ソムタムのリーガルマインド涵養の旅

中央大学法学部通信教育課程で学ぶソムタムの日記

演習を申し込む

2007-04-18 23:22:07 | 演習
昨日、演習申込書を送付しました。
昨年に引き続き、2回目の演習申込です。
(確かに、何かと封筒が要るなあ~)

演習の履修といっても、私は既に同じ分野の演習を履修済みなので、
単位は認められませんし、参加も認められるかどうかは不明です。
もし参加が認められても、聴講という扱いになるでしょう。

それでも演習に参加したいなと思う理由は、卒論準備のためです。
今年、演習を担当される先生が、自分が卒論テーマとしている分野の
ご専門のようなので、演習の場を活用して指導してもらえないかな♪
という気持ちがあるんですよね。
単位は無くてもいいから、2万円も払ってもいいから、演習を受講したい。

それくらい、昨年初めて受講した演習は刺激的でした。

自分のテーマに沿って、レジュメを用意し、発表する。
先生からは容赦なく指摘があり、質問への答えに窮しつつ、頭の中は
真っ白になりつつも、一生懸命に考える。
同じクラスの友人達もみな、同じように必死に挑戦している、
この教室の緊張感は得がたい経験であり、一方通行の授業とは比較に
ならないほどでした。

そして演習が終われば、先生も一緒にゼミ生みんなで飲み会に繰り出し、
わいわいと騒ぐのもまた楽しい思い出でした。

中大通教の皆様に、私は是非、演習の受講をお勧めしたいと思います。
その際に、最終的に論文(小論文、レポート)の提出を求めているゼミが
良いと思います。

その理由は、やはり何かを書くとなると一生懸命に勉強しますし、その
勉強は大変ですが、後に残る成果となります。卒論に取り組むときにも
その経験は活きてくると思います。

昨年の某ゼミでは、鬼の「学年数かける4000字」という努力目標が
与えられ、ゼミ生はみんな顔面蒼白でしたが、結果として、最初はレジュメ
すら用意できなかった状態でも、最後にはそれなりにレポートをみんな提出
するところまで頑張っていました。やれば出来るんだなあ、って。

ということで、ゼミの履修は本当にお勧めですし、どうせ受講するのなら、
自分に興味があって、出来ればレポートを求めているゼミがいいですよ!

私も受講許可されるといいんですが!

演習の成績通知到着!

2006-10-22 16:30:58 | 演習
昨日、何気なくポストを覗くと、見慣れた中央大学のロゴ入りの白い封筒が。

なんだなんだ、日ごろ、中大通教のこと誉めているので、目ざとく見つけた
通教事務局が、「新入生勧誘奨励賞」か何かくれるのかな?

ふんふん、そうだろ、そうだろ。オンデマだって、紹介してるしね。
単位ポイント20%還元とか、そういうのだったらいいなあ(以下、妄想自粛)。

そうっと、和風に開封してみると、丁寧に3つに折りたたまれた書類が。
あけてみると、演習の成績通知でした。なんだよ~、勝手に妄想して損した。

”2006年度演習の成績について”と題されていて、あなたの成績評価は
下記のとおりです、ってんで評価が書いてありました。

ま、演習の成績はみんな同じでしょうから、特段どうということはありませんが、
自分としては、評価よりも、あの苦しかった演習レポ作成の日々を思い出し、
少し感慨深いものがありました。

演習の受講を通じて、法律を勉強するときの気構え、一つ一つの学説の違いは
どういう解釈上の効果を導くのか、そもそも法律用語の定義をきちんと把握
しているのか、要件は何でその効果は何かという基本はできているのか。

そういう”幼稚園で習う人生の基本的事項”みたいなものの法学部生版のような
ものを教わったと思います。

そして何よりも、通教生に決定的に欠けている点であるところの、とにかく
間違ってもいいから、恐れずに議論してみること。その経験ができたこと
が楽しかったのと、北は北海道から西は島根県まで、全国の通教生の皆さんと
一緒に濃密な時間を持てたことは良い思い出となりました。

みなさん、演習はお勧めですよ~!是非、受講しましょう!!

演習終了!

2006-10-09 16:26:48 | 演習
9月から始まった演習も昨日で終了。
とにかくホッとすると同時に一抹の寂しさを感じています。

今回は、前回のゼミで宿題となっていた事項を中心にゼミ生がそれぞれの
力作レポートに基づいて説明し、それに対して土田先生が解釈の方法や
考え方について質疑応答形式で掘り下げていくというものとなりました。

ソムタムも発表しましたが、キンチョー!発表前には、向かいに座った
K子さんから、「顔色が悪いわよ?」と心配していただくほどの状況、、。

まあ自分なりに考えた論理を展開したのですが、前回の指摘事項への答えは
合格点を頂いたものの、今回チカラを入れた今後のあるべき方向について、
先生からはアッサリと、「それは”青年の主張”に過ぎない」と。
つまり、法のあるべき姿を言うのはいいけど、
法律学として主張を展開しなければいけないのだ、と。
その主張にはいくらでも反論できるけど、反対説には目配りをしたか?
反対説を勉強すれば、そんな簡単には主張できないはずだよ。
法の解釈、適用を積み重ねるのが法律学であって、そうでなければ単なる
青年の主張だ、と。

と言いつつ、私の主張に沿った判例も紹介してくださいましたが、それは
かなりのレアケースだとか。確かに、先生から突っ込まれたポイントは正論。

さすが先生はスゴイ ( ^^)/ m(..m) m(..m)ははっー !

発表したみんな、その場では先生から突っ込まれてヘナヘナでしたし、
あるゼミ生など先生からの質問の連続に思わず、
「先生、今ワタシ、頭が真っ白になってます、、」と。

でも、ゼミが終わって帰宅してみると土田先生からゼミ生達にメールが。
「合計4日間に及ぶ行政法演習への参加、本当にお疲れさまでした。
皆さんの学修姿勢を拝見し、たくさんの元気をいただきました。
有難うございました。
また、土田のつまらぬツッコミにもお付き合いいただき、有難うございました。
今回の演習で学んだことを次に生かしていただければ幸いです。」

このメールを読んだ瞬間、全ての苦労が吹き飛びました。

ゼミ生の中には演習受講が2回目という人も多かったのですが、
この土田先生のゼミはとても良かったと言ってました。
同じ演習でも、レジュメ1枚で終わったり、2日目は観光地に遊びに行っちゃう
もの(これはこれで楽しいかも)、先生がまじめに教えてくれないもの、
などなどあるらしいです。

土田ゼミは熱いですし、レポートは大変ですが、お勧めです。
もう単位になりませんが、来年も開講されたら参加したいな!





ゼミ再開初日

2006-10-07 22:17:14 | 演習
いやあ、やってきました一月ぶりの大阪に。

ゼミ戦士たちが集うはエル大阪。
今回は、それぞれみんな一万数千字のレポートを引っさげての再会。
再会したゼミ生、男性2名、女性5名。(bibaianさん、うらやましいだろ~♪)

みんな、がんばったねえ。そうそう、この一月、ゼミレポ作成しかしてなかったよ。

同じ苦労をした者同士、思わず連帯。
ほっとするのも束の間。早速演習に入る。

冒頭に先生いわく、
「じゃ、今日は一人の持ち時間、2時間ということで」

ぇえ~~!  やはり、このゼミは容赦ない、、。
結局最初の人は、先生に許してもらうまで3時間、まな板の上状態。

でも、やっぱりゼミの密度は濃い。情報公開法の不開示決定の取消訴訟の議論をすれば、
先生は、実定法違反と手続法違反の議論に導き、その取消訴訟への影響の議論に導く。
先生いわく、「これは新司法試験の典型論点のひとつですね。」

先生が繰り出す質問に必死になって答えようと考えているうちに、いつのまにか
そういう高度な論点を考えるところに導かれる。
緊張の連続なんだけど、そこが実におもしろい。緊張感と達成感。

飲み会のとき、話題は鬼のゼミレポに。そこで先生がにこっとして言われた。
「でも、やってよかったでしょ。」

今日は一人半しか終わらず、私の発表は明日に持ち越されました。
さあて、酔いもさめてきたので、ちょっと準備でもしますか。

ゼミレポ、遅々として、進む

2006-10-02 19:42:40 | 演習
ここんとこ、ずっと取り組んできた行政法演習のゼミレポートすが、
とにかく、なんとか、とりあえず、まあこんなところで、
完成しました。

結局、字数は20,000字を越えてしまい、規定オーバー。
いろんなことが消化不良のまま盛り込まれている感じですし、
言っていることの内容が、丹波哲郎さんの「北京原人」や
水野晴朗さんの「シベリア超特急」並にツジツマが会わないことも無視しつつ、
とりあえず、えいや!と出してしまう勇気も必要なんですよ。これが。

今回地獄のゼミレポートに取り組んでみた感想なんぞ。

まず感じることは、挑戦してみてよかったということです。
一つのテーマについて、背景事情を詳しく書いたり、関係する専門書を
読んで論点を深く掘ってみたりという作業は、これから卒論に取り組む
にあたって、いい経験になりました。

改めて思うのは、法律学の基礎学力不足。
あることがらについて文献なんか読んでいると、いろんな考え方が
提示されていて、その文献を読んでみると、また別の考え方にいきつく。
次から次へと様々な視点が芋づる式に拡がっていきますが、
それらを自分なりにどう整理するのか。そのとき、いろんな実定法、
訴訟法のしっかりとした知識があれば、全体をスパッと見通す整理が
できるのでしょう。
今の自分の実力では、まだまだ無理だと自覚しました。

それにしても。

レポートを書いている最中に、次から次へと浮かぶ様々な法的疑問。
その疑問に対する解決方向としていくつかのことを思いつき、
「俺様、天才?」などと思ったり。さらに文献を読むと、その
答えが明確に示されていたりして、「おおっ、そうか。
そうだったんだ」なんて、納得したり。

この作業は、なにげに面白く、刺激的です!

まだ演習をとっておられない方には、ぜひ履修されることをお勧めします。
しかも、できるだけ早い段階で履修されるのが良いと思います。
科目は何でもいいと思いますが、できれば、自分が卒論にしたいと考えて
いる分野だと興味を持って取り組めると思います。
そして、できればゼミレポートが必修となっている地獄ゼミの方が
お勧めです。単に、事例を発表するだけのゼミとは、達成感がものすごく
違うと思いますよ!

次回のゼミ日程は10月7、8日。場所はエル大阪。
3連休をつぶしてしまうので家族からは大ブーイングだけど、
これだけは、行かせて下され~!

基本にかえって

2006-09-28 18:23:29 | 演習
ゼミレポが思うように進まないので、困りました。
とりあえず書いた字数は19,000字になりました。

でも、全く達成感がありません。
とにかく、判決文で調べた事実とか、読んだ参考文献とかを
片っ端から放り込んだら、おなべが一杯になっちゃったんだけど、
材料は全部生煮え。そういう感じなんです。自分は、何が言いたいのか??

そこで、改めてHakumon Broadband にアクセスして、卒論指導会コンテンツの
橋本教授のお話を全部丁寧に聞きました。

論文を書く基本中の基本のこと。橋本先生のお話を聞いていて目からウロコ。

橋本先生は言われます。

問題の所在をきちんとさせること。よい問題設定ができる論者は、その問題
だけではなく、法分野全体に目配りができていることを意味するんだよ、と。

その上で、問題(解決すべき課題)と結論(問題に対する答え)の関係を
しっかりと捉えて、その結論に達するために着実な論理をもって論証するべき
ポイントを整理することが大事だよ、と。
自分の結論、それを支えるパーツをきちんと整理して、その一つ一つを
論理をもって説明していけばいいんだと。

そして、その論証の作業こそ法律論文で大切な要素なんだけど、
論証とは、主張と根拠を結びつける作業なんだよ、と。

そうした作業を一つ一つ丁寧に積み上げて、
そして、安定した結論を導きなさい、と。
安定した結論とは、論証過程から素直に結論が導き出せていること、
他の学説や判例にも十分目配りができていること、そして
論文を読んでいる人にとっても受け入れることができる結論であること。
論文でもレポートでも、必ず自分の結論を書きなさい、と。

私は見事に勘違いしていたんだと、思う。
とにかく沢山の参考文献を読んで、
「先生、ボクはこんなに沢山の本を読んだよ、こんなことも知ってるよ、
あんなことも知ってるよ、ねえ、スゴイでしょう。」
字数を埋めなきゃいけないと、結局、色んな生素材を鍋に放り込んだだけだ。

問題提起に対する自分の結論とは何か。それを支える論証には何と何があるか。
その論証が、一つ一つ、整理して論述されているか。
基本中の基本だが、すっかり忘れていたようです。

書いていて楽しい、というのと「こんなに書いて俺様スゴイ」という自己満足とは
明らかに違う。

自分が問題だと思うことに対して、自分が考えた論証が組み立てられていく、
そのプロセスこそが楽しいものなんだ、と。

今から、全面的に書き直していきたいと思います。がんばるぞ!!





ゼミレポート、半分くらい進む

2006-09-22 20:08:25 | 演習
今週はずうっとゼミレポートの作成。

ざっと5章で構成することとしてはじめたので、

とりあえず、第3章に該当する部分として、
とりあげる裁判例及び関係する判例について事実審から最高裁まで
判決文をじっくり読んで、事実の概要と背景をまとめました。
それから、第4章に該当する部分として、
それらの判例の評釈が載っている専門誌等から学者の批判を整理し、
少しずつ記述しています。

今日までのところで、約12,000字ほど。

これからの作業としては、これらの判例に関係する行政法学上の論点の
整理を第2章として書き、残された論点について自分なりの考えについて
第5章としてまとめた上で、全体の概要を第1章として最後に書く、
ってな感じかな。

あとは、全体に散漫な感じなので、最後には全体を2/3くらいに圧縮
することが出来ればいいな、と思ってます。

それにしても、、。これまでは、いわば人の書いたものをコピペする作業。
これからは、特に自分の考えを出す第5章は楽しくも苦しい、という感じです。
色んな人の書いたものを読み、その時は「ふんふん、なるほど」と思うのですが、
いざ、自分でそれをまとめようとすると、ナカナカつながりません。
なんだか、とってもモドカしいのですが、力不足を感じます。

でも、色んな知識も深まっていくもので、
「こんなこと、去年まで全く知らなかったなあ」、なんて。

とにかく、ゼミレポ完成目指して日々精進!

苦しくも楽しいゼミレポート

2006-09-19 20:21:52 | 演習
今日も10月分のゼミに向けたレポート作成に励んでおります。

今、一所懸命やっていることは、

(1)基礎体力養成として、原田「行政法要論」、芝池「行政救済法講義」読み込み
(2)取り上げる判決や比較対照の判決について、下級審から最高裁まで
判決文本文を読み込んで、事実の概要、両当事者の主張、判決の論理を整理
(3)これらの判決の評釈記事を改めてデータベースで検索し、入手できたものを読み始める

というところです。文献を入手するため、地元の大学図書館の学外利用者証もゲットしました。
車で行くのが面倒くさいけど、これで3冊まで貸出しもOK!
参考書として、日弁連が出した「実務解説行政事件訴訟法」も借りました。
古本屋で宮崎「行政争訟と行政法学」も見つけ、これもゲット。

さあ、やるぞ!と意気込んでますが、資料を集めただけで、何となく達成感があり(?)、
小泉内閣の改革スピード並にスローダウンしています(羞)。

でも、自分の関心のある分野について、色々と深く勉強することって、
苦しいけど、楽しいなあ。教科書レベルから踏み出して、参照文献なんか読むと
とたんにレベルが高くなり、読むだけでも大変だし、それを自分なりに文章にまとめるのは、もっと大変。正直、苦しいとさえ思うときもあるけど、関心のある分野について、どんどん知識が深まっていくことが楽しい。

「白門」9月号(皆さん、白門を読みましょう)の裏表紙に、
卒業論文作成指導会において憲法の橋本先生が述べられたことが書いてあって、
すごく共感しました。

「書いていて楽しいですか。
非常に素朴な判断基準なんですけどね、
出来の良い論文というのは書いていて楽しいんですよ。
なんでこんなもの書いているのかなと思ったら、
やめてテーマを選びなおした方がいいかもしれない。」

全くその通り!と思います。自分の場合、卒論ではなくてゼミレポートですけど、
将来は卒論のテーマにしたいなと思える分野に巡りあえたという感じがします。
入学当初は、憲法(新しい人権)と財産法がクロスする分野をやりたいと
漠然と思ってましたが、今取り組んでいる行政救済法の分野は、自分にとって
最も関心があり、「書いていて楽しい分野なんじゃないか」と思うようになりました。

調べて楽しい。知って嬉しい。(でもレポにまとめるのは苦しい _(^^;)ゞ

ゼミレポート作成は楽しく苦しいプロセスですが、卒論はこの数倍は厳しいものだと想像します。

「書いていて楽しいですか」

今、しばらくはこの問いを自問しながら、進んでいきたいなと思います。

ゼミで漏れ聞いた話とか

2006-09-11 23:21:07 | 演習
ゼミ期間中に色んな話を聞いたので、ま、どうでもいい話ですが。

1.通教レポの採点は、1通800円らしい
先生から聞いたのですが、昔は500円だったのが、ちょっぴり改善されたのだとか。
だいたい封筒にまとめて送られて来るそうで、
一番多いとき(夏スク後)で1回に20通(これが最大限だそう)
入っているそうです。

以前、ソムタムが放送大学で教えている先生から聞いた話では、
放送大事務局から「出来るだけ不合格にしないでくれ」
と頼まれているとのことだったので、
土田先生に「中大も同じですか♪」と聞いたら、「そんな話聞いたことないよ」
と言下に否定されました(ホロロ)。

2.法科大学院は大変らしい
今回の土田ゼミに突然参加してきた法科大学院生がいました。彼女は
中大通教の卒業生で、現在某法科大学院の2年生ということでしたが、
「授業についていくだけでもヤバイ!」と言ってました。
彼女は、自宅が近いのに大きなキャリーバッグを持参し、中には法律書
やら判例コピーやらがギッシリ。
何でも1年目には約60人いた同期が2年目の現在、既に38名とのこと。
同じゼミ生の社会保険労務士の方も言ってましたが、彼女の同業者も
仕事を辞めて法科大学院に入った人が2人いたそうですが、もう2人とも
退学したそうです。厳しい~!

3.中大ローはスゴイらしい
先生いわく、複数のロースクールで試験対策とか担当させられてるけど
(行政法は人が少ないらしい)、中大のロースクール生は本当に優秀だと。
「彼らは、ちゃんとつまずくべきところでつまずく」と。
この発言からも、先生がSであることがわかりますね(冗談です)。
今年の新司法試験、中大法科大学院生の合格者数はすごいらしい。
前評判では、KOがすごいということだったらしいけど、やっぱり中大、
本番には強い??
(でも先生、そういう興奮のまま、通教のゼミに突入しないで下さいね。)

法科の中大、文字通り末席とはいえ私もガンバるぞ!

演習2日目終了!

2006-09-10 23:58:54 | 演習
演習2日目が終了しました~!
これで9月分の演習は終了。次は10月です。

本日は、朝から夕方まで、ぶっ通しでゼミ。
ゼミ生が一人ずつ、選択した判例の発表を行いました。
私も、本日最後の発表で結構緊張しました。疲れた~!

自分の選択テーマはあまり深く考えずに選んだものだけど、
発表してみると、結構、いろんな概念が中途半端にしか
理解できていなかったことが、良くわかりました。

ある法律的な概念の説明について、いくつか学説がある。
その場合、これまでの自分の勉強法だと、学説が2つあれば、
○○説と××説がある、ということを覚えるというもの。

ところがゼミでは、それは判っている前提で、次に、その違いが
法的な解釈適用にどのように影響してくるのか、具体的に説明
できなければいけいない。学説の違いが、どのように法的な思考回路
の違いに反映されるのか。自分の頭で考えることが要求される。

教養としての法律学ではなく、学問としての法律学のホンの入口
をかいまみた気がします。
直接ではないけど、卒論に向けた漠然としたヒントが得られたような
感じがします。って、まずはゼミレポート(鬼の30枚)を書かなきゃ
いけないけど(涙)。

演習の受講。もし、興味のある科目があれば、絶対にお勧めです。
土田ゼミみたいにデマンディングなものだけではなく、今回のゼミ仲間
に聞いた話では、参加するだけでAがもらえるのもあるようですよ。

でも通教の仲間って、いいですね。今日のお昼もみんなで一緒に食べ
ましたが、共通の話題も多く、話が楽しかったです。

そのほか、いろいろこぼれ話もあるので、また後日。
(ただし、セレブマダムのような強烈な方はいませんでしたので念のため。)