10月からは楽しみにしている只木先生の刑法各論オンデマンド授業が始まります!
そこで、準備のため、6月に受けた只木先生の刑法総論の短スクのとき録音した授業を
昼休みなんかに散歩しながら聞いてます。
只木先生の授業は何度聞いても、聞くほどに新たな発見や感動があります。
我がゼミの指導教官も刑法の只木先生、民法の野澤先生は素晴らしいと
言ってました。
今日感銘を受けたのは、ごく最初の授業で只木先生が言われていた内容。
特に先生が好きなカントの紹介の部分です。
カントは実践理性批判の中で2つの法則があると言う。
宇宙を支配する自然の法則と我々の内なる道徳律(モラリテ)。
もし、刑罰法規(エガリテ)があるから犯罪をしないとしたら犬と同じだ。
何故、人は犯罪を犯さないか。
それは永遠普遍の真理からして不正だからであり、不正をしないという
心の規律、これが人間を動物と区別する。
従ってカントによれば、たとえ国が解体するときでも、正義の命じるところにより、
死刑を執行しなければならない。
それは、国のためではなく本人のためであると。
自らの内なる規律に反したのだから、本人のためにも罰するのだと。
このことは人を罰するという意味において、人間の尊厳とは何を意味するのか、
ということが問われている問題です。
単にひどいことをしたから少年を厳罰に処する。厳罰を科すことで、
社会の処罰感情を満足させる、それでいいのか。
凶悪犯が集まる府中刑務所と多摩少年院を訪問する話を先生はされます。
少年院の子供たちを情熱を持って更正させようとする刑務官の方々。
この犯罪を犯した子供たちを将来ふたたび府中刑務所に送り込むような社会が
本当に望ましいのか。
単に法を厳しくして、厳罰を処することが良いのか。犯罪者といえども、
彼が人間の尊厳を回復できるように導くことが、彼の心の内なる道徳律が回復
されるように導くことが、本当の解決策ではないのか。
最近、様々な重大事件の判決等を通じて、罪と罰の在り方が問われています。
以前、このブログで東大作君が著した犯罪被害者の本のことも紹介しました。
自分自身、どう考えるべきなのか、答えはまだ見つかっていません。
10月からの只木先生の授業を受けて、また考えていきたいと思います。
先生は、このあと、着床前診断のことについても話したいけど時間が無いと
悩んでおられましたが、それは先月号から白門に連載されており、
興味を持って読ませていただいてます。
只木先生、引き続きお世話になります!只木先生、最高。
そこで、準備のため、6月に受けた只木先生の刑法総論の短スクのとき録音した授業を
昼休みなんかに散歩しながら聞いてます。
只木先生の授業は何度聞いても、聞くほどに新たな発見や感動があります。
我がゼミの指導教官も刑法の只木先生、民法の野澤先生は素晴らしいと
言ってました。
今日感銘を受けたのは、ごく最初の授業で只木先生が言われていた内容。
特に先生が好きなカントの紹介の部分です。
カントは実践理性批判の中で2つの法則があると言う。
宇宙を支配する自然の法則と我々の内なる道徳律(モラリテ)。
もし、刑罰法規(エガリテ)があるから犯罪をしないとしたら犬と同じだ。
何故、人は犯罪を犯さないか。
それは永遠普遍の真理からして不正だからであり、不正をしないという
心の規律、これが人間を動物と区別する。
従ってカントによれば、たとえ国が解体するときでも、正義の命じるところにより、
死刑を執行しなければならない。
それは、国のためではなく本人のためであると。
自らの内なる規律に反したのだから、本人のためにも罰するのだと。
このことは人を罰するという意味において、人間の尊厳とは何を意味するのか、
ということが問われている問題です。
単にひどいことをしたから少年を厳罰に処する。厳罰を科すことで、
社会の処罰感情を満足させる、それでいいのか。
凶悪犯が集まる府中刑務所と多摩少年院を訪問する話を先生はされます。
少年院の子供たちを情熱を持って更正させようとする刑務官の方々。
この犯罪を犯した子供たちを将来ふたたび府中刑務所に送り込むような社会が
本当に望ましいのか。
単に法を厳しくして、厳罰を処することが良いのか。犯罪者といえども、
彼が人間の尊厳を回復できるように導くことが、彼の心の内なる道徳律が回復
されるように導くことが、本当の解決策ではないのか。
最近、様々な重大事件の判決等を通じて、罪と罰の在り方が問われています。
以前、このブログで東大作君が著した犯罪被害者の本のことも紹介しました。
自分自身、どう考えるべきなのか、答えはまだ見つかっていません。
10月からの只木先生の授業を受けて、また考えていきたいと思います。
先生は、このあと、着床前診断のことについても話したいけど時間が無いと
悩んでおられましたが、それは先月号から白門に連載されており、
興味を持って読ませていただいてます。
只木先生、引き続きお世話になります!只木先生、最高。
私は法学をオンデマンドで学びます。
お互い科目は違いますが頑張りましょうねぇ!
おお、長内先生の法学の授業は大変評判が良いらしいですね。サンプルコンテンツ見ても、
先生のお人柄がしのばれます。
オンデマは、メールでの質問が受け付けられて
反応も早いのでお勧めですよ!
お互い、がんばりましょう。
私は10月から憲法のオンデマです。
自分の都合のいい時間に授業が受けられるのは有難いですよね。ものすごく楽しみです。
皆でがんばりましょうね。
佐藤”こぶ平”師匠の憲法オンデマ、昨年受講しました!大きな声では言えませんが、青少年保護条例の憲法適合性の問題など、大事かも!?
この6月の短スク、
ソムタムさんと同じ教室にいたんですよね…。
この、カントの話の部分、
初めて受ける大学の授業で、
「あぁ、これが大学の講義なんだ!」
と、感動しました。
しかし、おっしゃっている意味はよく分からず。
分かるように、これから勉強しようと誓いました。
録音で、再度聴けて羨ましい!
わたしは、キーワードをメモするだけで必死でした。
私の拙い文章では、只木先生のおっしゃることの十分の一も書けません。
先生は、刑法というプリズムを通じて、「人間の尊厳を守る」ことの意味を問いかけ続けておられます。
私も、実際の短スク中は、いつ当てられるかとドキドキしながら、必死にメモをしていましたが。今、余裕を持って授業を聞きなおしてみると、沢山のメッセージが含まれていて、改めて感動してます o(^∇^)v
当てられました、只木教授に。
緊張で言葉が出ず、答えも解らず、数秒間教授と見つめ合ってしまいました(笑)。
ソムタムさんの書かれた教授への思いを読んでいて、改めて「そう、こういいたかったのに」と気づくことがたくさんありました。
レポートをひとつ落としてしまいましたのでで、再講を検討中です。残念なのにちょっと嬉しい自分がいたりして・・・
只木先生と見つめ合ったなんて素敵な時を過ごされましたね (*^▽^*)
今、通教のHPトップに只木先生が笑顔で授業されている写真が載ってますね。懐かしいです。
只木先生なら、私は何度でも受講したいです!