マンガやシチュエーションのあるイラストを描く時、キャラクター設計をするのですが、一枚の絵の出来具合ととキャラクター化への適不適はイコールと言うわけでもないので、なんとなく採用しなかったスケッチが残ることがあります。
今回はそういったラフスケッチから抜き出して、スケッチし直したもの。
マンガやシチュエーションのあるイラストを描く時、キャラクター設計をするのですが、一枚の絵の出来具合ととキャラクター化への適不適はイコールと言うわけでもないので、なんとなく採用しなかったスケッチが残ることがあります。
今回はそういったラフスケッチから抜き出して、スケッチし直したもの。
何となく顔を描いていたら、飛鳥・奈良時代くらいの装いが似合いそうな気がしたので、そのように描いてみました。
背子裙(からぎぬも)姿と言うそうです(図録の受け売り)。
何の歌を歌っているのでしょう。
自分の描いた人だけれど、その全てをこちらが知っている、と思わないようにしています。
その方が、内面のふくらみが出るように思うので。
だって絵というのは、全て計算で描くものではないでしょうから。
同じようなポーズの絵を描くことが時にあるけれど、
それも大切なことだと思っています。
描いている本人にすると、基本に返るという意味もあり、
実はそれぞれ微妙に違っているので飽きるということはありません。
どうしても好みの顔立ちというのはあるので、それを変えるのは結構難しいのです。
少し変えて、なおかつ好もしい顔立ちが描き分けられたらいいのですが。
自分としては少しトライしてみたのですが、どうかなあ。
人から見たら、同じに見えるかもしれませんね。
忙しくて絵を描く時間がないので、鉛筆スケッチ。
35年前に初めて中国旅行をした時に、桂林で地元の伝統劇・桂劇というのを見た。
題目は「西廂記」という昔の恋愛劇だった。もちろんセリフは分からないが、とても美しい舞台だったのを覚えている。
昔の中国の風俗にはちょっと惹かれる。時々描きたくなる。思い出しつつ1枚。