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 本は私の人生の友・・・

映画 『その土曜日、7時58分』

2008年11月06日 | 映画
『十二人の怒れる男』『狼たちの午後』の名匠シドニー・ルメットの監督作品。
優雅な暮らしを送る会計士のアンディは、娘の養育費に窮している弟ハンクに、両親が営む宝石店への強盗計画を持ちかけ、2人は計画を実行に移すが・・・。
1つの誤算から家族の抱える闇が浮き彫りになっていくサスペンス・ドラマ。
『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマンが自らの不正の発覚に怯える兄を、『ガタカ』のイーサン・ホークが甲斐性のない弱気な弟を演じている。

原題は『Before The Devil Knows You're Dead』(死んだのが悪魔に知られる前に)ですが、
邦題は、強盗事件が起きた時間にしたようです。
恵比寿ガーデンシネマにて上映中。

時間を前後させながら、家族それぞれの視点で問題をあぶり出してます。
悲劇が悲劇を呼び、最後は更に悲惨な場面で終了。
実力派俳優の演技や、時間が前後する表現方法などに、引き込まれるように観てましたが・・・
残酷な家族の肖像を描いた映画ということなので、いい気分で映画館をあとに出来るとは思っていませんでしたが、やっぱりそうでした。
観なければいいのに、気になる映画は観に行ってしまうんですよね。

街には早くもクリスマスツリーが・・・



前回の記事で金城武さんのファンだと書いた後で、他にもステキだと思う俳優さんを思い出していて、忘れていたことが浮かんできました・・・
私は、3年半程前に緒形拳さんを見たことがあったということ。ただ、すれ違っただけのことですけれど。
その頃、夫が入院していて、休日に面会に行ったら、病院の受付ロビーでTVドラマの撮影をしてました。
お邪魔にならないようにチョットのぞいたら、受付カウンターの前にスラリと長身の竹野内豊さんが立っていて、こちらに頭を下げてくれました。
ずうっと前に友人が竹野内さんのファンだと言ったときは、ふーんなどと思っただけなのに、小さなファンサービスをされただけで、なんてステキ、などと思うように(芸能人の方、小さなサービス、怠らずにね。ファンが増えますよ)
病室に行くためエレベーターに向かう廊下を歩いていたら、お手洗いの帰りらしい緒形拳さんが、ハンカチで手をふきながら歩いてきました。
緒形さんにも挨拶されて、夫の入院もいいことあるじゃない、などと思ったことがありました・・・それだけのことです。失礼しました。
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