6月27日水曜日,天候は朝から雨模様ではあったが、生徒たちは被災地に元気
を届けるという心意気で前向きに出発しました。その気合いが天に届き、
昼過ぎには雨も小降りとなり、女川の復興商店街を散策することが出来ま
した。今年度から女川第一中学の元教員であった佐藤敏朗先生に案内して
もらい、復興著しい女川の街と中学生の発案で作り上げたいのちの碑を
皆で見学した。東北の被災地の中でいち早くかさ上げ工事に着手し防潮堤の
無い海の見える街作りに成功した女川の街を見ることで、他の街との比較や
復興の在り方を考える良い機会になったと思う。昨年も佐藤敏朗先生が案内
してくれた大川小学校の現状との対比も、未来の被災地の在り方を考える
大切な勉強になったのではないだろうか。初日の宿泊地がある南三陸町の
復興工事の早さに驚きながら、ホテル観洋に到着した。
海の幸がいっぱいの夕食をいただいて、本日の大川小学校での草むしり
ボランティアに続き、明日の防潮林植樹に向けて、ゆっくり身体を休めて
欲しいと思います。おやすみなさい。
【出発時のバス内の様子】
【女川町散策とまちなか情報館内での佐藤先生のお話の様子】
【いのちの碑見学の様子】
【ホテル観洋の夕食会場の様子】