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『伏魔殿?』音楽著作権の怪

2008年11月05日 | 雲の日記
             時々         

『伏魔殿?』音楽著作権の怪

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今朝も寒かったですねぇ>< まだ11月に入ったばかりだと言うのに..
夏には地球温暖化防止・CO2削減など問題意識が高くて我慢に我慢を

重ねていたのに、寒くなったら途端に省エネの意識が低くなって..反省
中です>< それでも風邪をひく訳にはいかないので、保温方法の工夫

をお願いします。二酸化炭素を出さない保温を検討中..電気は高いしね。
昨日大阪地検特捜部が音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者を逮捕した。

あれだけの大物音楽家が逮捕されたので、流石に驚きました。一時は彼
の曲ばかりがヒットチャートに登場するなど、一世を風靡した人である

ことは間違いがない.. その人、小室哲哉氏が詐欺罪で逮捕された。
音楽著作権の譲渡を持ちかけ、投資家から5億円をだまし取った詐欺の

疑いだと言う.. ヒットメーカーの彼なら沢山の音楽著作権を持ってい
る筈..それが何故、詐欺罪になるのか? それとも著作権はないのか?

事件そのものは、報道によると小室哲哉氏は自作の曲や歌詞など 806曲
の著作権を10億円で売却する取引を持ちかけ、前払いを受けた5億円を

だまし取った疑いがもたれていると言う。
ここで気になるのが作曲家である小室哲哉氏に何故、売却できる著作権

が無いのかと言うことだ! 唯の詐欺事件と考えれば、それで終りなの
だが何かひっかかる.. それは私が経験したことがあるからです。 

私がblogを始めた頃(その頃は今より楽しい話題が多かったのですが^^)、
その日の私の気持ちを表している歌詞をblogに書いた..♪♪♪の気持ち

ところが親切な訪問者が教えてくれたのです。歌詞でも書けば、著作権
に抵触すると.. もうビックリ.. 自分で確かめ間違いないことを確認

して削除したことを記憶しています。その時音楽の著作権と言うものは
一般人の感覚に馴染まないなぁと感じたのです。 

そんな思いがある中で今回の事件が起きたので、音楽著作権ってどうい
うものなのか、少し調べて見ようかと.. こういう利権構造?って触れ

ると火傷(すぐに反撃される)をすることが多いので怖いのですが、それ
でも気になるので.. 音楽著作権はどうも複雑なようだ.. 

音楽著作権は「著作者人格権」「著作財産権」に分かれているが、今回
問題になったのは著作財産権と言われる方だそうです。

著作財産権は、著作物を排他的に利用できる財産的権利。複製権、演奏
権、公衆送信権などを含み、CD販売や音楽配信、カラオケ配信を行うの

にこの権利が必要だと言う。それでは作詞・作曲者はどのように著作権
料を受け取るのだろうか? 先程、テレビでやっていたので書き出すと。

作詞・作曲者

↓著作権の譲渡     ↑手数料を除いた利用料の支払い

音楽出版社

↓著作権の委託?    ↑手数料を除いた利用料を支払い

日本音楽著作権協会(JASRAC)

↓利用の許諾・監視   ↑利用料を払う

音楽の利用者(CD、カラオケ、ネット配信、放送など)


まとめて見るとこんな感じになるらしい.. 何か日本の食品流通と同じ
ような印象を受けませんか? 生産者から消費者に行く間に仲買や問屋

が介在して商品の価格が上がっていく様子が..  
まあ、始めには『野放し』に近かった一般の利用者に対する音楽の著作

権料が制度の出来ることによって利用料がキッチリと徴収出来るメリッ
トがあると思えただろう.. ところが作詞・作曲もしない人たちの中間

業者が入ることで末端の利用料は上がり、作詞・作曲した人たちに入る
利用料も減ると言うことになりはしないだろうか?? 

あれほどのヒットメーカーの小室哲哉氏がお金に困ると言うこと事態..
私には考えられないので疑問に思ったのです。小室哲哉氏の浪費だけ?

報道によると、小室哲哉氏の楽曲には年間3億円の著作権使用料収入が
あったと言い、小室哲哉氏はそのうち1億円をJASRACから、もう1億円

を出版社から受け取り、出版社は1億円(?)を受け取っていたという。
誤解をして欲しくないのは、5億円もの詐欺事件を起こした小室哲哉氏

を庇っているのではないです。裁判で事件の真相は明らかになるでしょ
うが、本人は大筋で事件を認めていると言います。厳しく罰せられるで

しょう.. しかし、この機会に著作権を巡る複雑な利権関係を検証する
ことも良いのではないでしょうか?? 

私が以前に日本音楽著作権協会(JASRAC)を訪問した時の衝撃は今でも
鮮明に覚えています。 あれもダメ!これもダメ!と書かれた著作権を

皆さんもご覧になって下さい。 甘いのは覚悟の上で言わせて貰えば、
ひっそりと楽しむ少人数の音楽の利用も(金儲けではない)、立派に金

儲けの手段として取立ての対象になっているように見えた.. 
複雑に利権が絡み合った音楽著作権は、歌の持つ爽やかなイメージから

遠く離れてドロドロとした金儲けの手段としての様相を呈しているよう
に私には見える..

作詞・作曲家の人たちは、こんな使われ方を良しとしたのでしょうか?


日中は暖かくなると言いますね^^ 身体を冷やさないように御注意を!
今日も元気で ファイト!