ソムタムのリーガルマインド涵養の旅

中央大学法学部通信教育課程で学ぶソムタムの日記

やる気が出ないときに

2007-02-27 21:13:24 | その他
2月は短スクなんかも無くて、ひたすらレポート作成だったりします。
そういうときって、だんだんとやる気がなくなること、ありますよね。

そんな、やる気が出ないとき、好きな本を読んだり、DVDを見たり、
はたまた、どこかにお出かけしたり、気分転換も楽しいと思います。

ところで、私も少しだらけ気味なのですけど、そういうときに、
少しやる気がでるかも?というコンテンツが中大のウエブページにありました。
ちょっと紹介してみましょう。トップページの左端、”中央大学について”
というコーナーから入って、画像映像データベースに行き、
そこの動くデータベースにいろんなのがあります。

1.とにかく速攻で気合を入れる!
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/kouhou/movie/asx/06_009.asx
この前半部分、試合前に監督が気合を入れてるのですけど、単純な私は
見ているだけで、こっちまで気合が入ります_(^^;)ゞ

2.応援団に応援してもらう!
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/kouhou/movie/asx/06_011.asx
応援団の紹介プロモなんですけど、応援してもらってる感じがします。
なんか微笑ましいです。チアリーダーも出てきて、bibaianさん向け☆

3.応援歌を聞いて、やる気を出す
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/kouhou/movie/asx/06_007.asx
中大の応援歌です。グリークラブの人たちが歌っているので爽やか!

4.卒業するぞ!と初心を思い出し、やる気を出す
http://mediasv.tamacc.chuo-u.ac.jp/chuou/2005_graduation_pm.wmv
昨年度の卒業式です!最初から終りまで収録されていて長い_(^^;)ゞ
ので、法学部のところで、卒業生総代が壇上に呼ばれ、学位記を受け取ってる
場面を見て、卒業するぞ!って気合を入れましょう。
法学部は、法律学科、国際企業関係法学科、政治学科、通信教育課程の順に
壇上に呼ばれてます。上記の動画では、だいたい13分経過くらいのところから
法律学科の総代が壇上に呼ばれはじめ、19分経過くらいのところで通信教育課程
総代が卒業証書を手渡され、法学部の分が終わります。
これを見ると、いつかは卒業したいな!と思いますね。

その他にも、この動くデータベースの中には、法曹論の授業の一環として開催
された模擬裁判の様子とかも公開されていて、興味深いです。(ただし長い、、)
http://mediasv.tamacc.chuo-u.ac.jp/law/20060715.wmv

中大ホームページの動画コーナー
いろいろあって、面白いですよ。たまには、いかがですか?

民訴第1課題返却+外国法研究

2007-02-24 20:23:19 | 民事訴訟法・執行保全法
今日は民訴の第1課題が2週間の旅を経て帰還いたしました♪

ピザ屋さんの700円キャッシュバックキャンペーンの派手な広告の蔭に隠れて
郵便ボックスの中で密かに息づいておりましたところを発見!

奥ゆかしい奴ぢゃ~、そんなに隠れたいというのは何か訳でも?
ってな感じで、不吉な予感も胸裏に抱きつつ、とりあえず開封~。

評価4で合格しておりました。一安心です~

( ´o`)п< <(ホ) (^▽^)良いホが出ましたな!(←誰?)

これで一応、オンデマンド授業の優先度はアップです。
民訴はなかなかとっつきにくくて嫌いでしたが、中野先生の本を読んで以来、
道が開けたような気がします。中野先生に感謝!

第1課題は、基本的な論点だと思います。既判力とは何か?、既判力はどうして
基本的には当事者に限られるのか?、その例外として既判力を第3者にまで
拡張する必要性とは何か?、必要があっても法的な根拠は必要ではないか?
具体的にはどういう事例があるか?、ってな感じでまとめたら良いと思います。
これには、口頭弁論終結後の承継人、訴訟担当、請求目的物の所持人、その他に
形成訴訟なんかで対世効が認められてる場合などがあります。それぞれ、法的根拠
と共に論じるといいのでは?と思います。既判力で拘束されちゃうので、その
場合の第3者に対する手続保障についても論じておいた方がいいかも。

でも私はこのレポでインストラクターの先生を怒らせてしまったかも??
まず、指導票の左隅の提出日欄。ここが記入漏れ(ここ忘れやすくない?)。
赤鉛筆で記入漏れが指摘されてました(汗)。
それから、”紛争”を”粉争”と書き間違い。
これは、3行分くらいの大きい字でデッカク赤ペン。
確かに、粉について争ってもねえ、、_(^^;)ゞ
”口頭弁論”を”口答弁論”に書き間違い。
確かに、口答えしてもねえ、_(^^;)ゞ
最後に、誤字に気をつけてください!とご指導が、、ごもっともです(省)。

ということで民訴はひと段落。
今は、外国法研究に着手しています。
そこで、読み始めたのが、阿川尚之さんが書いた「憲法で読むアメリカ史」。
これ、新書版でとても読みやすいんですけど、ムッチャおもしろい。

連邦国家であるアメリカには、連邦の憲法・最高裁だけでなく、各州にも憲法があり最高裁があります。歴史のそれぞれの場面で、対立する連邦と州、北部と南部。連邦最高裁の判断を通じてアメリカの歴史がつむがれていく様が面白い。
奴隷制を巡って色んな判決が積み重ねられていくのですが、結局は南北戦争へと
突入していくところで上巻を読了。
今から下巻を読み始めたいと思います。その後、アメリカはどのようにして、
労働者の福祉などの社会権、黒人差別、言論の自由、大統領権限、政教分離、
プライバシーや女性の権利などの問題を憲法的に解決していくのか楽しみです。

この本、新書で読みやすいので是非、オススメです!!

ソムタム流機械的レポート作成法

2007-02-21 19:06:54 | その他
レポート作成って大変ですよね。もともと理系であるソムタムも、
文章書きは苦手です。

しかし、アメリカの大学にいたときに、レポート作成の基本を学びました。
ちょっとした工夫ですけど、知っていると効率よくレポートを書けるのではないか
と思います。

このブログに遊びに来てくれる皆様の何か参考になることがあればと思い、
書いてみます。
(長くなりますけど、最後まで読んでくださった方には良いことが起こるかも?)

アメリカの大学では、入学して最初の学期にEnglishの科目が必修になります。
まあ、日本で言えば、国語みたいなもんですが。このEnglishの科目、文法とか
リスニングを学ぶのではありません。
ここでは、徹底的にアカデミックライティングを叩き込まれるのです。

アカデミックライティングとは何かといえば、簡単に言えば、大学レベルで通用
するような作文の作法とでもいいましょうか。その作法の中心として、文章の構成
の仕方、引用の仕方等があります。文章の構成の仕方とは、段落(パラグラフ)を
基本単位とする文章の書き方であり、引用の仕方とは、盗作を徹底的に嫌う趣旨に
基づいて適切な引用方法を身につけることが重視されます。

中でも、文章の構成の仕方(パラグラフ・ライティング)の基本を学んだことは、
現在、通教のレポート作成において、とても役に立っています。ひとことで言って
しまえば、段落ごとに意味のまとまりを考えて、主張とそれを支える根拠をセット
にして書くことを意識しましょう、ってなことになります。

そうしたテクニックを踏まえ、私の具体的なレポート作成の方法を紹介してみま
しょう。機械的レポート作成法と名付けていますが、私自身は、結構効率的な方法
ではないかと思ってます。

ステップ1 まず、課題に関連した部分について、いろんな本などから、関連した
記述で興味深いものをワープロで入力していきます。とりあえず順番とか、最後ま
で残すかどうかなんて気にしないことがコツです。どんどんインプットします。こ
のとき、脚注も一緒に書いていくのがミソです。ワードだと、挿入→参照→脚注の
機能を使って、参照番号を付け、引用した本・論文の著者、タイトル名、該当頁番
号、出版社、出版年を注釈しておきます。レポートの場合、文末脚注にした方が楽
です。

ステップ2 次に、インプットされた情報を意味のまとまりごとに並べ替え、段落
の原型を作ります。とりあえずインプットした情報で、使わないものもあるでしょ
うが、あっさり削除します。どんどん並べ替えてみます。そうすると、例えば、3
から5個の文(センテンス)をまとめた段落(パラグラフ)の原型みたいなものが
いくつか出来上がるでしょう。もちろん、数は色々ありますので、決まりはありま
せんよ。それから、インプットした文をどんだけ動かしたり、削除したりしても、
ワードの脚注はそれに対応して移動したり、削除されたりするので楽チンです。

ステップ3 今度はパラグラフ毎に手を入れて、主張と根拠がつながるように工夫
します。まず、引用した生の文章をそのまま使う、あるいは自分なりの表現に置き
換えながら、全体がスムースになるように修正します。次に、これが大事ですが、
その段落の各センテンスで主張されている中身を一言で要約したら何なのか
(これがそのパラグラフでの主張となります)を意識しながら、段落の最初の文
(トピックセンテンス)を書きます。そうすると、段落の構成が、最初に主張
(トピックセンテンス)があり、それに引き続いて主張を支える根拠(サポートセ
ンテンス)が展開されるという基本型が出来上がります。トピックセンテンスだけ
を読んでみて、レポート全体の流れが見えてくるようだったら十分OKです。

ステップ4 本体部分のそれぞれの段落のトピックセンテンスが書けたら、それを
基にして、“はじめに”の段落と“結論”の段落を書きます。“はじめに”の部分
では、トピックセンテンスを見ながら、どういう問題があって、それに対してどう
いう論点を検討するのか、という視点でまとめて、導入とします。“結論”の部分
では、同じくトピックセンテンスを見ながら、どういう検討を経て、どのような結
論に至ったのかをもう一度簡単におさらいします。これで、脚注まで整備されたレ
ポートが、ほとんど完成します。あと、もう一息!

ステップ5 もう一度、見直してみて全体と部分の流れをチェックします。全体の
流れとしては、“はじめに”のところで提起された問題が、 “本体部分”の各パラ
グラフで検討されて、“結論”のところでまとめられているかを見ます。部分の流
れとしては、それぞれのパラグラフの先頭にトピックセンテンスがあって、そこで
主張されている(あるいは触れられている)ことが、それ以降に続くサポートセン
テンスで展開されているか、少なくとも関係あることが書いてあるかをチェックし
ます。
もちろん、必ずしも厳密な構成になっている必要はありませんよ。あくまでも目安
です。
だいたいでOKです。このとき、事例問題だったら、問題の所在、学説・判例の検
討、自説の選択、問題へのあてはめ、という流れが出来ているかもチェックすると
良いでしょう。

こうすれば、とにかくレポートらしいものは書けますが、それで充分だと考えてい
るわけではありません。もちろん最も大切なものは言うまでもなく中身なのですけ
れど、どのように書き出したらいいか迷うときもあるじゃないですか。そういう時
に、こういうノウハウが役に立つこともあるかなと思っています。論点が違うと
か、検討が不足しているとか、で不合格になることもあるでしょう(私も何通
も、、涙)。ただ、こういう風にパラグラフライティングを心がけると、結構、流
れ作業みたいにとりあえずレポートを書くことができますし、同じ内容を書くん
だったら、パラグラフライティングされたレポの方が読みやすいので合格の可能性
が高まるのではないかと、密かに思っています。

長々と書きましたけど、ここまで読んでくださった方に感謝します。
もし、自分はこういういい方法を知ってるよ、という方がおられたら、また教えて
くださいね。

民訴第3課題返却、早っ!

2007-02-19 22:44:56 | 民事訴訟法・執行保全法
今日、東京への日帰り出張から帰宅すると、
おおおっ、お帰りなさい黄色い封筒状態となってましたっ。

先日、旅に出した民事訴訟法第3課題が返却されておりました。
処理年月日を見ると、受付が2月13日で返却が2月16日。

指導早っ!! 早すぎっ。 まだ、心の準備が、、、、。

中大は、通教では最もレポの返却が早い学校のひとつかも?!

早速、いつもの様にスキマからチェック。どうやら不合格ではないようです。
安心して開封しました。結果は、評価4で合格。

\(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/ヤッタァー!!

民訴はチョット自信が無かったので、嬉しいです。
民事訴訟における適正と迅速のバランスについての課題ですが、
適正な裁判、迅速な裁判についてそれぞれ論じた後に、
訴訟進行上の工夫として、裁判官による訴訟指揮権の発動と
原告、被告による責問権の行使のバランス、
裁判官による直接主義の原則と弁論の更新とのバランス、
あるいは異議ある確定判決の処理に関して、上訴期間制限と
再審請求とのバランスなどについて、論述しました。

指導欄では、適正と迅速の調和について”論じようという姿勢”
がうかがえるので合格、と書いてありました。って姿勢だけ、、??

まあ良し。合格は合格です。一歩前進なり~♪

調子に乗ったので、さきほど外国法概論第2課題を一気に書き上げ、読み返す
ことなく清書。明朝、送り出します。
結局、外国法概論は、田中和夫先生の英米法概論と望月先生の英米法を中心に
して、課題設定どおりの章立てにまとめるという作業でレポを作成しました。

どうか合格して帰ってきますように!!

学ぶに遅すぎるということ無し

2007-02-18 22:29:13 | その他
今日、ちょっと伊能忠敬さんの話を聞く機会がありました。

伊能さんは、ご存知、幕末に初めて実測による日本地図を作った人です。

彼は漁師の家に生まれ、子供の頃は舟に乗り、星を眺めては憧れたとか。
やがて18歳のとき、傾いた酒屋さんに婿養子に入りますが、彼は商法の
才覚があったみたいで、商売を拡大し、やがて3万両もの財産を誇るほど
商売を大繁盛させます。

50歳になった彼は、家督を譲り江戸に出ます。子供のころ夢に見た天文学を
学ぶためです。幕府の天文方、高橋至時に師事しますが、当時高橋は30代。
人間50年と言われた時代に、自分の息子のような人間を先生として、
夢だった学問を始めたわけです。

あるとき忠孝は目を輝かせて高橋に言います。自宅から天文方まで歩いて図った
距離を基に地球の大きさを概算したと。そんな忠孝に高橋は、まあご苦労さん
とでも言ったのでしょうか、短距離では誤差が大きい、せめて江戸から蝦夷地
くらいの距離を基に計算すればいいかもしれないが、みたいなことを言います。

そこで目を爛々と輝かせるのが伊能忠敬。本当に蝦夷地まで歩いて測量に
出かけます。当時、56歳。くどいようですが、当時、人間50年ですから
相当に高齢者です。

以来、74歳で死去するまで、伊能忠敬は日本中を歩きまわり、極めて正確な
地図を作り続けるのです。

なんか、すごいですよね。

自分のやりたいことを学び始めるのに遅すぎるということは無い。
そして、何かを学んだら、その結果を生かして何かを始めたいと思うのに
遅すぎるということは無い。

一生懸命に取り組むことが出来るのなら、成功するか否かは二の次で
いいじゃないかと思うのです。

伊能忠敬さんの人生に刺激を受けた、今日このごろでありました。

外国法概論第1課題、完成!

2007-02-17 23:45:54 | 外国法
今日は、一日中雨のお天気です。

こういうとき子供は退屈で、小さい子は誰かが遊んでやらないといけない
ことも多く、親としては結構大変です。

とういことで、学研が出している科学のタマゴというシリーズで最近出版された
手動モーターによるヘリコプターを買ってきて、子供と作りました。
これ、手動のハンドルを回すことで発電し、その電気を使ってヘリのマイクロ
モーターを回して飛ばすものなんですが、面白い!!
二つのローターで浮力を稼ぎ、かつ反転を抑えるという本格的な構造。
すっかり夢中になり、気がつけば幼稚園児の息子と手動ハンドルを取り合いに_(^^;)ゞ

午後は、子供の小学校入学おめでとう会というのがあったので参加。
子供はバンドの演奏がえらく気に入り、特にトロンボーンに興味を示す。
(hyomiさんのパートです、、。子供にも受ける楽器なんですね☆)

どうやら小学館がスポンサーらしく、小学一年生やら、ドラゼミと称する
通信添削の教材の見本やらの関連グッズが大量におみやげとして配布されました。
ううむ、今や小学一年生も通信添削の時代なのか。
Z会の課題に頭を痛めた過去がよみがえる、、、、、。

そうこうするうちに、もはや夕方。明日は、仕事に出なければならないので、
ちょっと焦ります。田中和夫先生の英米法概説をとりあえず読み通し、
とにかくレポートの作成に着手しました。

外国法概論は、レポート課題において章立てまで指定されているので、ある意味、
とりあえずのレポは書きやすいです。

これ、お手軽なので結構好き。

ということで、機械的にレポ課題指定の5つの章立てに即して、それぞれ、田中先生の「英米法概説」を基本としつつ、望月礼二郎先生の「英米法」”第1篇英米法総論”の該当部分を適宜引用して文章をつらつらと書き足してたらレポが完成しちゃいました。

これ、お手軽だけど、結構不安。

これで、いいんだろうか?と、ちょっとだけ迷ったフリをしつつ、
もう書いちゃったンだからいいよね?(何故か書き終わるとこういう気持ち)
ということで、このまま提出することといたします!

さあ、明日は5時おきだ。寝ることといたします。おやすみなさい

民法の勉強を始めたころ

2007-02-15 22:18:27 | 民法
私は法律科目の勉強を民法総則から始めました。

最初は教科書から張り切って読み始めたものの、20ページくらいでダウン。
やっぱり、ちょっと法律の勉強は無理かも?と不安になったのを覚えています。

周りには通教で学ぶ人はおらず、どうしたものかと迷いましたけど、
ネットで調べて、どうやら内田貴先生の”民法I”の評判が高いらしいと
知り、蛍光ペン塗りたくりで目がチカチカするやつを古本でゲットしました。

内田先生の本は、いろんな事例に即しているし、図もいっぱいあって読みやすく、
何とか最後まで読むことができました。

でも読んだというだけで、何一つ理解したとはいえない状況でした。
ますます焦り、さらにネットで調べて、資格試験スクールのTACが出している
”民法のまるごと講義生中継〈1〉総則・物権編”という本を買って読んでみました。
そうしたら、やっとこさ、ああ、民法ってこういうことが書いてあるんだ!
ハッハーン! (`Д´) ワカッタゾー! という気持ちが少し出てきました。
気を取り直して、内田先生の本をもう一度読み直しました。
今度は、最初のときよりも理解できましたけど、どうしても色んな法律用語に
つまずいてしまいます。停止条件、解除条件、占有、善意、悪意、、ナンじゃ?
って感じで、勉強がつらくなりました。

そこで、有斐閣の”法律用語辞典”をこれまた中古でゲットしました。
これが大正解!解らない用語が出てくるたびに法律用語辞書で調べました。
そうすると、勉強の効率があがり、用語の意味も覚えるようになりました。

その後も、新たな法律科目を勉強するときは、まず入門書的なものを読んで、
全体像をつかんでから、基本書として評判の良い本を法律用語辞典片手に
読んでみるという勉強方法を取るようになりました。
そうしたら、結構勉強も進むようになり、レポートも書けるようになりました。

その経験から言えることは、私のような法律初心者(というか文系初心者)が
法律学を学び始める場合のパターンとして、

まず、入門書として評判の良い本を読んでみる。このとき、あまりにも一般向け
の本は参考にならないことが多いので、学者先生が書いたもの、伊藤塾など司法
試験予備校が解りやすく入門用に書いたものなんかが良いと思います。

そして、何となく全体像が浮かんだら(理解までする必要はありません)、
内田先生の民法等の基本書と呼ばれる本をじっくり読んでみるのがいいと思います。お金に余裕がある人は、伊藤塾の試験対策講座(通称シケタイ)も一緒に
読んでみると、かなり理解が進むと思います。

ある程度勉強したら、とにかくレポートに着手してみることがオススメです。
そのときは、基本にした本のほかに、民法なら”分析と展開”シリーズや
コンメンタールなどの一歩進んだ本の該当部分なんかも読んでみると
いいレポートが書けると思います。とにかく書いてみることが大切です。
ここでレポート作成をためらっていると、通教はうまくいかないかもしれません。

私がこれまで民法で読んだ初心者向きの本で良かったと思う本は、

物権法:山野目章夫”初歩から始める物権法”
債権総論、各論:池田真朗”スタートライン債権法” です。
特に池田先生の本は、司法試験委員もつとめる権威ある学者先生が書いたとは
思えないほど、とても読みやすい本なのに、十分な知識が得られる本で絶対に
オススメ。
池田先生は、最近、”スタートライン民法総論”を出版されました。
本屋さんで立ち読みしたけど、同様にとてもいい本のようでした。
今から民法総則を学ぶ人にはオススメできる本だと思います。

通教で法律を学ぶことは大変ですけど、いい本との出会いを通じて
一歩ずつ前進することが出来ます。
通教生活は山あり谷あり。レポや試験結果に一喜一憂したりします。
でも、頑張ると報われるときがあり、それが楽しみでもあります。

最初に通教の教科書を読んで、ダメだと思ったとき、アキラめずに頑張ってきて
良かったなと思います(まだ卒業には遠いけど、、、)。

たまには回り道に思えることも

2007-02-14 20:13:07 | 外国法
とりあえずレポートを2通提出したので、民事訴訟法はちょっと横に置いといて、
外国法概論に挑戦しはじめました。

中大通教のカリキュラムでは、外国法概論はイギリス法を学びます。
何と言っても、中央大学の前身は英吉利法律学校。
明治の時代に、中大の大先輩の方々がイギリス法を学ばんと学校を興したことに
思いを馳せると、何だか興味が沸いてきます。

もっとも、判例法を中心とするイギリス法。伝統的にドイツ法を基本としつつ、
戦後になって大きくアメリカ法の影響を受けた日本において、イギリス法の勉強は
法律学習において何か即戦力になるものではありません。
司法試験等の資格試験の勉強には全く役に立たない学問といってもいいでしょう。

でも、抽象的で体系化した理論を重視するドイツ法。
具体的な事件の妥当な解決を通じて、何が法であるか発見していくイギリス法。
この比較が面白い!

イギリス法を勉強していると、”国王といえども法の下にある”法の支配の原則がどのようにして産まれてきたのか?その”法”とは何を意味するのか?
判例法形成の歴史と一緒に勉強すると、あら不思議、今の日本国憲法の基本原理へとつながる流れが見えてきます。

こうした科目たちは、昨年履修した日本法制史、西洋法制史にもいえることですが、資格試験や法律実務の勉強には全く役に立たないであろう科目ですから、資格スクールでは絶対に学ぶことがない科目だと言えるでしょう。

でも、せっかく、大学法学部に在籍しているのですから、考え方によっては、
たまには、回り道に思えるかもしれませんが、こうした科目を勉強してみるのも
きっとおもしろいことだと思いますよ。民訴はつらかったけど、こっちの本は
とても楽しい。(もしかして法学部、向いてないのかも??)

ちなみに!!
外国法概論を学ぶときには、中大通教の教科書よりも、花八さんもオススメの
田中和夫著の「英米法概説」が絶対にオススメです。この本は、すごく解り易く
書かれていて、とても興味深く読むことが出来ます。

さあ、もうちょっと読んで、レポートにも取りかかれるよう頑張ります!

善意のかたまりゼンダマン

2007-02-12 18:12:09 | その他
♪善だア悪だ 善だア悪だ 善だ悪だ善だ悪だ善だ悪だ善だ悪だ、ワオー、ワオー
♪ちーから自慢で のど自慢 ポッポッー
♪歌えばみーんな振り返る ポッポー
♪やんやと 良い子も 手をたたくうー
♪桜ちゃん 乗ったら恥ずかしポッポ 鉄ちゃん乗せたら勇ましポッポ
♪シュシュポッポ シュシュポッポ シュシュポッポー
♪胸にー 輝くう プレートは ししのじゅうろくー
♪ちかーらー まかせにー つっぱーしるー
♪おいらライオン ゼンダライオンー ワオ ワオ ワオー ♪

この歌をご存知でしょうか?
往年の名作アニメ”ゼンダマン”の中でゼンダライオンが出動するとき、
メカ自身がご機嫌で歌う歌なのです。

いやあ、最近、この歌がアタマの中でリフレインしまくっていて困ってます_(^^;)ゞ

というのも、yahoo動画でゼンダマン全52話が公開されているんですけど↓
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00012/v00040/

これを見始めたら、止まらなくなってしまいました_(^^;)ゞ
何と言っても、ヤッターマン→ゼンダマンと、リアルタイムで見ていた私。
とっても懐かしいのです。それにしても、これは文句なしに名作。
だいたい、主役のメカが演歌調で歌を歌うなどというトボケた設定が絶妙。
ムージョ、トボッケー、ドンジュウロウの悪玉3人トリオの古典的ギャグや
メカ対決など、内容もテンコ盛りで、今見ても充分楽しめます。

もちろん昭和2ケタ世代である私は言うに及ばず、平成12年生まれである
息子もとても気に入って見ているので、結構世代を超えて楽しめるかも。

命のもとという究極の欲望をめぐって善と悪がせめぎあうドラマであり、
ある意味、法学部生は必見!
それが証拠に、番組の最後には裁判メカが出てきて、いいかげんな理由で
悪玉3人組にお仕置きを与えます(訴訟法の手続的保障の大切さが解ります!)。
”もう、面倒くさいからトボッケーを罰する”などと判決されたりするので、
「法の支配」の重要性も教えてくれていたんですね!

ということで、今日もゼンダマンを見つつ、民事訴訟法第3課題のレポを清書。
早速、投函いたします。善玉のインストラクターの先生をお願いします!

オンデマ申し込み却下??

2007-02-10 19:54:23 | その他
今日、郵便屋さんがブロロ~とやってきました。

( ̄Д ̄)/ホイ♪と渡された簡易書留には見覚えのある自筆の住所氏名が。
下を見ると、中央大学通信教育部!

ええっ!!もうオンデマ申込書帰ってきたの!?!?
しかも、しっかり分厚いその厚み、、。

そうか、やっぱりダメだったのか、オンデマンドの民訴、、。

ま、待てよ。まだ締め切りまだぢゃないか。あれれ??
開封してみて、、呆然、、、、(゜Θ゜)

全ての謎が解けました、、、。
郵便為替、オンデマ受講申込書と一緒に中から出てきたのは、、、、
なんと中央大学宛の封筒、、。

そうなんです。アホな私は自分宛の返信用封筒の中に、ワザワザ
大学宛の封筒を折りたたんで入れ、申込書と郵便為替を同封密封した上で、
結局、自分宛に書留で発送し、本日受け取ったと、、、、、、、、(熱涙)

アホでございました、、、(猛省)
今日、出しなおしましたけど、間に合ってくれ~!