1883年の本日2月16日、日本で初めて東京気象台にて天気図の作成が開始された。
平均時速40キロの天気移動をより速く気象資料を得るため、気象電報の特別扱いを
承認したという。
新聞に天気図が掲載されたのは、1924年8月21日の国民新聞が最初であった。
また、天気図作成の必要に迫られた出来事として有名なのが、1853年勃発のクリミア
戦争である。この戦争中に戦場が暴風雨に襲われ、英仏連合艦隊が遭難し、陸上軍も
寒波と飢えに苦しめられた。そこで、パリ天文台のルベリエが天気の予測調査が開始
されたのである。ヨーロッパ各地の観測所から気象資料を集め地図に記入し、時刻に
より嵐の位置が変わっていく天気図が作成できたのである。
【クリミア戦争の様子】
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【気象庁の上部にある東京気象台】
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【天気図】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/7d/a3ac937da660af4a7dc072fd59a7b468.jpg)