令和元年10月19日、20日
船橋市役所大会議室にて、船橋市防災リーダー養成講座が開催されました。
毎年実施される町会・自治会の防災担当者を集めての研修会でそれぞれ約90名が参加しました。
前半で「避難所運営は我々の手で」と題し 避難所運営の基本的なこと、
船橋市避難所運営マニュアルに沿った開設方法をお伝えしました。
後半は班ごと、ワークをしていただきました。
まずは、ストレージボックスの中身の確認。
ストレージボックスは、避難所の防災倉庫にある避難所開設に必要な書類等が入っているケースです。
中身を確認することってあまりないんですよね。
みなさん、リストを見ながら班ごと確認していただきました。
さて、今回は、船橋市危機管理課が試作したアクションカードを
この講座ように改良したものを使って、避難所開設を疑似体験していただきました。
今回使用したアクションカードは、カードをひいた人が、裏面にある指令を遂行していくことで
最終的には避難所開設が完了するという作りになっています。
初めてのアクションカード、なるほど~という声と同時に戸惑いと混乱と…
今回のアクションカードでの避難所開設方法は、過去4回実施した市総合防災訓練のメイン校で
実施した避難所開設での経験をもとに作ったもので、
避難所運営マニュアルに沿った形のものです。
学校ごと(避難所運営委員会ごと)やり方が若干違うかもしれません。
あくまで、一例としてとらえていたらければ。
最後に、市職員の方から昨年の水害被害のあった
某市の避難所支援の報告がありました。支援に行った市職員は、
避難所で氷漬けの飲料を避難者に手渡すことに終始したそうです。
行政の方には災害後、罹災証明の発行や、ゴミ収集の再開、道路の整備など
大切な復興業務が待っています。避難所運営に人手をとられたら
復興業務が遅れていってしまいます。
ぜひ過去の教訓を生かして、わが街船橋の避難所について
考えるきっかけにしていただきたいと思います。
by oami
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