令和元年11月30日
三田習地区連/社協合同の防災講座が三山市民センターで開催されました。
毎年開催される防災講座ですが、今年も60人近くの方が参加されました。
いつもは地域防災がメインでお話していたのですが、今年は志向を変えて
災害ボランティアセンターについてお話しました。
9月以降千葉県は台風15号、19号と立て続けに被害を受けました。
そこで、会場内で義援金も募っていました。
船橋SLネットワークは、9月中旬から断続的に災害VC(ボランティアセンター)の
運営支援をしてきました。でも船橋のみなさんは、あまり災害VCのことはご存じないのです。
これを機会に知ってもらえたら…
座学の後に、参加者のみなさんが災害VCにやってきたボランティアになったつもりで
WSに参加していただきました。
1班が実際にボランティア作業に行くメンバーと仮定して、
いろいろなミッションに取り組んでいただきました。
最後に質問
依頼された作業がまだ終わっていませんが、終了の時刻になってしまいました。
みなさんならどうしますか?
「あとちょっとならやってあげようよ~」
「時間は守らなきゃ…」 いろいろな意見が出ます。
班のリーダーさんに渡した書類に目を通してみてください。
自分の家の作業だったら、片付くまで永遠に作業が続きます。
疲れていても日が暮れても作業が続いてしまいます。でも
VCから来ている作業は時間で終わってほしいのです。
その代わりキチンと報告書で状況を伝えていただいたら
明日以降もう一度来る別のボランティアさんがそれに対応してくれるはずです。
次の人に作業を委ねることで、ボランティアとしての責任は果たしているのでは。
災害ボランティアセンターをご存じない方もたくさんいらっしゃいました。
ここが万一被災地になったとして、
ここにきている方みなさんがボランティアセンターに来て
ボランティア作業をするわけではないと思います。
でも、災害ボランティアセンターを知っていたら、
地域で困っている方の情報(ニーズ)を災害ボランティアセンターに伝えることもできます。
これを機に知ってもらえたら…
by oami