Webで、『ライカ ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.』発売のリリースを目にしました。
星の写真を撮ることに夢中だった頃、少しでも明るいレンズが欲しいと思ったことが何度かありました。
Nikonのカメラを使い続けていた私にとっては、50mm F1.2と言うレンズが最も明るいものでした。
その頃、Canon7sというレンジ式のカメラに、F0.95というレンズが用意されているというのを本で知り、中古カメラ屋を巡って実物を探した記憶があります。
実際に手にすることはありませんでしたが、当時の技術から考えると周辺減光や収差が残っていたのではと思います。
最近のカメラはデジタル化の効果で、フィルムの時ほど明るいレンズを使わなくても相応の写真が撮れるようになったこともあり、明るい単レンズはほとんど作られなくなりました。
そんな状況でのライカの明るいレンズは、ちょっと驚きです。
レンズの良さにも定評があるメーカーだけに、どれほどの描画性能があるのか、興味が湧いてきます。