著者 キム・チョヨプ
「わたしたちが光の速さで進めないなら」…
打ち棄てられたはずの宇宙ステーションで、
その老人は なぜ家族の星への船を待ち続けているのか……
「館内紛失」…
初出産を控え戸惑うジミンは、記憶を保管する図書館で、
疎遠のまま亡くなった母の想いを確かめようとするが……
「スペクトラム」…
行方不明になって数十年後、宇宙から帰ってきた祖母が語る、
絵を描き続ける異星人との かけがえのない日々……
今もっとも韓国の女性たちの共感を集める、
新世代作家のデビュー作にしてベストセラー。
生きるとは? 愛するとは?
優しく、どこか懐かしい、
心の片隅に残り続けるSF短篇7作。
SFは あまり読みませんが、この小説は面白くて
とても良かったです❣