とうとう、千秋楽を迎えてしまいました。
東京、名古屋、大阪、福岡。
全国公演を経ての、東京凱旋公演。
全国で終了と思っていただけに、思わぬ形で再び東京で観られる事に喜んだのが、つい先日の事のようです。
FAINALが開演して、ご贔屓さんのいない舞台は寂しいものの、「来週は!?」の期待と共に通ってしまいました。
本来、楽しい演目だけに、当然の結果かもしれません。
結局、舞台に立って欲しいご贔屓さんの姿を観る事は叶わなかったものの、満足度の高いものでした。
満員の客席の熱気もさることながら、舞台上も普段以上に熱がこもっているように感じます。
普段通りに進行して行くものの、終わりが近づくためか、私の中では1曲毎に進行が早まっている気がしてなりませんでした。
そして、カウントダウンカーテンコールへ。
メイキングDVDと同じ映像がモノトーンで映し出される中、加藤敬二さんの思いが籠められたナレーションが流れて行きます。
周囲からは、早くも涙を流し始める女性が。
観てのお楽しみにと紹介された曲は、「ビー アワ ゲスト」。
まさに、このために用意されたような曲ですね。
普段は上手袖で歌い始める西尾さんが、下手客席側から舞台センターへ向かい歌い始めます。
途中、涙声に変わることもあり、あやうくもらい泣をするところでした。
出演者にも、観客にも、様々な思いがあった事でしょう。
恋のウォータールーでは、正装のため、ジャケを脱いだだけの前田君が白手袋をしたままにも関わらず,さらに高速なアクロを見せ歓声があがりました。
さらに、ヴォールツ オブ ヘブンが歌われました。
李さんのソロが、印象に残りました。
今回のソンダンの顔とも言える西尾さんの挨拶が。
千秋楽を迎えた感謝の言葉の後、『諸先輩の足跡を受け継ぎ、精進していきます。』という趣旨のものでした。
その後、出演者全員が舞台センターで挨拶を。
何回あったか、カウントを忘れてしまうほどの登場の後、バンドメンバーも最前列で観客の声に応えていました。
そしてラストは、カトクミ〆!
加藤久美子さんが1人で登場し、スポットライトが彼女を浮かび上がらせます。
キャッツのミストよろしく、スポットに向かい合図をするカトクミさん。
『ズドン』と効果音が低く轟いて終了でした。
以前の加藤敬二さんのインタビューで、浅利代表との間で「四季だから4つの作品を作れ。」という話がありました。
55stepsが4作目となり、約束は果たされた訳ですが、次回60周年で新作が登場したりするのでしょうか?
今から期待するのは、鬼も大笑いしそうですね。
カンパニーの皆さん、お疲れさまでした。
四季劇場[海] | 2010年11月21日 |
【ヴォーカルパート 男性】 | 李 涛 |
渡辺 正 | |
平良交一 | |
【ヴォーカルパート 女性】 | 早水小夜子 |
金平真弥 | |
福井麻起子 | |
【ダンスパート 男性】 | 西尾健治 |
金久 烈 | |
徳永義満 | |
水原 俊 | |
斎藤洋一郎 | |
新庄真一 | |
前田順弘 | |
河野駿介 | |
花島佑介 | |
【ダンスパート 女性】 | 加藤久美子 |
杏 奈 | |
須田綾乃 | |
泉 春花 | |
駅田郁美 | |
今 彩乃 | |
原田麦子 | |
柴田厚子 | |
井上佳奈 | |
井上実美 | |
キーボード&コンダクター | 喜多方寛丈 |