地域、渋谷区、警察一体となっての「らくがきなくし隊」始動！

一昨日（３０日）午前１０時。

学校から徒歩１０分のバスターミナル広場である集会があった。

「渋谷区　落書き消去・壁画作成キャンペーン」の宣言式だ。↓



今回、落書きを消し、壁画を制作する壁。↓



結構長い。
壁画には相当の時間を要するが、制作は夏休みの予定。
小生も、一筆、参加したい（＾＾）。

この運動に立ち上がった（写真では座っているけど。笑）地域住民の方々　↓



関係者、ボランティアの方たち約１００名が集った。↓



渋谷署の警察署長、区の担当の方もいらっしゃって、この運動の意義を説かれて
いた。
今回のキャンペーンの主催は警察。
街の治安維持、向上策の一環として捉えて、本腰を上げて動き出したのだ。

メディア４社の方々が取材　↓



思った以上に関心が高く、日テレ、テレビ東京、ＭＸテレビ、ＮＨＫの取材陣が
かけつけてくれた。
今や落書きは深刻な社会問題なのだ。

※報道については、例えば日テレのこちらのページをクリック！
http://www.news24.jp/category07/2007/05/30.html
（１５：３０の「東京・渋谷　落書きを消去、壁画を作成へ」をご覧ください）

落書き消去宣言の後に行われたボランティアの方々による落書き消去作業　↓





、、、

このブログでも、落書き被害について触れてきたが、

（※詳細はこちら　↓）
２００７年２月１１日の日記
２００７年４月２１日の日記
２００７年５月２２日の日記

いよいよ、地域、渋谷区、警察一体となっての本格的な防止策に乗り出す。

渋谷を愛する人たちの思いが詰まった運動だ。

この会でも心ない落書きを嘆く人たちの声が多く聞かれた。

「何度でも粘り強く」なんて声も聞かれた。

学生を代表して参加したリーダーの女子生徒も自然と顔が引き締まる。

「こんな大がかりな運動だったんですね。緊張して来ました」

そう、そう。

それでいいんだ。

そう感じる感性こそ大切だから。

学生の皆さんが協力する活動、学ぶ技術は
こんなにも地域の方に喜ばれ、社会の役に立つということを
肌で感じ、誇りに思って欲しい。
そして、この活動を通じて得た気づき、優しさを作品制作に活かして欲しい。

うちの学生たちなら、きっと出来るはずだ。

心からそう思う。

時間はかかったが、教職員、学生が一丸となって、壁画制作で協力し、一歩ずつで

もこの活動を進めていきたい。

安心して、気持ちよく暮らせる渋谷の街を作るために。