結論を言うようだが、「弱さ」は「強さ」の欠如ではない。「弱さ」というそれ自体の特徴をもった劇的でピアニッシモな現象なのである。それは、些細でこわれやすく、はかなくて脆弱で、あとずさりするような異質を秘め、大半の理論から逸脱するような未知の振動体でしかないようなのに、ときに深すぎるほど大胆で、とびきり過敏な超越をあらわすものなのだ。部分でしかなく、引きちぎれた断片しかないようなのに、ときに全体をおびやかし、総体に抵抗する透明な微細力をもっているのである。
フラジャイル/松岡正剛
過去に引用した弱さについての考察。
僕は、賢くもなければ強くもありません。
賢くないからこそ、信じることができる。
弱いからこそ、信じることで強くなれる。
フラジャイル/松岡正剛
過去に引用した弱さについての考察。
僕は、賢くもなければ強くもありません。
賢くないからこそ、信じることができる。
弱いからこそ、信じることで強くなれる。