助ぶ六゛

楽しかったこと、おいしかったもの、忘れられないこと

無意識の海のタコス

2006年03月17日 | レオのおいしかった

今日の夕飯はタコスもどき。とうもろこし粉ではなく小麦粉で皮をつくり、具もキャベツと、挽肉と玉葱を甘辛く炒めたようなので、”もどきのなかのもどき”です。

こう見えてもどう見えても、私は巻いたり包んだりして食べるものが大好き。
タコスはもちろんのこと、春巻き、レタス巻き、手巻き寿司、餃子、小龍包、肉まん、ちまき、ちまきおこわ、クレープ、~のパイ包み…。
カプッと食べた時にあらわれる断面とか、外側の素材の脇役ならではの味わいとか、或は包みのヒモをほどいていく時の胸高鳴るかんじとか、もうググッときちゃうわけです。

ところで、今日の夕飯がタコスになったこととWBCでメキシコがアメリカに勝ったことはまるで関係ありません。
おそらく朝聴いたラジオのニュースがかかわっているのではないかと思います。
タコスがやたらと食べたいなと思ったのは夕方のこと。いくら好きといっても、さすがに一人暮らしでそんなに頻繁には巻いたり包んだりはしていません。なんで今日に限って食べたくなったんだろう?とフシギに思いました。
台所で小麦粉をこねてあれこれ考えていると、ひとつだけ思い当たるふしが。
それが、朝なんとなく聴いていたニュースでした。
そのニュースではJリーグの結果を伝えていました。そこでふと耳をとめたのは
大分トリジージャ
まるでサッカーに疎く、聴き馴れないその言葉に、私は
トルティーヤ
に似ているなと思いました。
(トルティーヤ=タコスの皮)
それだけ。

ところで、Jリーグに詳しいひとならばお気づきでしょう。
私はこの記事を書くにあたって調べて気づいたのですが、
大分に、”大分トリジージャ”なんてチームはない。
あるのは
大分トリニータ

もうなんかグダグダですが、
とにかくなんの因果か応報か、今夜はタコスを美味しくいただきました。

ちなみに小麦粉のタコスの皮は簡単に作れます。
小麦粉100グラムに塩を少し混ぜる。
       ↓
入れすぎないように少しずつ水を加えてこねる。
       ↓
耳たぶくらいのかたさにする。
(30分くらいねかすとなおよろし)
       ↓
丸く薄く伸ばして片面だけ焼く。
       ↓
    出来上がり