そ の ひ ぐ ら し

その日1日を良く暮らせればよし。
スカイツリーのふもとでちびと小ちびとオットと4人暮らし。

小ちび、深夜の救急病院へ!

2022-04-09 12:59:00 | 子育て - 病気・けが
2022.04.08 金曜日
ちび:7歳6ヶ月26日
小ちび:3歳5ヶ月5日

21:00
先にお風呂に入っている私のところにオットが小ちびを連れてくる。小ちびはまだ遊んでいたくてお風呂に入りたくないようで、暴れて抵抗する声。
ほどなくして「ガン!!」というものすごい衝撃音。直後に小ちびが火がついたように泣き出した。普通の泣き方じゃないので湯船から上がってみると、足元に鮮やかな血の跡。後頭部から出血していた。たぶん脱衣所と風呂場の境目のあたりにぶつけたと思う、とオット。風呂場のドアのサッシか。自分が小ちびから手を離してしまったと言っておろおろしている。起きたことは仕方ない。オットに清潔なタオルで止血してもらい、その間に私は体を拭いて服を着て、救急の連絡先を調べ始めた。

「夜間救急 墨田区」で調べて最初に出てきた電話番号にかけるが、応答がない(あとで確認したら、これは休日専用の診療所の電話番号だった)。
次に#7119にかける。こちらはすぐにオペレーターにつながる。3歳の子どもが転倒して頭を切ったと伝えると、看護師に代わってくれた。
脱衣所で転倒して、サッシのような鋭利な場所にぶつけて出血していると伝えると、小ちびの状況をいくつか質問された。
 すぐに泣いたか。
 意識はあるか。
 手足は動くか、しびれはありそうか(これは3歳児に確認するのは難しい)。
 首や背中の動き方がおかしくないか。
 目はおかしくないか。
 嘔吐していないか。
今のところどれにも当てはまらない。
出血の状況を聞かれる。後頭部で、止血をしていて止まりつつあることを伝える。
頭部の怪我なので、脳神経外科のある救急対応病院をすぐに受診した方が良いと言われる(救急車までは必要ないとの判断だろう)。近い順に3つ案内するので、自分で電話をかけて、受けてもらえることを確認してから行くようにとのこと。了解すると、音声ガイダンスに切り替わった。
案内された病院はいずれも知っている総合病院だった。とりあえず言われた順に電話する。
1つめの病院にかけて、状況を説明する。電話口の担当者は、当直の先生が脳神経外科でないこと、また小児科もないので普段成人患者しか見ていない医師になると言う。そう言われちゃうとなんとなく即決できず、他にもかけてみてダメだったらもう一度電話しますと伝えて切る。
次に、2件目に案内された東京曳舟病院にかける。同様に状況を説明すると、電話が少し保留になってから、わかりました来てください、と言われた。脳神経外科の先生が今日いるのか、小児科があるかといった説明はなかったが、まあいいか。支度と移動を含めて20分ほどで行けると思うと伝えて電話を切る。
私が電話をしている間に小ちびも落ち着いて、オットが服も着せてくれていた。私も支度をしてタクシーを呼び、小ちびを連れて家を出る。小ちびは状況をよくわかっておらず、いつも通り機嫌が良く、ただの夜さんぽだと思っている様子。

21:40
タクシーで東京曳舟病院に到着。ぐるりと回って救急の入り口から入る。2階で受付をして、ベンチで待つ。
周囲には他にも数組が待っていた。処置を終えて出てくる人、それを待っている家族。小ちびは最初こそ大人しく座っていたが、そのうちもぞもぞし始めて、やがてベンチにごろりと寝ころんでしまった。とっくに眠い時間。

呼ばれないまま30分ほど経過して、小ちびはベンチでそのまま眠ってしまった。さすがに待たされすぎと感じて、受付にあと何番目に呼ばれるか聞くと、確認しますと言う。その直後に処置室から看護師が出てきて小ちびが呼ばれた。(ん?もしかして忘れられてました・・・?)と思ったが今はどうでもいい。小ちびは爆睡モード。処置を受けるのには好都合かな、と思いながら赤ちゃん抱っこして処置室に入る。
室内にはベッドが見える限りで2床。どちらにも患者がいる。片方のベッドには新型コロナ対応用と思われる減圧用のビニールがかけられている。
小ちびはベッドからは離れた小さなスペースに通されて、程なく当直の先生が来た。小ちびの頭の傷を一見して、慣れた様子で
「これはホッチキスしないとダメですね。麻酔をしてから処置することもできますが、麻酔の注射も結局痛いので、麻酔なしでホッチキスだけする方が早いです。3針くらいなので。それで大丈夫でしょうか」
ホッチキス👀 頭の傷の処置に使うことは知識として知っていたが、自分の子がその処置を受けることになるとは。しかも麻酔なし。ぎょっとしつつもまあその通りだなと思い、了承する。
消毒薬を含んだ綿で傷を消毒する。そこで小ちびが起きてぎゃー!と泣いて嫌がった。眠ったままは無理だったかー。暴れる小ちびを看護師と2人がかりでがっしり抱きかかえ、医療用のホッチキスで切り傷をがしゃんがしゃん。小ちびがどうしても動くので2針でおしまいになった。最後に一応傷の上から(髪の毛の上から)消毒薬のついたガーゼを貼ってくれて完了。やれやれ。
先生曰く、CTは撮らず様子見でいいとのこと。元気だし、暴れちゃって撮れないでしょうからと言う。はい、そうですよね。。。

22:45
受付で明朝に消毒に来るように案内を受けて病院を出る。小ちびは歩きたがらないので抱っこ紐に入れ、目の前の道路でタクシーを拾って自宅に戻る。
帰りのタクシーの運転手はこの辺りの道がわからないと言うので口頭で道案内。スカイツリーが目の前にどーんと立っている風景は新鮮だったようで、すごいですねえ、綺麗ですねえと言う。そうだよね。近くに住んでいると見慣れてしまうけど。

23:00
帰宅。兄ちびはオットがすでに寝かせていた。小ちびは処置を受けたときに覚醒してしまったようでまだ目が開いているが、しばらく抱っこして寝かせる。寝付くのにいつもより少し余計に時間がかかった。どっと疲れた金曜の夜。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ちび、コロナワクチン1回目 | TOP | ちび小1総括 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 子育て - 病気・けが