助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

日帰り奥多摩旅行  雪がふるふるのめこい湯の巻

2006年03月05日 | レオのここ行った
美味しいラーメンでお腹を満たした私たちが向かったのはのめこい湯。最初に行った小河内ダムの展望塔のなかでここの写真パネルが貼ってあって、なかなかよさそうだったので、行ってみる事にしたのです。クネクネとした山道を10分か20分くらい進み、到着。
広くてきれいなところで期待がふくらみます。入り口で助さんとわかれ、脱衣場でいそいそと服を脱いでいると、常連さんらしきひとが「あら、今日はすいてていいわねえ」と話しているのを小耳のはさみました。助さんが有休をとってくれたおかげで土日をさけて来られたことに改めて感謝。どこでもそうかもしれませんが、混んでいるか混んでいないかで、ずいぶん印象がちがうものです。
何事にものぼせやすいレオは、かけ湯をしたらすぐに露天風呂に向かいました。降る雪で頭を冷やしておけば、長くお湯につかっていられますから。お湯は41度。ちょうどよいかんじです。ふと男湯のあるほうに目をやると塀には「のぞきは犯罪です」という大きな看板。女の人も覗くのかな?とはじめ思いましたが、ここは和風風呂とローマ風風呂の2種類あって、日によって男女入れ替えているので、どちらにもこの看板は必要なのでしょう。
ある程度体が温まり、ふと助さんも露天風呂にいるかなと思い、ほかにひとがいないのをいいことに、行きの車のなかで歌った「my funny Valentine」を口笛で一生懸命吹いていたら、一気にのぼせてしまいました。しばし近くにあったベンチに座り、素っ裸で休憩。全身に細かな雪が降り、
これ まじ きもちい。
すっかりクセになり、お湯につかって体を温めたら雪を浴びるというのを繰り返していました。
”私たちは夏にだけ羽ばく妖精よ”と憂いているヌーディストビーチの常連さんたちに、ゼひこの楽しみをお伝えしたいと思います。
さて、すっかり茹であがってお肌もモチモチした私達は(この温泉の名前である「のめこい」とは「すべすべ、つるつる」といった意味なのです)、定番のコーヒー牛乳などを飲みながらしばらく休み、建物を出ました。
するとあたりはすっかり雪景色。

併設していたお土産屋を覗いてみると、信玄餅がおいてあります。私はよく知らなかったのですが、信玄餅は山梨のお菓子。そう、私達は知らないうちに山梨県にはいっていたのでした。
助六曰く、きなこをこぼさずに食べるのはもはや不可能という信玄餅にも心惹かれつつも、私はドレッシングにぴったりのぶどう酢(ワインビネガー)とぶどう油(グレープシードオイル)のセットとキュウリのお漬け物を、助さんはワインを買いました。

うちに着いた頃はすっかり真っ暗。
二人ともおなかがすいていたので、カレーとサラダをさくっと作って食べました。
サラダはお土産に買ったお酢とオイルを使い、塩と胡椒でシンプルに味付け。




盛りだくさんの今回の奥多摩旅行のおかげで、久しぶりに心も頭も体も休められて、新たなやる気が湧いてきました。
次回来る時は、またお互い頑張って一山越えた頃かな。
その時を楽しみにしてがんばろー!


日帰り奥多摩旅行  のんきやラーメンで満腹の巻

2006年03月05日 | レオのここ行った
さて、小河内ダムを後にして、次に助さんが連れていってくれたのはのんきや。以前そこで食べたラーメンが美味しかったとのこと。
席につくとさっそく、私はチャーシューめん、助さんは味噌のチャーシューめんを注文しました。
店があるのはまさに奥多摩湖の湖畔で、窓からはダムをふくめた湖の穏やかな風景がのぞめます。ちらちらと降り始めていた雪はだんだん吹雪きめいてきて、そんなようすをぼけっと眺めているとラーメン登場

麺は手打ち麺で、全体的には細めですが、太いのも混ざっていて、独特の食感。コシがあって、麺自体がなんだかとても美味しいのです。スープはダシ(豚骨)がしっかりしていて、しょっぱくなく優しい味わい。たっぷりのったチャーシューは柔らかくって口のなかでとろけます。
ひとが気に入っている場所や店に連れて行ってもらうのは、ふたりで一緒に新しいところに赴くのとはまたちがった喜びがあるものです。助さんが以前一人で来たときのようすを少し想像しながら、地に足がしっかりついた美味しくて、ほっとする一杯を堪能しました。

次はいよいよ温泉だ!


日帰り奥多摩旅行  ダムで水滴くんに出会うの巻

2006年03月05日 | レオのここ行った
忙しかった2月が終わり、やっと一息ついた頃、助さんが「温泉でもいこっか?」と言った。
聞けば、奥多摩のほうにいい日帰り湯があるそうな。
「奥多摩ならダムも見られるよ」
えっ!ダム?!
そうだ、以前にどこか行きたいとこある?って聞かれて、ダムって答えたら、なんとなく話がそらされたままだったんだ。
でも助さん、覚えてくれてたんだね。
というわけで、この週末助さんに運転してもらい、奥多摩に行って参りました。

10時過ぎにうちをでて、車を走らせると、みるみるうちに景色が変わっていきます。店一軒あたりの敷地面積がどんどん大きくなっていき、そのうち、冬らしい色合いの山々が視界にはいってきました。ふと下のほうを眺めれば多摩川が流れています。
そして12時過ぎには奥多摩湖に到着。そこにあるのは東京都民の大事な水源、小河内ダム(ダムマニアさんのページがリンクしてあります。ダムを上手に撮った写真がたくさんあって感心)。
ダムを見るとテンションのあがるダムっ娘レオは、車から降りると、ヒーヒー言いながらダムに駆け寄りました。でも、その日の貯水量はそれほど多くなく、放流もされていなかったので、パッと見たところそのダムにはドラマチックな要素はほとんどありません。とはいえ、雪がちらつく寒いなかいろいろと仕組みを眺め、ダムを背景に写真をいっぱい撮って心を満たし、さて行こうかという段になって、助さんが入り口でこんな立て看板を見つけました。

体が芯から冷えだしていた私は、正直車に早く帰りたかったのですが、
「水滴くんに誘われたらしょうがないよ」
というよくわからない助さんの言い分にうなずき、一度通った道を戻り440M先の展望塔に向かいました。

これが展望塔。
本当に眺めはすばらしいのか、ちょっと疑ってしまう外観…。


でも、行って良かった!ダムの律儀なつくりと自然の壮大さが織りなすなんとも興味深い眺めが見られました。
ちなみに左にあるのは東京電力の発電所。
また、展望塔内にはダムの歴史や仕組みを案内するパネルが展示してあります。

あっ水滴くん!!!
なんと浮き輪にのっています。そう、ダム営業部長である水滴くんは、他の水と馴染むわけにはいかないのです。他にもヘルメットをかぶる水滴くん、作業用のダウンベストを着こなす水滴くんもいて、助さんも嬉しそう。

ほかに奥多摩地方に生息する動物を地図で紹介したこんなパネルもありました。
なんか、子イノシシが母イノシシのおしりを嗅いでるみたいでかわいいですね。

こうして、十二分に楽しんだ私たちは、水滴くんに別れを告げ、ダムをあとにしたのでした。
次はお昼ご飯だ!