こんにちは!船橋SLネットワークです♪

地域で活動する災害ボランティア団体のあれこれアタシが勝手に報告

集合住宅、初動どうする!(船橋市地域防災リーダー養成講座③)

2019-10-27 16:45:13 | 活動

令和元年10月26日(土)

船橋市役所で、地域防災リーダー養成講座(集合住宅)が開催されました。

マンションや団地などの集合住宅の自主防災組織の

管理組合、自治会の防災担当者を集めての研修で約80人が参加しました。

在宅避難を前提とした初動体制についてがテーマです。

先週、集合住宅の方達に避難所運営アクションカードを取り組んでいただいたのですが

今日は、集合住宅の部なので初動アクションカードということで、

災害時(主に地震を想定)の初動体制を疑似体験していただくことにしました。

アクションカードを取り組む意味…

災害時、必ず自治会長や防災部長がいるとは限りません。

アクションカードをめくった人がその役割を担い

その場に居合わせた人が運営に取り組むためのツールです。

役割を固定化しない、居合わせた人がリーダーとなる!

それをこの講座で体験していただきたかったのです。

アクションカードの後、受講者のみなさんには

「スターターボックスを作ろう!」ということで、

初動時に必要なものを入れておく箱について考えていただきました。

この講座の最中、今回のこのアクションカードがほしい!という声を多数いただきました。

急きょ内部で協議の上、HP上で公開することになりました。

あくまで講座用に作成したものです。

この通りやったけどうまくいかないじゃないか

とか言われちゃうと心配なのですが…(担当者の声)

ぜひ、みなさんのお住まい(集合住宅)でそれぞれのアクションカードを作っていただけないでしょうか。

そして、それを私どものところにフィードバックしてほしいのです。

そう願い、1か月限定でHP上アップすることになりました。

(公開期間はすでに終了しております

by oami

 

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避難所運営は我々の手で(船橋市リーダー養成講座①②)

2019-10-27 15:10:20 | 活動

令和元年10月19日、20日

船橋市役所大会議室にて、船橋市防災リーダー養成講座が開催されました。

毎年実施される町会・自治会の防災担当者を集めての研修会でそれぞれ約90名が参加しました。

前半で「避難所運営は我々の手で」と題し 避難所運営の基本的なこと、

船橋市避難所運営マニュアルに沿った開設方法をお伝えしました。

後半は班ごと、ワークをしていただきました。

 まずは、ストレージボックスの中身の確認。

ストレージボックスは、避難所の防災倉庫にある避難所開設に必要な書類等が入っているケースです。

中身を確認することってあまりないんですよね。

みなさん、リストを見ながら班ごと確認していただきました。

さて、今回は、船橋市危機管理課が試作したアクションカードを

この講座ように改良したものを使って、避難所開設を疑似体験していただきました。

今回使用したアクションカードは、カードをひいた人が、裏面にある指令を遂行していくことで

最終的には避難所開設が完了するという作りになっています。

初めてのアクションカード、なるほど~という声と同時に戸惑いと混乱と…

今回のアクションカードでの避難所開設方法は、過去4回実施した市総合防災訓練のメイン校で

実施した避難所開設での経験をもとに作ったもので、

避難所運営マニュアルに沿った形のものです。

学校ごと(避難所運営委員会ごと)やり方が若干違うかもしれません。

あくまで、一例としてとらえていたらければ。

最後に、市職員の方から昨年の水害被害のあった

某市の避難所支援の報告がありました。支援に行った市職員は、

避難所で氷漬けの飲料を避難者に手渡すことに終始したそうです。

行政の方には災害後、罹災証明の発行や、ゴミ収集の再開、道路の整備など

大切な復興業務が待っています。避難所運営に人手をとられたら

復興業務が遅れていってしまいます。

ぜひ過去の教訓を生かして、わが街船橋の避難所について

考えるきっかけにしていただきたいと思います。

by oami

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