つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

南口2丁目銀座 純喫茶こすもす

2006-02-28 | Weblog
チラシが出来上がりました!

Project ONE&ONLY The Trial#01-actors from The PIT-
「南口2丁目銀座 純喫茶こすもす」

3月31日(金)~4月2日(日)
31日:19:30
1日:15:00/19:00
2日:14:00/18:00
(開場は開演の15分前です)

チケットは前売り当日とも 2500円です。

「ミュージアム東京」にて。
http://www.museumtokyo.com/museumtokyo/contents/cat_an.html

どこの街にもある銀座。そこに集まる人達の人間模様を受け止めてくれる喫茶店のお話です。心からホッとできる美味しいコーヒーみたいにお届けできたらと思っています。
是非いらしてください。
お問い合わせはtonkichit@ezweb.ne.jpまで。
お待ちしております。

小学校2年生の質問

2006-02-27 | Weblog
仕事中に姪(小学校2年生)から電話があって、
ばあば(私の母です)に用事があったらしいのだけど、「ばあばは出かけているけど、急いで戻ると言ってたので待っててね」と言うと、「うん」と元気に返事をしたので、「じゃぁ…」と電話を切ろうとしたら、突然「キスした事ある?」というのです。
びっくりして、とっさに「ないよ」というと「山田君と?」というので…。「うん」と白状しました。「たくさんした?」「うん…」……。
すると今度は「ぱぱ(弟)は誰のおなかから生まれてきたの?」というので、またごまかして「ばあばじゃない?」というと、「ふーん、電話切っていい?本当に切っちゃうよ。」と電話は切れました。
本当にびっくりした。

っていうか、自分のとっさの「ごまかさねば」という心の動きにびっくりした。なんていうか…かえって恥ずかしい,。ちゃんと向き合ってあげたらよかったのに。多分。なんか、まるで自分が大嫌いな「言い訳男」みたいだ、私。ああ、そんな自分が嫌。
でも、自分が小学校の時ってこんなことって人に聞けなかったよなあ。今ってそうなの?

テレビの影響なの?そう言えば今、家の子供達は「チャングム」に夢中らしい。
母が「あの子たちが興味をもって一生懸命観るているから、観せておく」と言っていたけれど…。お母様、「チャングム」の影響力は案外大きいみたいですよ!
あら?もしかして私余計な事言った?

もしかして…恋をしてるのかしら?変な男はやめときなさい!さっきはごまかしちゃったけど、ごめんなさい、ちゃんと話を聞くから。ねえちゃんに相談してー。

だんだんと、ゆっくり失ってゆくもの

2006-02-26 | Weblog
朝から晩まで名前書き&除籍謄本と格闘。

久々に山田家の猫「山田トラ」と遊ぶ。
彼はもう満20歳なのだけれど、2年位前から「痴呆の疑い」があって、最近徘徊するようになったらしいのです。不安な気持ちで居るのか、抱かれていても腕にしっかり捕まっているし、最近では近所の猫が怖くて落ち着いて外にも行けないのだそう。
弟も妹も、周りの猫を追い払っているらしいのだけど、今までボスというか、近づきがたい印象の(多分)家の猫が歳をとってきたので、大きな顔をして歩いている。
それだけじゃなくて、威嚇してきたりもするらしい。あたしが今度見つけたら絶対ゆるさん!
トラ、あなたと遊ぶと私はお風呂に入らなくちゃいけなくなるんだけど、どうか元気で居てね。

痴呆と言えば。
うちの祖母もすっかり呆けてしまって、自分の部屋とトイレを行ったり来たりしている。とりあえず水を流してくるだけみたいなので、水道代がバカにならないのだけど、足腰が弱くなってお世話をしなければならないという状態に比べたら、まだ安心ではある。
というか、その起き上がりの速さは年寄りとは思えないとのこと。
みんなの様子が気になって、リビングをのぞく為に行き来している…というのもあるのですけどね。時々ドアのガラスの部分からじーっと見ているので、ギョッとする事もあるのですよ…。

昔から、自分に都合が悪い事が起きると大芝居をうつんだけど、先日もデイケアに行きたくなくて、ケアマネージャーさんに「本当に行きたいけど、行けないのよ」といい、母に「手を…」というので母が手を出すと、その手を握って「ふみちゃん(母)がいてくれるから、こうしてやっていける」とか言うような事を言ったらしい。
普段は精神安定剤が切れると、「あたしは一人だってやっていけるんだ」とか言うのに。
で、しばらくリビングで話していたら、立てないはずのおばあちゃんがすっかり立って歩いていて、見つかってしまい、「立てないんじゃなかったの?」と聞かれると、「痛みには色々あるのよ」とかなんとか言ったらしい。
「もう憎たらしいから入院させちゃったらいいわよ」というのがケアマネージャーさんの意見。だから昔から「演技派」だって言ったでしょ!とのこと。そういわれても…父は可哀想よね。

昔は意地悪をして大変だったけど、それでもかなりおとなしくなった方で、「私はどうしてすごしていたらいいの?」と母に聞くらしい。で、母は可哀想に思って「生きていてもいい」と思ったり、いろいろとしてあげようと思う事が出てきているみたい。本当に母はすごい人だなあと思ったのです。
あたし達子供には「死ねばいいのに」とか言うのに。ま、それはいいとして。

救急車をタクシーのように呼び出して、救急車なら待ち時間がないからいいと言ってのけたり、書ききれないほどの武勇伝を持っている祖母ですが。できることが少なくなっていって、子供のようになってゆくのを感じると、憎しみの気持ちは消えていくような気がします。意味がないなと思うと言うか。
多分一生許せないと思っている人だけど、自分の変化に驚きました。

だんだんと、ゆっくり失う。そんなことを感じました。

運転手の1日

2006-02-25 | Weblog
昨日現場で怪我して帰ってきた主人の運転手。
朝から病院へ。捻挫とのこと。明日から現場、とはいかないけれど、杖も必要ないし、ちょっと安心。本人は痛くて大変だろうけれど。

私が骨折した時の事を思い出す。
動けなくてリビングに居たら、母が私の足に躓いて、私が痛がると「そんな所に居るからだ。邪魔だ」と、とても怒られた事を思い出す。
痛みを比べるわけではないけど、「私のときより色々できるので大丈夫だろう」と勝手に思う。ああ、でも、彼が頑張ってるのかもしれないし。私自分の母の事ひどいと思ってたけど、ここまで書いて私もひどいことしてると思いました。本当にごめんなさい。

そして午後も運転手。
鉄骨造の増築の現場があって、進めるかどうか銀行の融資待ちをしていたのですが、無事に動き出すとのことで、現場を見に。
ご主人は看板屋さんを経営している方なのですが、自分の作った作品や作業場を見せてくれた。さすが看板屋さん!とてもスタイリッシュ。でも、すごく柔らかい印象を受ける。
家具や食器もとても温もりのあるものばかりで、手作りのものに溢れていて、すっかりくつろいでしまった。
私の事もとても気に入ってくださって「若くてかわいらしくて結婚しているように見えない」とのこと。
記念に書いておきます。

息子さんの結婚についてとても心配をしているそうで、電車に乗っても「あの中のどの人が息子にあうか」ということを話したりしているのだそう。サーフィンをやっていてさわやかな優しそうな方なんですけど。
親と言うのはそういうものなのかなあ。うちの母は「結婚しない方がいい。1人で生きていく方が気が楽だから、自分で生きていけるようになりなさい」と私によく言っていたけれど。友人のお母さんは、まだお嫁に行かない娘を嘆いて「隠れて歩かなくちゃ」とか言っているのだそう。
子供が結婚しないのはそんなに心を痛めるものなの?恥ずかしい事なのかしら?…私の友人はまだみんな独身ですけど…。

「何年に生まれたのか」と言う話になり、義父が亡くなってから手伝いに来てくださる方が「2月25日が誕生日」という。今日じゃないですか!
(それを笑っていたお施主さんは自分の歳を忘れていていました)
本人は「ああそうか今日か」とか言ってるけど、のんきにしている場合ではない、家族が待ってるでしょうから帰りましょうという事に。
「家族がお祝いしてくれるだろうから」と言うと、「いやあそんなことはない、あ、でもそう言えば今日は娘と孫が泊まりできてるなあ」とのこと。電話したら「ケーキもちゃんと準備してあるよ」と言われたそうで、ちょっと嬉しそう。
お施主さんお勧めの、美味しいケーキ屋さんによってシュークリームをプレゼントした。
お誕生日おめでとうございます。

ジブリ占い結果

2006-02-24 | Weblog
釜爺のあなたは、頑固に見られがち。しかし実は誰よりも優しい人です。周囲に対する面倒見は意外とよく、義理人情を大切にするお人よし。断れない性格なので物事を頼まれやすい所があります。すすわたり(まっくろくろすけ)との相性も抜群。えんがちょは切りましょう。

……。

みないふり

2006-02-24 | Weblog
稽古へ。本役の揃っているシーンなどをいくつか。
難しいのは、流れの中の区切りから始めるのではなくて、ページの頭が切り替えになっていること。今日はじめてご一緒する方もいて、空気が変わった。全員で稽古するのがとても楽しみ。
相手役と打ち合わせた。私達は、何もなくてそこに居ることが求められているので、たくさんのもので埋めておきたくていろいろと作戦を練る。

***
駅のホームで電車を待ってたら隣に男の人が来て、ゆらゆら揺れ始めた。
酔ってるのかと思ったら立ったまま寝ていた。少しも目を開けていられなくて限界らしい。
私も電話中だったから目にいれないでいたのだけど、眠りが深くなって「がくっ」ときた瞬間に、前に何歩かあるいてしまう。あと2,3歩で線路。そのまま線路に飛び込んでしまうのではないかしら、これが見納めになっちゃったらどうしよう、よく顔をみておこう、いや、そうじゃなくて…。と気が気ではなくなってしまって、電話どころじゃない。いや電車来てないから落ちても大丈夫だけど、怪我するし…とか。

周りの人も無視してる。私も見ないふりをしながら、咳してみたり体をぶつけてみたり。今思えば、大丈夫ですか?と声をかけて、腕を掴んでおけばよかったのに。周りの人も気になって仕方ないはずなのに、何でそこまでして我慢してみないふりしていたのか。わからない。自分の心の中の葛藤を考えたら、声をかけてしまったほうがずっとずっと楽。
何であんなにかたくなに見ないふりをしたのか、関わらないようにしたのかしら?

私も電車ですっかり寝てしまい、起きたら彼もぐっすり寝ていた。
多分乗り過ごしていると思う。けど、起こさない。
あたしって、なんだろう…。

ひとだんらく。

2006-02-23 | Weblog
まだやってんのかよ、といわれそうですが。
今日は仕事を休んで、除籍謄本の整理と名前書き。
2年位前から、役所の方でも一定期間より前の書類は廃棄してよいということになったので、早めに請求しないと辿れなくなってしまうのです、で慌てているのです。
自分の前を辿っていくのは結構面白くて、本当にずっとずっと先まで調べてみたいなと思う。どこからどう流れて今ここにいるのか。家紋とかも、ルーツを調べてゆくと結構面白いし…。親戚のおじさんたちにも聞いてみたいなと思う。

山田家の方は、落ち武者で逃げてきた一族だとか、火薬を作ってて爆破事件を起こして、その場所にいられなくなった話とか、おじいちゃんが生き返った話とかいろいろ聞けたんだけど。

堤っていう苗字の人には結構有名な人がいるので、すごい家だったりして…と言う期待がないこともないですが、多分なんでもないでしょう。
あの映画監督の堤さんは、父にそっくりなので親戚じゃないかと思うんだけど。

今日の夕飯は、山田家の母がおかずを届けてくれて、主人がお弁当を買ってきてくれました。大変申し訳ない。でも、頑張れっていう事なんだなあと思う。で、書き上げました。手元にあるものは全部。
で、ラーメンズの13回公演のビデオを観る。
小林さんが面白いのは、うまいっていうより、明確なイメージがあるんだよなと思う。
ああ、そういわれたときの感覚覚えがあるな、とかいろいろ思い出す。

胃の調子がおかしいのにお菓子を食べたりして。
で、胃の調子が悪いと思い出すのが従姉の事。

2年前に従姉が私と同じ歳で亡くなったんだけど、彼女は浮気して家を出て、すぐに癌になって、本当にあっという間に亡くなってしまったのです。2歳の子供を残して。
亡くなる頃には元の家に戻ってきたんだけど。
看病してくれるのは旦那さんとその家族だったのもあると思うし…。
それをみてから、私も浮気したら癌になって死んじゃうかもと思うようになったのです。
何故だか。

おおきくなってね。

2006-02-22 | Weblog
今日は空気がまるいというか、本当に柔らかくて気持ちがいいですね。
春がもうすぐそこまで来ている気がします。まだ2月だけれど。
なんだか季節が早く回り始めているような気がして、「だんだんずれて、そのうち季節が南半球と入れ替わるかも」と友人に言ったら心からあきれられた。

ちょっと早いけど、後輩の誕生会。
自分の彼女の誕生日に、先輩の誕生会に参加していた彼なので、当日は避けましょうってことで急遽決めた。当日は彼女と過ごさなくちゃいけないなんてことはないんですけどね。もちろん。
で、決めたら決めたで、会場となる我が家の掃除をばたばたとすることになり、夫婦喧嘩をしながら掃除をする。お互いに気になる所が違うので、お互いの掃除した後に、やり直したりして。「それでは掃除した事にならない」と、姑の戦いみたいになる。険悪。

今日は暖かいし、手巻きにしようかしらとかあれこれ考えたのだけど、モツ鍋に(!)。とても美味しくできました。
バースデーケーキは、平塚の老舗「Bachman」のチョコレートケーキ。

写真はプレゼントのドラちゃんです。
最初は「飛ぶドラえもん」にしようかと思ったけど、垂直に1分飛んで4分充電らしいし…。「二桁かるた」(語呂合わせで二桁掛け算が覚えられるらしいです)がいいかと悩んだけど、ひとりじゃできないし…。で、これに決める。
結構饒舌で「いまのみた?」「ふふふふふ」「のびたく~ん」などなど話しながら、高速回転、高速移動、ブレイクダンスと繰り広げます。びっくりした~。
でも、その予測できない動きと、切り替えの連続がおかしくてたまらない。
動きに合わせて「いまのみ、うふふふ、のびたく、ぼくドラ、うふふ」となるわけです。
アパートの上の部屋の住人が今いない事をいいことに、深夜まで。

年齢よりも蝋燭が二本多いのは、早く大人になってねっていう願いが込められているのだよ。たぶん。素敵な出会いをたくさんして、おおきくなってね!おめでとう。

新しい台本

2006-02-21 | Weblog
One&Onlyの稽古@目黒へ。
新しい台本を頂く。で、台本を持って立ち稽古。
久々の感覚。なんだか違和感が取れない。
みなさん忙しい方が多いみたいで、なかなか全員のそろわない稽古場では、それぞれが代役で入ったりして稽古が進んでいる。
私も代役で入ったり。自分の所の稽古をさせていただいたり。
若いメンバーが多かったせいか、元気一杯(?)
「色々試せるのは2月一杯、自分がした事で相手に与えた影響や、動いた空気を感じてね」とのこと。

帰り道の電車の中で台本を読む。

***
隣のおじさんがエッチな雑誌を読んでいるではありませんか。
隠しているかと思えばそうでもなく、見られてもかまわないって言うか、見せているのかしらと言うくらい。
で、のぞいてみました。…。
あら~、おじさんそんなの読んでよく平気な顔でいられるな~。その雑誌は持って帰るの?駅のゴミ箱に捨てちゃうの?と要らない心配をしたり。

おじさんが途中、私の視線を感じて隠し始めたんだけど。
台本を読んではのぞき。立っている人に、私がのぞいているのが分からないように台本に隠れて…。あほか私は。高校生男子かー!
でも、何が書いてあるのか結構気になりませんか?昔は、嫌だわ~!最低だー!とか思った時期もありましたけど。

学生生活でも職場でも、男の子ばかりの所で過ごすことが多かったこともあって、女の子より男の子といる方が楽なんですが、こういう話だけは共感できる事がないので「あ~、そうなの、そういうのが趣味なのね。」と話を聞いていたんだけど。
(というか、私に話す方も話す方だと、今思う)
それと同じ事を思いました。
あ~、そうなんだ、そういうのが趣味なのね、と。

おじさんは雑誌を鞄にしまって帰りました。奥さんに見つからないといいですね。
いやいっそ見つかっちゃえば趣味が伝わるかも。
家の主人がもって帰ってきたら…見なかったふりをしますけど。

で、思い出しました。昔おじいちゃんの部屋にあった雑誌を見たら、そういうページがあって、子供心にショックを受けた覚えがあります。
誰にも言わずに来ましたが…何かの拍子に思い出しては苦しんだ覚えがあります。

そういうのは不用意においておかない事をお勧めします。本当に、頼みます。

あめのなか。

2006-02-20 | Weblog
仕事から戻って、家事全般終了して、先日の名前書きの続きもして、稽古へ出ようと思った所で…義母と電話。
ここの所頭を悩ませる事が多いらしくて、鬱状態なのだそう。
で、ほうっておくわけにゆかず、温泉にでもいかない?と誘ってみた。
私の住んでいる所は温泉街なんですが、今日は平塚の温泉へ。

***
主人は「鬱の時には誰かとはなすことが大事なんだ」というけれど、先日、私達と話す時に空元気で話す義母をみたので、1人でのんびり過ごせるといいなあと、別行動する。
自分が鬱だったときは、1人でのんびりしたり、自分以外のものを眺めたりして勝手に元気を貰ったりしていたので。もちろん沢山の人に助けてもらったけれど。

温泉に行くと痩せないと駄目だよなって思うんだけど。
久々に友人に会った。とてもやせてた彼女が随分大きくなっていて、私も彼女の記憶よりははるかに大きくなってたんだけど。お互いその話には一切触れず。
彼女が子供を連れていたので、そうか、やっぱり出産するとこうなるわよね…と思ったら姪だそうで。彼女に「子供は?」って聞かれたのでいないと言うと「あ、そう…」と何か思っていたみたいなので、同じことを思ったのかも。
そんなに大きくなるにはいったい何があったのかしらとか、
どうしていたのかとかいろいろと話したかったけど、子供がもう熱いから出ると聞かないのでまたいつかどこかで。と別れた。

雨の中、露天の岩風呂でのんびり過ごす。
お風呂の中ではいろいろ考えられたりして大好きなんだけど、時々傍若無人なおばさんのシャワーで現実に引き戻される。時々若いお姉さんもいるけど。
本当に周りの人にまでシャワーかけてるおばさんいるでしょう。
ポンプ式(っていうんですか?定量が出る蛇口)を足で押したままのおばさんとか。
私はそういうのがとても耐えられず、もう一度洗いなおさないといけないし、蛇口触ったら手を洗わなくちゃいけないし、で結構時間がかかります…。
全部に仕切りがあればいいのに。時々それも越えてくるけど…。

今日は真っ黒に日焼けした、ちょっと怖そうなお姉さんが、自分を洗い流した後に周りも流していて、非常に感激した。ああ、怖い人だと思ってたけど、素敵な人だわ!ごめんなさい。で、彼女は脱衣室では爪先立ちでゴミがないか確認して歩いていた。分かるわ!その気持ち!と、勝手に心の中で友達になる。怖そうだから。

家に戻って、深夜まで名前書きの続き。
私の実家ばかり集まっているので、主人の方の実家の分も引き受ける。
結構大変な事ですけど、多分きっと頑張れるでしょう。

名前。

2006-02-17 | Weblog
千住の公演の後で「何でお経なんか唱えられるのか」と聞かれたり、「般若心境良かったですよ」と言っていただくのですが、あれは、日蓮宗の法華経の「妙法蓮華経 堤婆達多品 第十二」というやつです。
日蓮宗の家で生まれ育ったので、毎日の仏壇のお給仕とお経をあげることについては当然のことで、嫁いだ家がまた日蓮宗の家で…。日々続いているわけです。

で、今日はここの所続いている体調不良の原因を解決するために、覚悟を決めて、1日家で筆を持って暮らしました。自分の先祖の名前を「過去帳」というのに書き込んでいく作業です。日めくりで亡くなった人の戒名とか書いてある、あれです。

1月20日から2月3日までは日蓮宗の寒修行で、その直前に、沢山の人が家の中に集合しているのを感じていて、これはもちろん、この世には存在しない人たちのことですけど、「もうすぐ寒修行だからちゃんとやりなさいよ」という事なのだなと感じていたのですね。同じ頃から立ち上がるのも辛くなってきたし…。とても簡単に言うと、私は「溺れる者は…」の藁になってるわけです。
で、寒修行やっていくうちに足は楽になったのに、疲れてないのに「大丈夫か?」と言われるくらいに顔が変わってたみたいで、これはちゃんと名前書き込んでくれという事なんだなと思ったわけです。
名前を集めるだけ集めて書き込んでいない人が200人近くいて、寒修行の時にお経を上げながら感じていたのですが、日々のあれこれが忙しいと後回しにしてしまっていて、その催促の知らせなのだなと。

なんでそんな事分かるのかと聞かれるとすごく困るんですが、結構明確に分かります。
その人が男の人か女の人かどんな用事なのか。時々どんな容姿の人かなんとなく感じます。これがわかんないと結構具合悪くなったりもします。
主人は結構はっきり分かる人なのですけど、このことが結婚するきっかけになったりしてるのですね。
恋のキューピッドは隣の家の自殺したおじさんですからね。
母が「あんたたちは仏の縁」と言ってたけれど、そうなんだろうなあと思います。

いま、スピリチュアルとか言ってなんとなく気にかける人が増えていますけど、私達にとっては日常のことなんですね。だから、伝えた方がいいことは伝えます。
他のブログに書きましたが、義父がなくなったときには、義父の枕元で、義父にお伺いを立てながら打ち合わせしたのですが、蝋燭の火が大きくなったりしてちゃんと答えてくれたりして。
今は義父の携帯電話に電話がかかってきます。丑三つ時に不在着信で。
昨日もかかってきてたそうで、仕事がないと落ち込んでいた主人が、今日になったらいろんな人が仕事をくれて手が回らないかも、とのこと。心配してくれてるのだなと思う。
「声かけといたからよ」っていう電話だったのかもしれないですね。

そうそう、で、名前を書きました。
自分が生まれてくるまでに命をつないでくれた人達の名前。
ちょっと鬱に傾きかけていた気持ちも晴れてきました。顔も元気になってきました。
まだまだ足りないのですけど。

長い長いさんぽ

2006-02-16 | Weblog
長い長いさんぽ(須藤真澄 著)。読みました。
先日主人が買ってきて部屋から、相当な事が起こったのではないかというくらいの泣き声が聞こえてきて、駆けつけたら手にこの本を持っていて…。
「覚悟して読むように」とのことだったので、覚悟して読みましたが、私も再起不能になりました。目が開きません。
まだ読んでない方は是非読んでみてください。

たぬき。

2006-02-15 | Weblog
仕事早めに切り上げさせてもらって、昨日家にいなかった分今日は頑張らないとな、と思う。で、まだご飯作るまでには、もうちょっと時間に余裕があるから、ひとねいり。
とてもねむってしまう。…そしてねすごす。

主人が戻ってきたんだけど、むにゃむにゃとごまかす。
何か食べてるみたいと思うけど、気まずくて寝たふり。
しばらくするとコンビニの袋を提げて戻ってきた。
手を洗いに言っている間にうかがうけど、品物は分からず。
ちょっと聞いてみたらご飯が食べたくて買ってきたとのこと。
…ねたふりをする。ごめんね。

FAREWELL PARTY

2006-02-14 | Weblog
17HIPPIESの送別会@森田オフィスへ。
プレゼントのカードを渡したらとても喜んでくれて、オフィスに飾ってくれるとのこと。で、彼らからもメッセージ入りのポスターをもらいました。部屋に貼って毎日眺めて元気出すわ!ありがとう。
またまたテーブルに乗り切らないほどの料理が並ぶ。スタッフの方の働きぶりには本当に驚く。どれも全部おいしかったけど、お勧めは「葱とアボカドのディップ」「小松の親分さん作の水餃子(300個!)」「チキンの包焼き」「仕込み水」(お酒の仕込み水)と、みなさんの手作りチョコレート。

私の憧れの小松の親分さんがいらっしゃって本当に驚く。
イッセーさんの弾くギターで歌っていた親分さんですが。イッセーさんが帰った後、ものすごく酔っ払っていらして、ギャグも連発、支離滅裂。驚きました。
私には「英語でくどくより、日本語でくどいた方がいいよね。」とのこと。はて?

森田さんと沢山話をした。
「稽古しようか?説教がいい?」といわれたのですが、今日は勘弁していただいた。
森田さんは私の事を「育ちが良くてきちんとしてる」と言ってくださり、「それは両親のおかげだよ」とのこと。
先日の件で、私がお詫びの電話をしたことでそう思ってくださったみたいなのですが…。
今までの劇団では「育ちが悪い。お前の親の育て方が悪いから」と言われてきたのだけれど…。両方正しいのかも、と思う。

このブログも読んでいただいて、創作の話に。(それについてはあまりにも膨大なので、他に書きます。)ここは「整理してシンプルに書く」っていうことを心がけて書いてるつもりなのですが、私が「つまらないと思っている事」や、「自分だけの問題だと鬱々としていたもの」を書いてみたら?とのこと。ちょっと思案中。

次の日仕事があって始発で帰ろうと思っていたのだけれど、オフィスの方が送って下さいました。ありがとうございました。
沢山の方とお話できて、とても貴重な時間でした。
それからたくさんご馳走様でした。
素敵なパーティーに招いて頂いて有り難うございました。