そ の ひ ぐ ら し

その日1日を良く暮らせればよし。
スカイツリーのふもとでちびと小ちびとオットと4人暮らし。

【番外編】ちびの寝る時間が遅いことについてコンサル式で考えてみた

2016-11-30 03:36:42 | 子育て - 保育園ライフ
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2016.11.29 火曜日、くもり
ちび2歳2ヶ月と16日

最近、ちびの寝る時間が遅い。9時や10時の話ではない。この頃は11時が当たり前、今日はついに12時を回ってもまだテレビを見たいだのお茶を飲みたいだの言ってだだをこねていた。
しかしちびは保育園に通っているので毎朝7時には起きている。起きる時間は変わらないのに寝る時間が遅くなるので、睡眠時間は短くなる一方。
日頃からテキトー育児を公言して憚らない私もさすがに今日はいらいらがつのって眠れなくなった。
よし、どうせ眠れないならこの問題を感情的にではなく冷静に、ちょうど読みさしのコンサル本に倣って考えることにしよう。

コンサル式で考えると、「ちびの寝る時間が遅いこと」は現象であって、それ自体が問題なのではない。それが何か別のよろしくない事象を引き起こすことが問題であり、そこが論点だ。まずは論点となりそうなものを挙げてみる。

論点①:知能の発達に悪影響が出る。
 言語、数字(左脳系)
 音楽、芸術(右脳系)とか。
論点②:精神面の発達に悪影響が出る。
 気分の変化が激しくなる
 集中力がなくなる
 やりとげる力がなくなる とか。 
論点③:身体の発達に悪影響が出る。
 身長が伸びない
 体重が増えない とか。
論点④:風邪をひきやすくなったり、体調不良をおこしやすくなる。

ここまではちびを中心にした論点。

論点⑤:私が家事をする時間がなく家の中が荒れる。
論点⑥:私が保育園の準備をする時間がなく、翌朝慌てて支度するので忘れ物が増える。
論点⑦:私が好きなことをする時間がない。(その結果いらいらする)
論点⑧:私が寝不足になり翌朝の出勤がぎりぎりになる。

これらは私を中心とした論点。

論点⑨:翌朝ちびが不機嫌になり、オットが保育園に連れていくのが大変になる。
論点10:私がいらいらするのでオットが嫌な気分になる。

これらはオットの論点。
いったんこれくらいにしとこう。

次にこれらを絞り込む。
論点①〜③は一般論で言われがちだけど、2歳のちびに関して、今日現在明確な悪影響があるかと考えると実はそうでもない。①は2歳なのでそもそも未発達だし、ちびに関しては言葉なんか進んでいるほうだし、音楽も好きで体を動かしたり歌を歌ったりしている。②も2歳児なんてみんなそんなもんだ。③もちびに関しては成長曲線上なんら問題ない。①〜③は将来にわたっての悪影響もいろいろと調査結果はあるものの、科学的根拠がはっきりしているかといえばそうでもない。ここについて議論を深めようとするのはコンサル式に言えば「筋が悪い」ということになる。④もちびはびっくりするくらい健康で、1歳児クラスに上がってからは保育園を丸一日休んだ日がほとんどない。

そう考えると、実はこの問題はちび自身のためというよりオットや私にとっての問題なのだ。おおなんということでしょう。実は大人たちの問題だったのに、さもこどものためであるかのように思い、論点をすり替えていたのではないですか?ということになる。

論点⑤〜⑧。ここは私の話なので主観で絞り込む。⑤、正直気にしないしオットにやってもらえばいい話。⑥、これもあまり気にしない。⑦、これは私にとってかなり重要な問題である。⑧、これは⑦ほど重要ではないが、社会人としては褒められたものではない(厚切りジェイソン的にはwhy Japanese people!? な慣習だが)。

オット目線ではおそらく⑨が重要。10については、「気にしない」ことに関して人一倍長けているのがうちのオットだ。

おおなんということでしょう。論点は⑦、⑧、⑨に絞られました。なんて大人中心!
ここからはそれぞれの論点に対する打ち手を考えていく。もちろん「ちびを早く寝かすこと」はすべての論点に共通する打ち手案になるので、ここではそれ以外を考える。
論点⑦に対する打ち手の例は、ちびの相手をしながらでも好きなことをする方法を考える。例えばブログはスマホで書く、音楽はワイヤレスで聴く。本を読むのはさすがに難しいので通勤電車や在宅勤務の日の余剰時間を使う、週末にオットにちびを見てもらう時間を作るなど。
論点⑧に対する打ち手の例は、ちびを放っておいてでも私は先に寝ることにして、翌朝余裕をもった時間に起きられるようにする。今すぐ取れる選択肢ではないかもしれないが(今は私が先に寝ようとしてもあの手この手で起こされ最終的に大泣き)、もう少しちびが話ができるようになったら有効かも。もしくは、とりあえず起床時間だけ早めることを目標にして目覚ましの方法を工夫する。ちびを起こさずに、私だけがぱきっと眼が覚めるようなツールを探す。とりあえずベッドから這い出して、湯船に浸かるなんてのもいいかも。これができると⑦の打ち手にもなりそう。
論点⑨に対する打ち手の例は、ちびの大好きな朝ごはんを常備してご機嫌をとる。でもそれとて万能策ではない。食べ物で釣れない日も、何やってもダメな日もある。そういう日はオットか私が朝時間休をとって、ご機嫌とりをしたっていいのだ。


以上がひと通りの考察(実際のコンサルはここから論点と打ち手をさらに絞ったり深めたりするが)。こうして考えてみると、ちびのためだと思って悩んでいたのが実は私の思い込みで、自分自身のための悩みであったという、まーなんといいますか、大人って勝手な生き物ね、という感じ。でも①〜④の論点が消し込めたということこそ、この考察の最大の効果かもしれない。それでもちびを早く寝かせるための工夫はあれこれ続けるけどね。少なくとも、ちびを案じてこだわったり悩んだりいらいらしすぎる必要はあまりないと現時点では結論づけられたのでちょっとすっきりした。と同時に眠気がやってきたので、今日はここまで…。
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