「ボクセルポリゴンな日々」 - UnityでMakersとVRをつなぐ挑戦 -

Unityプログラムで3DCGアセットデータをVRや3Dプリンターで利用可能にする最新技術や関連最新情報を紹介します。

「MMDアバンドール」活動について(MMDデータパッケージ配布Readme.txtから抜粋)

2012年12月03日 18時17分51秒 | MMDアバンドール
以下は本日公開予定の「そむにうむ式初音ミク(BDA06c v1.cq.201.0109)」に同梱しているReadme.txtから「MMDアバンドール」に関する項目を抜粋した物です。

MMDを使って新しいドール&フィギュアを作成する活動を行ない、今までにない新しい3Dプリントの楽しみ方を開拓していきます。(^^)


 ・今後MMDデータを用いて3Dプリンターなどの立体物試作機により作られる
  立体物(人形)を「MMDアバンドール」と呼称します。

 ・将来的には立体出力用データの作成を手助けするツールや、データ作成を
  必要とせずそのままポーズのついたPMDファイルを立体出力用データファイ
  ルに変換する事が出来るPMDファイルの作成や変換補助ツールの開発を検討
  しています。

 ・上記の立体出力対応PMDファイルやデータ変換支援ツールの充実をはかるこ
  とで、MMDは豊かなフィギュア的な立体造形物製作のメインプラットフォー
  ムになる可能性を持っています。また、各個人が好きなMMDモデル作家さん
  の立体出力作品を作ることでMMDモデル作家さんをリスペクトしたり応援し
  たりする仕組みや仕掛けを構築することも検討しています。

 ・今後3Dプリンターの値段が下がることで個人のための立体出力環境が実現
  するのは時間の問題であるといえます。個人が自由にフィギュアを出力し、
  フィギュアの元となったモデルデータ作者さんをリスペクトし応援する事
  が実現できれば、MMDは新たな文化を生み出すことが出来ると思います。

 ・現状の3Dプリンターの精度では市販品であるフィギュアの完成度や丈夫さ
  に匹敵する物は出来ません。また、金額も市販品より高額な立体出力費を
  支払う必要があります。「MMDアバンドール」には「人形以前」という
  半完成品であるとの意味を込めています。

 ・しかしながら試作品の完成度で良ければ最短だと1週間程度で手を汚さず
  に完成体を手に入れる事が可能です。加えてポーズや表情も自由に選択す
  る事も出来ます。この手軽さと「自分だけの」人形を手に入れられる可能
  性は是非とも今後追求していかなければならないと思います。

 ・今後装置も技術も進化していきます。最終的には人形の先進的なあり方も
  MMDが世界に先駆けて実現していく世界を夢想する事は決して空しい絵空事
  ではないと思います。「MMDアバンドール」はその夢の実現に向けて最初の
  一歩を踏み出します。


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