読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「平成猿蟹合戦図」

2019年05月20日 | 日記
 吉田修一(朝日新聞社)
 
 軽いノリで面白おかしく、荒唐無稽なお話が展開する。
 
 内容紹介は
『歌舞伎町で働くバーテンダーが、ニッポンの未来を変えていく!? 新宿で起きた轢き逃げ事件。平凡な暮らしを踏みにじった者たちへの復讐が、すべての始まりだった。長崎から上京した子連れのホステス、事件現場を目撃するバーテン、冴えないホスト、政治家の秘書を志す女、世界的なチェロ奏者、韓国クラブのママ、無実の罪をかぶる元教員の娘、秋田県大館に一人住む老婆……一人ひとりの力は弱くても心優しき8人の主人公たちが、少しの勇気と信じる力で、この国の将来を決める“戦い”に挑んでゆく! 思いもよらぬ結末と共に爽快な読後感がやってくる、著者の新たな代表作。

 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
 吉田/修一
 1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年「最後の息子」で第八四回文學界新人賞を受賞し、デビュー。2002年『パレード』で第一五回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第一二七回芥川賞、2007年『悪人』で第六一回毎日出版文化賞、第三四回大佛次郎賞、2010年『横道世之介』で第二三回柴田錬三郎賞を受賞  』

・・・作者が長崎出身だから、長崎弁はお手のものでしょうけど、秋田弁は(それも大館の方言はどうしたのか。奥さんが秋田美人なのか?)。ともかく、登場人物の個性がこれで光っている。
・・・気楽な読書にお勧め。




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コメント
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