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 本は私の人生の友・・・

映画『おくりびと』

2008年09月17日 | 映画
所属する東京のオーケストラが解散し職を失ったチェロ奏者の大悟は演奏家を続けることを諦め、妻の美香を連れて故郷の山形に戻ってくる。
早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で採用になるが、それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だった。
戸惑いながらも社長の佐々木に指導を受け、新人納棺師として働き始める大悟だったが、美香には冠婚葬祭関係の仕事に就いたとしか告げられずにいた。(goo映画情報より)

昨日見てきましたが、平日なのに高齢者を中心に満員でした。
NKエージェントのNKは納棺の頭文字をとったNKだったり、ユーモアを随所に散りばめながらも、人間の死というものをおごそかに表現した映画でした。
この映画には、チェロという楽器がとてもふさわしく感じました。
遺体に旅立ちの衣装を着せる場面は、日本文化独特の所作で行われ、とても美しいものでした。

一昨日の投稿で、原作を以前読んだ本であるかのように記述してしまい、大変失礼しました。
naruさんのおっしゃるように、原作をあげるなら同じ題名のコミックですね。

数年前、図書館の本の返却コーナーで、『納棺夫日記』という、怖いながらもインパクトある題名を目にし、興味をひかれ読んでみました。
富山を舞台にした、とても良い本でした。
私が面白いと言うものをあまり信用していない夫に、絶対面白いからと言って読んでもらった記憶がありますよ。
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