恩返しなんて１００年早かった。恩返しのつもりで行った二つの勉強会で気づかされたこと。

写真はイメージ。

一昨日（１日）、昨日（２日）と二つの場所でうちの学校の取り組みについて

プレゼンをさせていただいた。

一つは、熱き経営者仲間の勉強会でずっとお世話になっている先輩の企業。

もう一つは、ある異業種交流会を主催する先輩からの依頼。

二人とも大好きな先輩で、小生に多くの気づきをくれた恩人でもある。

小生の話なんかでお役に立てるのかな？と思いつつ、

恩人からの依頼だから断れるわけがない。

少しでも役に立つのなら、これも恩返しだ。

（そしてこれもうちの学校が目指す「本当の広報」の一環でもある。）

そう思って行ってきた。

、、、

一昨日。

先輩の会社。

社員の方々による自主参加、費用も自腹の勉強会。

さすがに小生も多くの場数を踏んできたので、自分の学校のプレゼンで緊張する

ことはもうめったにない。

いや、ないはずだった。

、、、

が、緊張した。

それも極度に。

なぜ？

参加したスタッフの方々の目つき、学ぶ姿勢オーラーに圧倒されたのだ。

久々に１００％食い入るように見られている、聞かれているのを意識して

しまい声が上づった。

、、、

情熱と根性と、高い志と誠実さと、人間的魅力たっぷりの先輩。

すごい集団を作っていた。

自問自答。

恩返し？
１００年早い。
また恩の借金を増やしてしまった。

、、、

昨日。

これまた数年前に高い志を掲げ、無から新しい異業種交流会を立ち上げた

先輩が主催する勉強会。

学ぶ意欲たっぷりの人たちが多く集まってくれた。

この先輩も大学時代からお世話になり、特に小生に学ぶことの素晴らしさや

楽しく仕事することの素晴らしさを教えてくれた人。

制約条件をもろともせず、多くの人をマッチングし、新しい価値を創造し続ける

「人たらし」（良い意味で）の魅力的な人だ。

これまた幅広く、多くの素晴らしい人たちを巻き込む交流会になっていた。

恩返し？
１００年早い。
また恩の借金を増やしてしまった。

、、、

この二日間で学んだこと。

大事なことはやっぱり、理屈じゃない。
想いだ。
リーダーの強い想いが起点になって、一つずつ丹念に紡いでいくこと。
良い集団を創るには、やっぱりこれが本質。

あらためてそう気づかされた。

、、、

恩返し？

そんなつもりでいた自分。

心のどこかで「やってあげる」と思い上がった気持ちでいた自分がいなかったか？

とんでもない。

「やらせていただいた」のだ。

恩返しなんて１００年早いが、二日間の気づきをうちの学校の経営に落とし込む。

これこそ本当の恩返し。

そう信じて。

一生、後輩なんだからこのくらいで甘えよう（笑）。