『荒らし』に遭ったblogです^^

『荒らし』はネット上で利害に反する書き込みをした人を攻撃する行為です。ネット監視会社、支持団体・自営等々があります。

ネット監視が厳しい医療問題

2008年11月19日 | 雲の日記
              強風         

ネット監視が厳しい医療問題

 皆さーん、おはようございまーす^^     

今日はバッチリ青空です.. 気持ちのいい日になりました。寒いけど><;
先日知り合いのお茶会に呼ばれて、久し振りにワイワイガヤガヤ..

そこで一人の女性が話した内容に驚きが.. その人の家族が盲腸になった。
高校生の男子.. 救急車を呼んだが受け入れ先が無い.. 仕方なく知り合

いの病院に行き、そこで手配してもらい県外の病院に入院。手術したとの
ことでした。私は一昨年に知り合いの女性が倒れ救急車に同乗した経験か

ら『病院の受け入れ拒否』は経験していた。その時の印象から『高齢者』
が嫌がられるのかな(引き取りや入院費の問題などのリスク)と思ってい

たが、どうも高校生でも断られることが分かった。妊婦が断られ亡くなっ
たニュースは最近でしたよね。病院が救急搬送を断るケースは減っていな

いようだ。一時はマスコミも騒いだが、余りに頻繁にあるからか?慣れて
しまったのか?最近は死亡事故にでもならなければ、報道しなくなったよ

うだ..>< そして病院側の言い分は、『忙しい!』『医師がいない!』
『ベットが空いていない!』と言うことらしい.. 何軒の病院に問い合わ

せても同じ理由で断られるのが私には驚きだ!! 
医師がいない.. よく医師不足が叫ばれているが統計を見れば医師の数は

確実に右肩上がりで増えてきている。そして昔は今のような救急車のたら
い回しはあまり問題にはならなかった.. それは、どうしてだろうか?

勿論、欧米先進国に比べて医師の数が少ないのは聞いた事がある.. でも、
そこから起こる問題はそれ程聞こえて来なかったよう気が私はする。

ましてや少子高齢化だ!! 産科医不足は意外な気がした.. ベット数も
足りないと言う.. どうした事だろうか?? 

2006年度、医師の技術料である診療報酬がマイナス改定でそれまでの伸び
幅は縮小した.. 右肩上がりの診療報酬が下がった(構造改革だ!)。

それと前後して様々な問題が噴出してきたような気が私はする..   
2004年に始まった新しい研修医制度により、研修先を自由に選べるように

なった結果、研修医は都市部へ集中し地方の医師数は(病院数および患者
数に対して)決定的に不足していると言う意見もある.. ところが大都市

でも医師不足により『救急車の受け入れ拒否』は多数起きているので..? 

(引用始まり)
『二〇〇七年に救急隊が急患を救急搬送しようとして、医療機関か
ら三回以上受け入れ拒否された事例は、全国で計二万四千八十九件に上るこ
とが十一日、総務省消防庁の調査で分かった。

 このうち、十五歳未満の子どもは八千六百十八件、36%を占め、妊婦の
拒否件数の八倍に達した。妊婦も年々拒否件数が増加傾向にあり、医療機関
が急患の受け入れを拒否している深刻な実態が浮き彫りになった。...

重症患者の十回以上の拒否は千七十四件で、東京の四十九回が最多。』
(引用終り) (3月11日 東京新聞)

これらの問題が表面化し、マスコミも騒ぎ出した.. そのお陰で2008年4月
からの医師の『医療報酬』はちょっぴり上がった^^ 頑張った甲斐があった

ということだろうか? 2年後は?その次は? そして医療報酬を元の水準
に戻して、薬価も元に.. そして更なる報酬UPとなるのだろうか??

医療問題を医師側の『理由』に沿わない方向で『書き込み・発言』をしよう
ものなら、凄い勢いで『荒らし的書き込み』『お願い的書き込み』『説得調

書き込み』『脅しの書き込み』が氾濫する。彼らの多くは自称『医療関係者』
だと言う.. 忙しくて過労死寸前だと言いながら、せっせとネット検索して

いるのが可笑しい!! (それともネット検索会社の裏作業か?)
利用者(患者)の側にも問題があるようだ.. 我が儘で猛々しくて裁判だと

脅すような態度の利用者もいるのだろう.. だが同時にその姿は『医師』の
姿でもあるように私は思う.. 同じような人間が多くなったということか?

その中で真面目に頑張っている『医師』が気の毒だ! そして『たらい回し』
にあって亡くなった人たちが、本当に気の毒だ! 

『医師が不足だ!』と言うなら、優秀な医師を私達で作りませんか??

私達利用者(患者)は、最新の医療に通じていて、患者を救おうとする使命に
燃えている医師を求めている。 勿論、医療もサービス業だと思って患者に

あたってくれる医師ならベストだ!! こう言えば、今の医師達がこぞって
反論してくるだろう..^^ 怒る筈だ!^^

だから、国民で医師を作りませんか?? 10年もかからずに多くの問題が
解決すると私は思います。 国立大学の医学部の定員を増やしましょうよ..

そして新しく国立大学の医学部も作りましょうよ..^^
優秀な(精神面も技術面も)医師を育てて全国の国立病院に配置しましょう。

いつまでも医師会に『お願い』するのではなくて、自分達で改革すれば確実
に事態は改善されると思いませんか?? その為に使う税金なら、誰も文句

は無いだろうと思うのですが.. 今なら“ごね得”では無いのかと私は不安
になってしまいます。 医師に望むものは、技術の高さと患者へのサービス

精神だと思いませんか?? 
こんな事を考えたのは、下記の記事が気になったことも原因の一つです><;

(引用始まり)
『衆院の解散・総選挙に向けて「医師会票」をめぐる自民、民主両党の攻防
が激化している。日本医師会(日医)の政治団体「日本医師連盟」は既に、
与党候補者の推薦を機関決定。ところが小泉内閣以来の医療制度改革に反発
し、反旗を翻す若手医師や地方団体が現れた。郵政票と同様、小泉改革で
影響力をそぎ落とされたもう1つの巨大集票マシンの漂流が浮き彫りになり
つつある。』
(引用終り) (10月26日 河北新報社)

『医師一人に100票!』と言われた時代ではないにしろ、日本医師会の会員
16万5000人の票の力は大きいだろうと私も思う..

医療の問題は、一筋縄ではいかないですね。それでも諦めずに頑張ろう!!

今日も元気で ファイト!