「ボクセルポリゴンな日々」 - UnityでMakersとVRをつなぐ挑戦 -

Unityプログラムで3DCGアセットデータをVRや3Dプリンターで利用可能にする最新技術や関連最新情報を紹介します。

【3DCG立体出力】EasyRecasterテスト版【全自動データ変換】

2013年04月18日 19時10分09秒 | プログラム開発


一昨日ご報告しました3DCGデータの3DCG立体出力対応自動変換(フルカラー出力可能)プログラムですが、

名称を「EasyRecaster」(イージーリキャスター)と命名しました。

ということで本日、EasyRecasterが出力した最初の3DCG形状データが完全閉空間であることを

以下のMinimagicというチェックツールを用いて確認しました。

下の画像では色無しのモデルが表示されていますが、

こちらはSTLファイルという色がつかない立体出力対応ファイル形式です。



この段階で立体出力サービスに出しても問題なく出力されますし、

個人用の小型3Dプリンターを利用して立体出力する場合でもエラーが出ること無くそのまま立体出力にかけることが出来ます。


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ということで、明日からはこのプログラムを利用したデモ用の立体出力形状の作成に入ります。

実際にツールから一発出力したデータを立体出力にかけて、どんな実物に仕上がってくるかをお見せすることになります。

同時に、ニコニコ動画にそのレポート動画をアップロード致します。

その際、今回開発したプログラムを公開アップロードすることに致します。

現状ではまだ試作要素の強いプログラムのため初心者向けとは行きませんが、

MMDやGoogle等で公開されている3Dライブラリーの形状をレリーフ状にして立体出力にかけることが可能です。

実はレリーフの作成はモデリングツールを利用して行おうとすると色々厄介な問題が出てきます。

ましてや今回のように完全閉空間を考慮した立体出力対応3DCG形状データにしようとすると、

どうしても細かいポリゴン調整を余儀なくされ時間がかかってしまいます。

それをプログラムの力で一発処理しようというのが今回の開発目的でもあるのです。




しかも今回のプログラム開発技術はまだまだいろいろな応用の可能性を持っています。

今後はその可能性を広げる開発を進めて行きたいと考えております。

MMDアバンドールプロジェクトから生み出された新技術と、そのアプリケーション開発動向に

今後もご注目頂ますよう宜しくお願いします。(_ _ )

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