんと存在しています。
思いがけずほろりとしてしまいました。

http://www.female-movie.com/

25にちの稽古

2006-09-25 | Weblog
台詞の言い方など、細かく演出が入ります。
ふむ。

私がナカヤマさんからリクエストされたのは、「味」と「人としての大きさ」。
どんなキャラクターにしてゆくかを探っていたのですが、ちょっと見えてきた気がします。試してみたら、大筋は間違いなしとのこと。
でも、まだまだ距離があるなあと思う。
じっくり育てていこうと思います。

新しい部分の台本ができてきました。
うれしい悲鳴が上がったりして、皆でわくわくしながら本読みしてみました。
おおお、そうきましたか。全体ができるのがとても楽しみ。
全体の中から自分の役割も見えるだろうし。
自分を通して全体を見ることもできるだろうし。
この芝居の中に流れているテーマをきちんと伝わるものにできるかどうかは、やっぱり役者の力量にかかっているなと思う。
このメンバーは勝負師なので、この台本を受けて、立ち稽古でどうしてくるかがとても楽しみ。

おいてくぞ。

2006-09-24 | Weblog
今日は人数が少ない中、出来るシーンを一気に作ってしまいました。

「出来ない人は置いていきます」というのが今回の演出のスタンスらしい。
プランの無い役者さんには、プランが無いなら、声だけ入れてくれればいいです、とナカヤマさんは言うのです。
稽古さえさせてもらえないということですね。
でも、稽古自体はバリバリ進みます。どんどん決まります。

帰り道、岡島さんと、今回の作品の中では、大きな嘘をつかないといけないので、そのためには頭で考えているだけじゃだめで、自分の想像力を超えていかないとねと話をした。
多分もっと違うアプローチをしてみないといけないし、その方法をあみ出していかないといけないのですよ。

&伊藤さんと、心配事はじゃきっと片付けて、バリバリ稽古やろうぜと盛り上がり。明日も頑張るぞ。

風味絶佳

2006-09-24 | Weblog
ずっと観たかった「風味絶佳」観てきました。
原作は読んでいたので、楽しみにしていたのです。

ポップでスピード感もあって、遊び心も満載で、気持ちよく観れました。
音楽みたいにすーっと流れ込んでくるのは、やっぱり監督とプロデューサー、脚本家のタッグのせいなのかしら?
あたしはでも、「冷静と情熱のあいだ」よりは全然好きですよ。

沢尻エリカも可愛らしいし、柳楽さんも、こんなに素敵な俳優さんだと思わなかった。豪華なゲストが遊び心満載で支えていて、贅沢です。
あ、インパルスの板倉さん、すごくいい仕事でした。びっくり。
そして何と言っても、夏木マリさんの素敵なことといったら!!

原作には無いエピソードもあって、原作の要素もちゃんと伝わってて。
かっこ悪くてぼろぼろで、ばかばかしくて、かっこよく。
山田詠美さんの世界観と生命力のようなものは、きちんと流れています。
原作よりも面白いものを観たのは、もしかしたら初めてかもなあと思う。
映像の美しさと、こだわりも素敵だし。

女心。「そうよね」と膝を打つこと数回。
男心。「そうでしょうね」とため息つくこと数回。
恋心。「そうなのよ、そうなのよ」とうなづくこと十数回。

いろんな瞬間を一杯思い出してしまった…。
鍵を開けられてしまって、どうすればいいのよという気持ち。

終始、夏木マリさんに心を奪われっぱなしでした。
強くて弱くてあったかくて豪快で。あんなグランマが欲しい。
じゃなくて。
ああいう俳優になりたい。

見えてきました

2006-09-23 | Weblog
今日の稽古は楽しかった。

全員でシーンを追いながら、装置を考えながら、ああでもない、こうでもないと試してみました。
だんだん、どんな風景になるのかが見えてきました。
発見が一杯あるし、役者同士のコミュニケーションもきちんと取れる。
この稽古、楽しくて仕方が無い、という感じ。

稽古の進みがスムーズなのも、創作に意欲的なのもとても良い。
稽古場に入ると皆黙々と調整する様子も良い。
ひとりひとりが戦っている感じ。
前の現場は、きゃぴきゃぴで元気一杯で、皆でやろうっていう感じの空気があって、それはそれで楽しんだけれど。

この作品。お客さんがびっくりするようなものにしてゆこうと、全員で企んでいます。
もっとすごくなりたいなああ。