部長室だより

部長室から日々の様子をお伝えいたします。

2年東北方面宿泊研修旅行一日目

2015-07-01 21:48:02 | 日記

7月1日水曜日、雨の天気で宮城県石巻市方面に出発しました。少し肌寒い気温の中、松島海岸の瑞巌寺見学になった。海風が雨を横なぐりにして、足元を濡らしながらの見学になった。五大堂前の写真撮影を中止して、昼食後石巻市の門脇中学校へ向かった。以前先輩方が作った花壇跡地を見学してから交流会場に向うはずであったが、かさ上げ工事が今年度になり急ピッチで進められている関係から、花壇跡地に車が入ることができなかった。残念ではあったが、門脇地区の見学を断念して、中学校体育館に向かった。体育館内では、門脇中学校2年生が拍手で出迎えてくれた。交流活動が始まり、開会挨拶後に作新中等部実行委員が中心となり、青いこいのぼり制作作業が始まった。両校生徒が次第に打ち解けて、順調にこいのぼりが作られていった。作業終了後、お互いの思い出づくりのため、ひよこジャンケン大会が盛況に行われた。中学生のパワーに圧倒されたひと時であった。

お互いに名残惜しかったが、閉会式の後また会いましょうを合言葉に手を振ってお別れした。門脇中学校を後にして、一路大川小学校跡地に向かった。献花と共に皆で制作した千羽鶴を奉納して、鎮魂の祈りを捧げた。この震災を決して忘れてはならないと再認識できた瞬間であった。宿泊地のホテル観洋に到着後、夕食時に河北新報の記者様から震災当時の写真を見せていただきながらの講演を聴いた。これからの復興事業の担い手が今の十代の若者であることを理解できた講演会であった。被災地を訪れなければわからない様々なことを実感できたのではないかと思う。明日も自分自身の目でしっかりと現実に進行している復興の様子を見てきてほしいと願っております。

【瑞巌寺境内の様子】

【昼食会場の風景】

【松島海岸にて】

【門脇中学校体育館の交流会の様子】

【道の駅で見た震災遺構】

【大川小学校での様子】

【ホテル観洋の夕食時風景】


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