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農林中金の理事長4080万円

2008年11月06日 | 雲の日記
             時々         

農林中金の理事長4080万円

 皆さーん、おはようございまーす^^     

アメリカの大統領がオバマ氏に決まりました。ブッシュのアメリカに
希望が見えた瞬間だったと私は感じました。兎も角、おめでとうござ

います^^ 黒人と言うこともあり、私は白人史上主義者による暗殺が
一番心配だった。だから立候補を取り止めて欲しいと思っていました。

途中に暗殺計画などが明るみに出たが、何とか此処まで来た..
大統領に決まれば、今まで以上に警護は強化されるだろうが『暗殺』

の不安はずっと付きまとうことだろう.. 何とか無事であって欲しい。
世界中の多くの国がオバマ氏の当選を、希望の中で迎えたことだろう。

熾烈な大統領選だっただろうが、これからのアメリカの問題解決の方
が遥かに大変だろうと推察します.. 世界のリーダーとして頑張って

欲しいですね。そして日本政府も出来ることなら、今後の対米政策の
方向転換して欲しい.. 対等な同盟国としての立場を確保して外交に

当たって欲しい.. もうアメリカの(ブッシュの)ポチと言われない
ように.. アメリカ国民が誇りを取り戻したように、日本人も誇りを
取り戻したいですね。

さて、今日のblogのタイトル『農林中金の理事長4080万円』ですが、
これは農林中央金庫(農林中金)の理事長が貰う給与が年4080万円と

言うことです@@ 年収ですよ?? 退職金じゃない!!
何だか、力が抜けますよね。 幾らなんでも高過ぎませんか? 

農林中金の理事長は毎回10年の任期が続いています。理事長としては
長い任期だと思いませんか? その上、歴代の理事長は農林水産省の

事務次官がなっていると言う.. エリート官僚の天下り先??  
この農林水産省OBの農林中金・理事長の給与が年4080万円なのです。

この『農林中金』.. どういうところなのか、見てみましょう^^

(引用始まり)
『農林中央金庫(のうりんちゅうおうきんこ、略称「農林中金」)は、
1923年に設立された金融機関であり国内最大規模の機関投資家である。
特殊法人であったが、1986年に特別民間法人となり、農林中央金庫法
を根拠法とする純粋な民間金融機関となった。』

『1980年代後半のバブル景気時代に住宅金融専門会社(住専)に多額
の貸し込みを行い、リスクの大きい物件の不動産融資に傾注していた
住専は、1990年代に入ってバブル崩壊とその後の平成不況による地価
下落・住宅価格下落で破綻し、農林中央金庫と農業協同組合等の系列
金融機関(JAバンク系)も破綻は時間の問題となっていたが、1996年
の第 136回国会、通称住専国会における特定住宅金融専門会社の債権
債務の処理の促進等に関する特別措置法の制定で、国費により住専の
債権が買い取られたことで救済され破綻を免れた。』
(引用終り) (Wikipediaより)


この農林中金が今、議論になっている.. 勿論理事長の給与問題では
ない.. 天下り問題でもない.. それは、

今国会に提出された『追加経済対策』である『金融機能強化法改正案』
です。 この金融機能強化法案.. 銀行に資本注入して救済しようと

言う金融危機・経済対策なのです。それが今国会で議論されている..
健全経営が出来なくなった金融機関に国民の税金から援助(資本注入)

しようという訳だ.. この『金融機能強化法改正案』は改正案と言う
だけあって前にもあった。『金融機能の強化のための特別措置に関す

る法律』(2004年6月18日法律第128号)に基づいて2004年8月に成立、
2008年3月末までの時限立法でした。今年の3月までですね。それが

今回の金融危機で復活する訳です。ところが前回と内容が大きく違う
ところがある。その一つが『農林中金』の参加なのです。もう一つは

前にも書きましたが『経営責任を問わない』ことなのです。呆れます。
さて、この『農林中金』が理事長の毎回農水省OBであることや理事

の中にも農水省OBが沢山いることを問題にしている訳ではないです。
この『農林中金』は農林中央金庫というJAバンクの親玉なんですが、

全国の漁家・農家から集めた運用資金約60兆円のうち融資額は10
兆円程度に留まり、一方で約36兆円ものお金を投資ファンドとして

運用されていることです。上記のWikipediaによれば『国内最大規模
の機関投資家』であるという事です。@@ 

この民間銀行である農林中央金庫(農林中金)の役割は法律上『農林
水産業への資金の提供』であるのだが、これが機能しているとは私に

は思えない.. そして投資された約36兆円の中で運用失敗があった
としても、それを国民の税金で救済する『金融機能強化法改正案』の

対象金融機関に入れる必要があるのだろうか?? 今度の資金注入は
最終的な損害は国民の負担になるのです.. 2兆円の生活支援の代わ

りに払う対価としては、あまりに大きい額ではないでしょうか??
そしてこの『農林中央金庫(農林中金)』を資本注入対象金融機関に

する必要があるのでしょうか。それも多額の給与を貰っている理事長
や理事たちの“責任は一切問われない”でです。 幾らなんでも変で

しょう? ドサクサに紛れて前回には資本注入の対象にならなかった
『農林中央金庫(農林中金)』を対象にした。国民の皆さんも関心を

持って頂きたいです。今回は、最終的に回収できなかった注入資金は
国民が負担するのですよ。その上に経営責任も問われない..

何だか『もらい得』のような資本注入のように見えませんか?? 

中小企業や零細企業などに融資をしないで、そのお金を投資ファンド
として運用..金儲けをしていた金融機関?.. それが今回の世界同時

株安・金融危機で大きな損害を被った.. それを国民の税金で救わな
ければならない.. 一体幾らになるのだろうか.. そして国民が背負

う最終的な損害は?? 国民に知らせると言う使命がありながら、マ
スコミも丁寧な説明をしないです。分かりやすく、今回の『金融機能

強化法改正案』を解説、前回との相違点・問題点の抽出をして欲しい
のにマスコミの報道はあまりに少なく、分かりにくい.. 残念です!

衆議院は通過した。これから参議院です。 ネジレ国会と言われてい
ますが、さて、どうなることでしょうか?? 

農林中央金庫(農林中金)の理事長の給与が年4080万円.. そして
理事長の退職金はと言うと、分からないのです。推察するしかない..

前理事5名が退任した際の退職給与が総額4億7600万だったこと
が分かっています。また平成20年度では役員13人で4億3000

万円とだけ公開された(ただし農林中央金庫だけは基本的に役員報酬
を公開していない)。それでも経営の失敗を問われること無く、高い

給与を貰い、高額の退職金を貰って退職するまで安泰なのだ.. 
たった一度の生活支援金を充てにしなければならない国民の気持ちな

ど彼らには永久に分からないのだろうね、中川財務金融担当大臣様~。

今日も朝は寒かった.. 朝の空気を入れたくて窓を開けるからかな?
締め切るのも嫌だし、開け放つと寒し.. どうしよう??..><

今日も元気で ファイト!