「就職戦線、成長あり」。合同企業面談会で見た学生たちの真剣さ。

１７日（土）。

就職相談室の企画で行われた「合同企業面談会」。

採用実績の高い企業の方々にご来校いただき、面接会を行った。

面接をしてくれた方の中には卒業生も多い。

本当に感謝だ。

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企業のブースの前で待つ学生たち。↓







自分の作品のポートフォリオを見せながら、面接。↓





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普段とは違うスーツ姿の学生たち。
なんともいえない緊張感が漂う会場。

企業、学生の双方に気を配りながら動き回るスタッフたち。

心配で会場を見に来た担任の先生。

そして、なぜか小生が柄にもなく、緊張した（笑）。

学生たちを見ていて、手に汗かいていた。

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学生たち、みんなカチコチ。

少しでも緊張をほぐそうと一人ひとりに、声をかけてみた。

「リラックス、リラックス！普段どおりでいいんだよ」とか、

「自信を持って。（作品を見ながら）おおっ！いいじゃない！」とか。

それでも、学生たち、

「もう帰りたいです。」

「めまいがしてきました。」

「自分の作品に自信がない。」

とか、正直な不安の声があがる。

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うちの学校の「金八先生」、Ｍ先生が会場に来た。

学生たちとの会話。

学生「先生ー。もうダメ。緊張が止まらないよー。」
Ｍ先生「うん。今日は緊張していいよ。緊張しなさい（笑）。」

学生「ポートフォリオ、全然自信ないよー。帰りたい。」
Ｍ先生「よし、なら帰れ（笑）。」

最後はもちろんジョーク。

このやり取りがなんとも絶妙なのだ。

小生のような励ましよりも、学生たちがふっと肩の力を抜いたような気がする。

さすが、ベテラン、そしてプロ。

学ぶことは多い。

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延べ１００名を越す学生たちの参加。

デザインや写真の分野は、１年前からの定期採用はよっぽどの大手以外、まず

ない。

夏休み明けの１０月頃からがいよいよ就職戦線の本番だ。

この日も７割くらいの学生が面接は初めてだとか。

そりゃ、緊張するだろう。

もちろんこの日に決まる学生もいるが、多くの学生たちはこの日をきっかけに

して、本格的に就職活動に励む。

そう、学校はそのきっかけを提供するのだ。

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必死になって、笑顔を作る学生。

最後の最後までポートフォリオをチェックする学生。

企業の方々に、自分の長所を一所懸命説明する学生。

終わってから、汗びっしょりになっている学生。

なんとも愛くるしい。

そんな思いもあって、

「学生たち、みんな本当に可愛いね。」と就職担当のＫ女史に声をかけた。

「理事長、どこ見てるんですかー。確かに女の子たち今日は可愛いですけど」

とＫ女史。

いや、Ｋさん、そういう意味じゃないよ。ホントに（苦笑）。

学生たちが似合わないスーツ姿で（失礼。笑）。真剣に頑張るその姿がなんとも

愛くるしかったのだ。

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「緊張した分、今日一日で、私、相ー当ー、
大人になったような気がします。」

そう、たった一日で、また新しい経験をし、大きく成長したのだ。

（そういえば、以前も就職イベントで、こんな声を聴いた。↓）



※詳しくは、２００５年１０月２２日の日記「そうそう、それでいいんだ」参照

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卒業年度生の学生たち。

皆さんはラッキーだ。

ここ数年は、在学生数の何倍にもなる求人票をいただいている。

（本当に感謝！）

この学校で学び、成長した自分に自信を持って、
自分に合う企業を探して欲しい。

就職活動、どうか自分らしく、楽しみながら頑張って。

クロコは企画と、皆さんのサポートで全力を尽くすから。