時々 
学力世界一国際競争力３位
皆さーん、おはようございまーす^^
多分、このblogがＵＰされる頃は午後だろうから『こんにちわ！』
になるでしょうか？^^ 今日も雨が降ったり止んだりのようです。
今日は早起きしたのですが、テレビを見ていてＵＰが遅れました。
何にそんな夢中になっていたのかと言うと『学力世界一』になっ
たフィンランドについて放送していたからです。
フィンランドの消費税は２２％、食品は１６％だそうです。政府
が聞いたら大喜びしそうですね^^ 年金暮らしの高齢者が出てい
ましたが、その年金にも２８％の所得税が取られると言います。
凄い税負担に見えますが、それだけの税負担を何故？国民はする
のでしょうか？？ それは医療費を筆頭に多くの社会福祉が無料
で受けられるからです。
子供たちは、どうか？ 子供の教育費は小学校から大学まで全て
無料で行けます。要するに学校は全て公立なのです。
その上、大学生には毎月７万円の生活費も支給されます。
人生の中で最もお金を必要とする教育と医療、そして老後の福祉
が全て無料で受けられるなら、これだけ高い税金でも払うことが
出来ますね。日本のように『自己責任』などと政府から言われ、
せっせと貯金をしなければならない社会と比べたら天国と地獄の
ような違いを、私は感じてしまいます。 そういう意味では日本
の消費税は高いですね。税金で受けられる住民サービスのレベル
が全く違うからです。
誰でも無料で受けられる教育の上に、フィンランドには学習塾が
ありません。学生は自分で勉強するだけです。それなのに学力は
世界一なのです。 何故なのだろうか？
誰でも無料で受けられる教育のお陰で、どんな貧しい人もどんな
地方にいる人でも(大学生には生活費７万円支給)好きなだけ勉強
が出来る。それで優秀な人間・やる気のある人間を発掘出来るの
ではないかと言っていました。
出産も当然無料です。子供が生まれると４万円分の赤ちゃん用品
が国から送られます。１９３８年からの制度と言いますが、少子
高齢化対策のためにも日本も見習いたい制度ですね。日本はその
前に出産のための産科医の確保でしょうか？＞＜
社会が教育と医療・福祉を支える。そのための高負担なのですね。
『社会に育てられた国民は社会のために働く』と言っていました。
う～ん、納得です。。
消費税を上げることばかりに汲々としている日本の政府を見てい
ると私は寂しくなります。日本社会は教育に、未来の日本を担う
国民を育てることにどれだけの努力と予算を割いているだろうか。
甚だ疑問だと私は思います。親の収入減や家庭環境の変化によっ
て多くの日本の子供たちが授業料を払えなくなり、学業を断念し
なければならない報道を聞きませんか？ 給食費を払えなくなり、
辛い思いをしている子供たちの話を聞きませんか？
皆さんは、フィンランドの教育をどう思うでしょうか？
日本では無理だと、諦めてしまいますか？ そうですよね、日本
から見たら夢のような話ですから。。 でもこの教育制度は税金
だけでなくフィンランドの企業も負担して運営されているのです。
企業も教育制度を維持するために協力しているです。 日本では
確かに考えられないですね＞＜
日本では小泉内閣で決めた『社会保障費の毎年２２００億円もの
削減』が２００９年度も続く予定です。。
フィンランドと日本の違いは何なのかと考えるとき、日本国民は
フィンランド国民ほど『政治』に興味を持たないと言うことだ！
いや、興味を持たないような環境作りをされてきた。昨日のblog
に書いたトヨタ自動車相談役の会話など、その代表かも知れない。
財界が政府(国民)より、偉くなってしまったのか？？？？？
。。。
